メインコンテンツまでスキップ
バージョン: 20 R6 BETA

VP ADD RANGE NAME

VP ADD RANGE NAME ( rangeObj : Object ; name : Text { ; options : Object } )

引数タイプ説明
rangeObjObject->レンジオブジェクト
nameText->フォーミュラの名称
optionsObject->命名フォーミュラのオプション

説明

VP ADD RANGE NAME コマンドは、 開いているドキュメント内に命名レンジを作成、または編集します。

このコマンドで作成された命名レンジはドキュメントとともに保存されます。

名前をつけたいレンジを rangeObj に、新しいレンジの名前は name に渡します。 同じスコープ内で名前が既に使用されている場合、新しい命名フォーミュラは既存のものを上書きします。 ただし異なるスコープであれば同じ名前を使用することが可能です (以下参照)。

options 引数には、命名レンジの追加プロパティを格納したオブジェクト型を渡すことができます。 以下のプロパティがサポートされています:

プロパティタイプ説明
scopeNumberレンジのスコープ。 シートのインデックス (0起点) を渡すか、あるいは以下の定数を使用することができます:
  • vk current sheet
  • vk workbook
  • スコープは、レンジ名が特定のワークシートに限定されたローカル (scope = シートのインデックス または vk current sheet) なものか、あるいはワークブック全体で使用できるグローバル (scope = vk workbook) なものかを決定します。
    commentText命名レンジに割り当てられたコメント
    • 命名レンジの実態は、座標を格納した命名フォーミュラです。 VP ADD RANGE NAME を使うと簡単に命名レンジの作成ができますが、VP ADD FORMULA NAME コマンドで命名レンジを作成することもできます。
    • 命名レンジを定義するフォーミュラは、VP Get formula by name コマンドで取得することができます。

    例題

    あるセルレンジに対して命名レンジを作成します:

    $range:=VP Cell("ViewProArea";2;10)
    VP ADD RANGE NAME($range;"Total1")

    参照

    VP Get names
    VP Name