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バージョン: 20 R6 BETA

VP SET WORKBOOK OPTIONS

VP SET WORKBOOK OPTIONS ( vpAreaName : Text ; optionObj : Object)

引数説明
vpAreaNameText->4D View Pro フォームオブジェクト名
optionObjObject->設定するワークブックオプションを格納したオブジェクト

説明

VP SET WORKBOOK OPTIONS コマンドは、vpAreaName 引数で指定した View Pro エリアのワークブックオプションを設定します。

vpAreaName には、4D View Pro エリアの名前を渡します。

optionObjには、vpAreaName のエリアに対して適用するワークブックオプションを渡します。

optionObj 引数が空の場合、このコマンドは何もしません。

変更されたワークブックオプションはドキュメントとともに保存されます。

次の表は、利用可能なワークブックオプションの一覧です:

プロパティ説明
allowUserDragMergebooleanドラッグ&マージオプションを許可します (複数セルを選択し、選択をドラッグしてセルを結合します)
allowAutoCreateHyperlinkbooleanスプレッドシート内でハイパーリンクの自動作成を有効にします。
allowContextMenubooleanビルトインのコンテキストメニューの使用を許可します。
allowCopyPasteExcelStylebooleanスプレッドシートのスタイルを Excel にコピー&ペーストすることを許可します (逆も可)。
allowDynamicArraybooleanワークシート内で動的配列を有効にします。
allowExtendPasteRangeboolean貼り付けデータが貼り付け先の範囲に収まりきらない場合に、貼り付け先の範囲を拡張します。
allowSheetReorderbooleanシートの順序変更を許可します。
allowUndoboolean編集を元に戻す操作を許可します。
allowUserDeselectboolean選択範囲から特定のセルを除外することを許可します。
allowUserDragDropbooleanレンジデータのドラッグ&ドロップを許可します。
allowUserDragFillbooleanドラッグ&フィルを許可します。
allowUserEditFormulabooleanセルへのフォーミュラの入力を許可します。
allowUserResizebooleanカラムと行のリサイズを許可します。
allowUserZoombooleanズームを許可します (Ctrl + マウスホイール)。
autoFitTypenumberセル内やヘッダー内に収まるよう、内容をフォーマットします。 使用可能な値:
定数説明
vk auto fit type cell 0 内容をセル内に収めます。
vk auto fit type cell with header 1 内容をセル内・ヘッダー内に収めます。
backColorstringエリアの背景色を表すカラー文字列 (例: "red"、"#FFFF00"、"rgb(255,0,0)"、"Accent 5")。 backgroundImage を設定している場合、背景色は非表示になります。
backgroundImagestring / picture / fileエリアの背景画像。
backgroundImageLayoutnumber背景画像のレイアウト。 使用可能な値:
定数説明
vk image layout center 1 エリアの中央に表示。
vk image layout none 3 エリアの左上に元のサイズで表示。
vk image layout stretch 0 エリアを埋めるように拡大表示。
vk image layout zoom 2 アスペクト比を維持して表示。
calcOnDemandboolean要求されたときのみフォーミュラを計算します。
columnResizeModenumberカラムのリサイズモード。 使用可能な値:
定数説明
vk resize mode normal 0 通常のリサイズモード (残りのカラムに影響します)
vk resize mode split 1 split モード (残りのカラムに影響しません)
copyPasteHeaderOptionsnumberデータのコピー/ペースト時に含めるヘッダーについて指定します。 使用可能な値:
定数説明
vk copy paste header options all headers3 データのコピー時: 選択ヘッダーを含めます。データのペースト時: 選択ヘッダーを上書きします。
vk copy paste header options column headers 2 データのコピー時: 選択されたカラムヘッダーを含めます。データのペースト時: 選択されたカラムヘッダーを上書きします。
vk copy paste header options no headers0 データのコピー時: ヘッダーを含めません。データのペースト時: ヘッダーを上書きしません。
vk copy paste header options row headers1 データのコピー時: 選択された行ヘッダーを含めます。データのペースト時: 選択された行ヘッダーを上書きします。
customListcollectionドラッグ&フィルをカスタマイズするためのリストです。フィルの際には、このリストに合致する値が入力されます。 各コレクション要素は、文字列のコレクションです。 SpreadJS のドキュメント 参照。
cutCopyIndicatorBorderColorstringユーザーが選択をカットまたはコピーしたときの領域の境界色。
cutCopyIndicatorVisiblebooleanコピーまたはカットされた際の領域を表示します。
defaultDragFillTypenumberデフォルトのドラッグ&フィルタイプ。 使用可能な値 :
定数説明
vk auto fill type auto 5 自動でセルをフィルします。
vk auto fill type clear values 4 セルの値をクリアします。
vk auto fill type copycells 0 値・フォーマット・フォーミュラを含むすべてのデータオブジェクトでセルをフィルします。
vk auto fill type fill formatting only 2 フォーマットのみでセルをフィルします。
vk auto fill type fill series 1 連続データでフィルします。
vk auto fill type fill without formatting 3 値のみでセルをフィルします (フォーマットは除外)。
enableAccessibilitybooleanスプレッドシートにおけるアクセシビリティのサポートを有効にします。
enableFormulaTextboxbooleanフォーミュラテキストボックスを有効化します。
grayAreaBackColorstringグレー領域の背景色を表すカラー文字列 (例: "red"、"#FFFF00"、"rgb(255,0,0)"、"Accent 5")。
highlightInvalidDataboolean無効なデータをハイライト表示します。
iterativeCalculationboolean反復計算を有効にします。 SpreadJS のドキュメント 参照。
iterativeCalculationMaximumChangenumeric2つの計算値の最大差。
iterativeCalculationMaximumIterationsnumericフォーミュラが反復計算される最大回数。
newTabVisibleboolean新規シートを挿入するための特別なタブを表示します。
numbersFitModenumber日付/数値データがカラム幅を超える場合の表示モード。 使用可能な値:
定数説明
vk numbers fit mode mask0 データの中身を "###" で置き換え、Tipを表示します。
vk numbers fit mode overflow 1 データの中身を文字列として表示します。 隣のセルが空であれば、はみ出して表示します。
pasteSkipInvisibleRangeboolean非表示のレンジへの貼り付けについて指定します。
  • False (デフォルト): データを貼り付けます。
  • True: 非表示のレンジはスキップします。
非表示のレンジについての詳細は SpreadJS のドキュメント を参照ください。
referenceStylenumberセルフォーミュラにおける、セルやレンジ参照のスタイル。 使用可能な値:
定数説明
vk reference style A1 0 A1 スタイルを使用します。
vk reference style R1C1 1 R1C1 スタイルを使用します。
resizeZeroIndicatornumber行やカラムのサイズが 0 に変更されたときの描画ポリシー。 使用可能な値:
定数説明
vk resize zero indicator default 0 行やカラムのサイズが 0 に変更されたときに、現在の描画ポリシーを使用します。
vk resize zero indicator enhanced 1 行やカラムのサイズが 0 に変更されたときに、2本の短い線を描画します。
rowResizeModenumber行のリサイズモード。 使用可能な値は columnResizeMode と同じです。
scrollbarAppearancenumberスクロールバーの見た目。 使用可能な値:
定数説明
vk scrollbar appearance mobile1 モバイル風のスクロールバー。
vk scrollbar appearance skin (デフォルト)0 Excel風のクラシックなスクロールバー。
scrollbarMaxAlignbooleanスクロールバーをアクティブシートの最後の行およびカラムに揃えます。
scrollbarShowMaxbooleanシートのカラムと行の総数に基づいてスクロールバーを表示します。
scrollByPixelbooleanピクセル単位のスクロールを有効にします。
scrollIgnoreHiddenbooleanスクロールバーは非表示の行やカラムを無視します。
scrollPixelintegerscrollByPixel が true の場合、スクロール毎のピクセル数を指定します。 最終的にスクロールするピクセル数は scrolling delta (スクロールの相対変化値) * scrollPixel によって算出されます。 例: scrolling delta が 3、scrollPixel が 5 の場合、最終的なスクロールピクセル数は 15 です。
showDragDropTipbooleanドラッグ&ドロップの Tip を表示します。
showDragFillSmartTagbooleanドラッグ&フィルダイアログを表示します。
showDragFillTipbooleanドラッグ&フィルの Tip を表示します。
showHorizontalScrollbarboolean横スクロールバーを表示します。
showResizeTipnumberリサイズ Tip の表示を指定します。 使用可能な値:
定数説明
vk show resize tip both 3 縦と横のリサイズ Tip が表示されます。
vk show resize tip column 1 横のリサイズ Tip のみ表示されます。
vk show resize tip none 0 リサイズ Tip は表示されません。
vk show resize tip row 2 縦のリサイズ Tip のみ表示されます。
showScrollTipnumberスクロール Tip の表示を指定します。 使用可能な値:
定数説明
vk show scroll tip both 3 縦と横のスクロール Tip が表示されます。
vk show scroll tip horizontal 1 横のスクロール Tip のみ表示されます。
vk show scroll tip none スクロール Tip は表示されません。
vk show scroll tip vertical 2 縦のスクロール Tip のみ表示されます。
showVerticalScrollbarboolean縦スクロールバーを表示します。
tabEditablebooleanタブストリップの編集を有効にします。
tabNavigationVisiblebooleanタブナビゲーションを表示します。
tabStripPositionnumberタブストリップの位置を指定します。 使用可能な値:
定数説明
vk tab strip position bottom 0 タブストリップはワークブックの下側に位置します。
vk tab strip position left 2 タブストリップはワークブックの左側に位置します。
vk tab strip position right 3 タブストリップはワークブックの右側に位置します。
vk tab strip position top 1 タブストリップはワークブックの上側に位置します。
tabStripRationumberスプレッドシートエリアの幅において、タブストリップが占める割合を指定します (0.x)。 残るスペース (1 - 0.x) には横スクロールバーが表示されます。
tabStripVisiblebooleanタブストリップを表示します。
tabStripWidthnumberタブストリップの位置が左側/右側の場合に、その幅を指定します。 デフォルト値は最小値の 80 です。
useTouchLayoutbooleanSpreadコンポーネントを提示するのにタッチレイアウトを使用するかどうかを指定します。

例題

"ViewProArea" 内で allowExtendpasteRange オプションを設定します:

var $workbookOptions : Object

$workbookOptions:= New Object
$workbookOptions.allowExtendPasteRange:=True

VP SET WORKBOOK OPTIONS("ViewProArea";$workbookOptions)

参照

VP Get workbook options