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バージョン: 20 R6

Javascript による高度なプログラミング

4D View Pro エリアは、埋め込みWebレンダリングエンジン を使用する Webエリアフォームオブジェクト です。 つまり、他のWebエリアと同様に、WA Evaluate Javascript 4Dコマンドを呼び出すことで、Javascript のコードを実行させることができます。

4D View Proは SpreadJS スプレッドシートソリューション に基づいて動作するため、4D View Pro エリア内で SpreadJS の Javascriptメソッドを呼び出すことも可能です。

例題: リボンを非表示にする

4D View Pro は Webエリアであるため、Webページ要素を選択し、Javascript を使ってその動作を変更することができます。 以下の例では、spreadJS の リボン を非表示にしています:

// ボタンのオブジェクトメソッド

var $js; $answer : Text

$js:="document.getElementsByClassName('ribbon')[0].setAttribute('style','display: none');"

$js+="window.dispatchEvent(new Event('resize'));"

$answer:=WA Evaluate JavaScript(*; "ViewProArea"; $js)

SpreadJS の Javascriptメソッドの呼び出し

Javascript メソッドの SpreadJSライブラリを利用し、これらを直接呼び出してスプレッドシートを制御することができます。

4D は、4D View Pro エリア内のスプレッドシート (ワークブックとも呼ばれます) を指すビルトインの Utils.spread 式を提供しており、これを使うことでより簡単に SpreadJS の Workbookメソッド を呼び出すことができます。

例題

次のコードは、スプレッドシートでの最後のアクションを元に戻します:

WA Evaluate JavaScript(*; "ViewProArea"; "Utils.spread.undoManager().undo()")

4D View Pro Tips のリポジトリ

4D-View-Pro-Tips は GitHub のリポジトリで、フローティングピクチャーの管理、列や行のソート、カスタムカルチャの作成など、便利な機能を満載したプロジェクトが含まれています。 このリポジトリを自由にクローンして、プロジェクトで実験してください。