DOM Create XML Ref
DOM Create XML Ref ( root {; nameSpace} {; nameSpaceName ; nameSpaceValue} {; nameSpaceName2 ; nameSpaceValue2 ; ... ; nameSpaceNameN ; nameSpaceValueN} ) : Text
| 引数 | 型 | 説明 | |
|---|---|---|---|
| root | Text | → | ルート要素名 | 
| nameSpace | Text | → | 名前空間の値 | 
| nameSpaceName | Text | → | 名前空間名 | 
| nameSpaceValue | Text | → | 名前空間値 | 
| 戻り値 | Text | ← | ルートXML要素参照 | 
説明
DOM Create XML Ref コマンドは空のXMLツリーをメモリに作成し、その参照を返します。引数にはXMLツリーのルート要素名を渡します。
オプションのnameSpace 引数にはツリーの名前空間値の定義を渡します (例えば“http://www.4d.com”)。
root引数に名前空間名とコロン、そしてルート要素名を結合した文字列を渡せることができます (例えば“MyNameSpace:MyRoot”)。この場合、名前空間を指定するnameSpace引数は必須となります。
Note: 名前空間は文字列で、XML変数名がユニークであることを保証するために使用されます。一般的に、http://www.mysite.com/myurlのようなURLが使用されます。URLが有効である必要はありませんが、ユニークでなければなりません。
nameSpaceName/nameSpaceValue のペアを使用して、生成されたXMLツリーの中で1つ以上の追加の名前空間を定義できます。
重要: XMLツリーへの作業が終了したら、メモリを解放するために、DOM CLOSE XML コマンドを呼び出してください。
例題 1
ひとつのXMLツリーを作成します:
 var vElemRef : Text
 vElemRef:=DOM Create XML Ref("MyRoot")
このコードは以下の結果を生成します:
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="no" ?> 
<MyRoot/>
例題 2
1つの名前空間をもつXMLツリーを作成します:
 var vElemRef : Text
 $Root:="MyNameSpace:MyRoot"
 $Namespace:="http://www.4D.com/tech/namespace"
 vElemRef:=DOM Create XML Ref($Root;$Namespace)
このコードは以下の結果を生成します:
<MyNameSpace:MyRoot xmlns:MyNameSpace="http://www.4D.com/tech/namespace"/>
例題 3
複数の名前空間を持つXMLツリーを作成します:
 var vElemRef : Text
 var $aNSName1;$aNSName2;$aNSValue1;$aNSValue2 : Text
 $Root:="MyNameSpace:MyRoot"
 $Namespace:="http://www.4D.com/tech/namespace"
 $aNSName1:="NSName1"
 $aNSName2:="NSName2"
 $aNSValue1:="http://www.4D.com/Prod/namespace"
 $aNSValue2:="http://www.4D.com/Mkt/namespace"
 vElemRef:=DOM Create XML Ref($Root;$Namespace;$aNSName1;$aNSValue1;$aNSName2;$aNSValue2)
このコードは以下の結果を生成します:
<MyNameSpace:MyRoot xmlns:MyNameSpace="http://www.4D.com/tech/nameSpace"
NSName1="http://www.4D.com/Prod/namespace"
NSName2="http://www.4D.com/Mkt/namespace"/>
システム変数およびセット
コマンドが正しく実行されるとシステム変数OKに1が設定され、そうでなければ0が設定されてエラーが生成されます。
参照
DOM CLOSE XML
DOM SET XML DECLARATION
プロパティ
| コマンド番号 | 861 | 
| スレッドセーフである | ✓ | 
| システム変数を更新する | OK、error |