VP SET FROZEN PANES
VP SET FROZEN PANES ( vpAreaName : Text ; paneObj : Object { ; sheet : Integer } )
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
vpAreaName | Text | -> | 4D View Pro フォームオブジェクト名 |
paneObj | Object | -> | 固定化されたカラムと行についての情報を格納したオブジェクト |
sheet | Integer | -> | シートのインデックス (省略した場合はカレントシート) |
説明
VP SET FROZEN PANES
コマンドは、vpAreaName 引数で指定した View Pro エリア内の、paneObj 引数のカラムと行の固定化ステータスを設定します。 固定化されたカラムと行は固定され た位置に表示され続け、ドキュメントの他の部分がスクロールされても移動しません。 そのカラムと行が固定化されていることを示すために、太い実線が表示されます。 実線の位置は、固定化されたカラムまたは行がシートのどこにあるかによって変わります:
- 左または右にあるカラム: シートの左側にあるカラムについては、実線は最後に固定化されたカラム (最も右のカラム) の右側に表示されます。 シートの右側に表示されているカラムについては、実線は最初に固定化されたカラム (最も左のカラム) の左側に表示されます。
- 上または下にある行: シートの上部にある行については、実線は最後に固定化された行 (最も下の行) の下側に表示されます。 シートの下部に表示されている行については、実線は最初に固定化された行 (最も上の行) の上側に表示されます。
vpAreaName には、4D View Pro エリアの名前を渡します。 存在しない名前を渡した場合、エラーが返されます。
paneObj には、固定化するカラムと行を定義するオブジェクトを渡します。 以下のカラムまたは行のプロパティの値にゼロを設定すると、そのプロパティをリセット (固定解除) します。 プロパティが 0以下の値に設定された場合、コマンドは何もしません。 以下のものを渡すことができます:
プロパティ | 型 | 説明 |
---|---|---|
columnCount | Integer | シートの左側にある固定化されたカラム |
trailingColumnCount | Integer | シートの右側にある固定化されたカラム |
rowCount | Integer | シートの上側にある固定化された行 |
trailingRowCount | Integer | シートの下側にある固定化された行 |
任意の sheet 引数として、シートのインデックス (0 起点) を渡すことで、定義されるレンジが属するスプレッドシートを指定することができます。 省略された場合はデフォルトでカレントスプレッドシートが使用されます。 以下の定数を使用することでカレントのスプレッドシートを明示的に選択することができます:
vk current sheet
例題
左側の最初の 3つのカラム、右側にある 2つのカラム、そして最初の行を固定化します:
C_OBJECT($panes)
$panes:=New object
$panes.columnCount:=3
$panes.trailingColumnCount:=2
$panes.rowCount:=1
VP SET FROZEN PANES("ViewProArea";$panes)