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バージョン: 20 R6 BETA

VP SET FROZEN PANES

VP SET FROZEN PANES ( vpAreaName : Text ; paneObj : Object { ; sheet : Integer } )

引数説明
vpAreaNameText->4D View Pro フォームオブジェクト名
paneObjObject->固定化されたカラムと行についての情報を格納したオブジェクト
sheetInteger->シートのインデックス (省略した場合はカレントシート)

説明

VP SET FROZEN PANES コマンドは、vpAreaName 引数で指定した View Pro エリア内の、paneObj 引数のカラムと行の固定化ステータスを設定します。 固定化されたカラムと行は固定された位置に表示され続け、ドキュメントの他の部分がスクロールされても移動しません。 そのカラムと行が固定化されていることを示すために、太い実線が表示されます。 実線の位置は、固定化されたカラムまたは行がシートのどこにあるかによって変わります:

  • 左または右にあるカラム: シートの左側にあるカラムについては、実線は最後に固定化されたカラム (最も右のカラム) の右側に表示されます。 シートの右側に表示されているカラムについては、実線は最初に固定化されたカラム (最も左のカラム) の左側に表示されます。
  • 上または下にある行: シートの上部にある行については、実線は最後に固定化された行 (最も下の行) の下側に表示されます。 シートの下部に表示されている行については、実線は最初に固定化された行 (最も上の行) の上側に表示されます。

vpAreaName には、4D View Pro エリアの名前を渡します。 存在しない名前を渡した場合、エラーが返されます。

paneObj には、固定化するカラムと行を定義するオブジェクトを渡します。 以下のカラムまたは行のプロパティの値にゼロを設定すると、そのプロパティをリセット (固定解除) します。 プロパティが 0以下の値に設定された場合、コマンドは何もしません。 以下のものを渡すことができます:

プロパティ説明
columnCountIntegerシートの左側にある固定化されたカラム
trailingColumnCountIntegerシートの右側にある固定化されたカラム
rowCountIntegerシートの上側にある固定化された行
trailingRowCountIntegerシートの下側にある固定化された行

任意の sheet 引数として、シートのインデックス (0 起点) を渡すことで、定義されるレンジが属するスプレッドシートを指定することができます。 省略された場合はデフォルトでカレントスプレッドシートが使用されます。 以下の定数を使用することでカレントのスプレッドシートを明示的に選択することができます:

  • vk current sheet

例題

左側の最初の 3つのカラム、右側にある 2つのカラム、そして最初の行を固定化します:

C_OBJECT($panes)

$panes:=New object
$panes.columnCount:=3
$panes.trailingColumnCount:=2
$panes.rowCount:=1

VP SET FROZEN PANES("ViewProArea";$panes)

参照

VP Get frozen panes