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バージョン: v20 R4 BETA

HTTPサーバーページ

HTTPサーバー ページには、4D Server の Webサーバーや SOAPサーバーに関する情報が集められています。 Webサーバーは、HTMLページやピクチャーなどの Webコンテンツの公開を可能にします。 SOAPサーバーは Webサービスの公開を管理します。 これら 2つのサーバーは、4D Server の内部的な HTTPサーバーに依存しています。

ページの上部には、4D Server の HTTPサーバーの現在の状況が表示されます。

  • 状況: 開始または停止
  • 開始時刻: HTTPサーバーの起動日と時刻。
  • 動作時間: HTTPサーバーが最後に開始されてからの経過時間。
  • 総HTTPヒット数: HTTPサーバーが開始されてから、サーバーが受信したローレベルの HTTPヒット数。

HTTPサーバー開始/停止

このボタンは切り替え表示され、4D Server HTTPサーバーをコントロールするために使用します。

  • HTTPサーバーの状態が "開始" の場合、ボタンのタイトルは HTTPサーバー停止 になります。 このボタンをクリックすると、4D Server HTTPサーバーは即座に停止し、Webサーバー、RESTサーバー、および SOAPサーバーはリクエストを受け付けなくなります。
  • HTTPサーバーの状態が "停止" の場合、ボタンのタイトルは HTTPサーバー開始 になります。 このボタンをクリックすると、4D Server HTTPサーバーは即座に開始し、Web、REST、および SOAPリクエストを受け付けます。

HTTPサーバーを開始するには適切なライセンスが必要です。

ストラクチャー設定で設定してアプリケーション起動と同時に、またはプログラムを使用して必要な時に、HTTPサーバーを自動で開始することができます。

Web情報

このエリアには、4D Server の Webサーバーに関する情報が表示されます。

  • Web リクエスト: 受け入れ、または拒否。 この情報は Webサーバーが有効かどうかを示します。 Webサーバーは直接 HTTPサーバーにリンクしているため、HTTPサーバーが開始されていれば Webリクエストは受信され、停止されていれば拒否されます。
  • 最大接続数: 許可される Web接続の最大数。 この値は、サーバーマシンにインストールされているライセンスによります。

SOAP情報

このエリアには、4D Server の SOAPサーバーに関する情報が表示され、コントロールボタンも一つ含まれます。

  • SOAP リクエスト: 受け入れ、または拒否。 この情報は SOAPサーバーが有効かどうかを示します。 SOAPリクエストを受け入れるためには、HTTPサーバーが開始され、かつ SOAPサーバーが明示的にリクエストを受け入れなければなりません (ボタンの説明参照)。
  • 最大接続数: 許可される SOAP接続の最大数。 この値は、サーバーマシンにインストールされているライセンスによります。
  • SOAPリクエストを受け入れる/受け入れない ボタン: このボタンは切り替え表示され、4D Server SOAPサーバーのコントロールに使用します。 このボタンをクリックすると、ストラクチャー設定の "Webサービス" ページの Webサービスリクエストを許可する オプションが変更されます。 また、SOAP REJECT NEW REQUESTS コマンドを使って新規の SOAPリクエストを拒否することもできますが、このコマンドは Webサービスリクエストを許可する オプションの値を変更しません。

HTTPサーバー停止中に SOAPリクエスト受け入れる ボタンをクリックすると、4D は自動で HTTPサーバーを開始します。

HTTPサーバー設定

このエリアには、HTTPサーバーの設定パラメーターや動作に関する情報が表示されます。

  • 開始時に自動起動: ストラクチャー設定で設定されたパラメーター。
  • HTTP サーバープロセス (使用/総計): サーバー上で作成されたHTTPプロセス数 (現在のプロセス数 / 作成されたプロセスの総数)。
  • キャッシュメモリ: HTTPサーバーキャッシュメモリのサイズ ( キャッシュが実際に使用しているサイズ / ストラクチャー設定で理論的にキャッシュに割り当てられた最大サイズ)。 キャッシュクリア ボタンをクリックすると、現在のキャッシュを空にすることができます。
  • 待受IPHTTPポート (デフォルトは 80)、HTTP接続用の TSL有効 (4D と SQL接続は別設定)、および HTTPSポート: これらは、ストラクチャー設定またはプログラミングにより設定された、HTTPサーバーの現在の 設定パラメーター を表示します。
  • ログファイル情報: 名称、フォーマット、および HTTPサーバーの次回の自動ログバックアップの日付 (logweb.txt ファイル)。