クラス API の概要
この章では、ビルトインの 4D クラス API および関連するコンストラクターコマンドを説明します。 4Dクラス関数およびプロパティは、クラスインスタンス オブジェクトによって提供されます。
関数は、インスタンスに対し、() 演算子を使って呼び出します。 例:
collection.sort()
。プロパティにアクセスする場合は、カッコを使いません。例:
file.creationTime
。 また、[] シンタックスも使用可能です。例:file["creationTime"]
。
表記規則
関数シンタックスでは、次の表記が使われています:
- 中カッコ
{ }
は、任意のパラメーターを示します。 たとえば、.delete( { option : Integer } )
という表記の場合、関数を呼び出す際に option パラメーターを省略することができます。 { ; ...param }
という表記は、パラメーターの数に制限がないことを示します。 たとえば、.concat( value : any { ;...valueN } ) : Collection
という表記の場合、データ型および数に制限なく関数に引数を渡すことができます。any
キーワードは、属性として保存可能な範囲 (数値、テキスト、ブール、日付、時間、オブジェクト、コレクション) でデータ型に制限のないパラメーターを示すのに使用されます。
その他のリソース
4Dランゲージの基本やコンセプトについての説明は 4Dランゲージコンセプト の章を参照ください。
4D の "クラシック" ランゲージについての詳細は、doc.4d.com の 4Dランゲージリファレンス を参照ください。