4D Write Pro属性を使用するとドキュメント内に保存されているテキストと画像の全てのグラフィックな要素を管理する事ができます。これらの属性は以下のコマンドによって管理されます:
4D Write Pro エリアの属性は、4D オブジェクト記法あるいは一般的なコマンドを使用しても管理する事が可能です:
- オブジェクト記法(*) - 例えば、以下の二つの宣言は非常に似ています:
$bcol:=$range[wk background color]
$bcol:=$range.backgroundColor //同じ結果を得る
$bcol:=OB Get($range;wk background color)
背景属性を使用すると、ドキュメント内の背景画像エフェクトを定義する事ができます。以下の4D Write Proターゲットに対して適用可能です:
ドキュメント | セクション | 段落 | ピクチャー | テーブル | 行 | カラム/セル | ヘッダー/フッター/ボディ | テキストボックス |
---|
O | O | O | O | O | O | O | O | O |
定数 | コメント |
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wk background clip | 背景の塗りエリアを指定します。取り得る値:
- wk border box (デフォルト): 背景は境界線の外側の端まで塗られます。
- wk content box: 背景はコンテンツボックスの内部まで塗られます。
- wk padding box: 背景はパッディングの端の外側まで塗られます(もしくはあった場合には境界線の内側まで)。
- wk paper box: 背景は端まで塗られます(ドキュメントあるいはセクションのみ)
|
wk background color | 要素の背景色を指定します。取り得る値:
- CSS カラー("#010101" または "#FFFFFF" または "red")
- 4D カラーの倍長整数値(
OBJECT SET RGB COLOR コマンドを参照して下さい) - R、G、Bコンポーネントそれぞれの要素(0-255)を格納した倍長整数配列
ドキュメントのデフォルトは"#FFFFFF" と wk transparentで、段落と画像に対しては"transparent"がデフォルトです。 |
wk background display mode | 背景として使用されている画像の表示モードを、以下の"実際の"属性値のプリセットに基づいて設定します: wk background origin、wk background repeat、wk background position horizontal、wk background position vertical、wk background width、wk background height 取り得る値: - wk scaled to fit
- wk truncated
- wk truncated centered
- wk proportional
- wk proportional centered
- wk replicated (デフォルト)
- wk replicated centered
注: 原点の四角形はパディングの四角形に設定されます(画像の四角形はパディングエリアは含みますが境界線エリアは含みません)。 この属性の値を取得する場合、返される値は以下のうちのいずれかです: - 取り得る表示モードのどれか一つ。例えば、全ての"実際の"属性がこのモードに対してのプリセット値を持っていた場合にはwk replicated
- どれかのモードに対してプリセットのものから実際の属性の値が異なる場合には"custom"。例えば、wk background width のプリセット値がwk background display mode を適用後に変更された場合、WP GET ATTRIBUTES コマンドはwk background display mode の値を取得しようとすると"custom" を返します。
|
wk background height | 背景画像の垂直方向のサイズを指定します。取り得る値は以下の通りです:
- wk auto (デフォルト): 背景画像はその高さを保ちます。
- wk contain: 背景画像のアスペクト比を保ったまま、画像全体が表示される範囲で最大のサイズへと拡大/縮小します。このオプションは他のサイズ属性の値も変更します。
- wk cover: 背景画像のアスペクト比を保ったまま、背景全体を画像でカバーできる大きさまで拡大/縮小します。このとき背景画像の一部は見切れる可能性があります。このオプションは他のサイズ属性の値も変更します。
- 定義されたサイズ: 背景画像の垂直方向のサイズを実数値あるいは文字列値を使用して表現します:
実数: サイズはwk layout unitで指定します。文字列: 連結された値と単位のCSS文字列。例:12ptは12ポイント、1.5cmは1.5センチを意味します。 最小値: 0pt、最大値: 1000pt。相対値(パーセンテージ、%)はサポートされています。
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wk background image | 背景画像参照を指定します。4Dピクチャー変数あるいは式などの有効な画像であれば可能です。- 返された値(WP GET ATTRIBUTES): 画像がネットワークURLを通して定義された場合には、その画像がすでに読み込まれている場合にはターゲット画像が返されます。そうでない場合には空の画像が返されます。
ピクチャーをURLあるいはローカルのURIを通して扱いたい場合にはwk background image url を使用してください。 |
wk background image url | URL(文字列)を通して定義された背景画像です。ネットワークURL あるいはデータURI あるいはローカルファイルURLです(絶対パスあるいはストラクチャーからの相対パス)。
- 返された値(WP GET ATTRIBUTES): ネットワークURL あるいはデータURI。ネットワークURLで参照されたものではない画像に関しては、最初のURLと同じではないことがあり得ます(ネットワークURL のみが保存されます)。ローカルファイルのURLに関しては、画像ストリームそのものはドキュメント内に保管されていて、そのため返されたURLはデータURIと、base64にエンコードされた画像ストリームです。
背景画像をピクチャー式として扱いたい場合には、wk background image を使用してください。 |
wk background origin | 背景画像どのような位置におかれるかを指定します。取りうる値は以下の通りです:
- wk padding box (デフォルト): 背景画像はパッディング(または内側の境界線の端)からスタートします。
- wk border box: 背景画像は境界線(外側の境界線の端)の四角形からスタートします。
- wk content box: 背景画像はコンテンツ四角形からスタートします。
- wk paper box: 背景画像は端からスタートします(ドキュメントあるいはセクションのみ)。
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wk background position horizontal | 背景画像の水平方向のスタート位置を指定します。取り得る値は以下の通りです:
- wk left (デフォルト): 背景画像は水平方向に対して要素の左側からスタートします。
- wk center: 背景画像は水平方向に対して要素の中央からスタートします。
- wk right: 背景画像は水平方向に対して要素の右側からスタートします。
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wk background position vertical | 背景画像の垂直方向のスタート位置を指定します。取り得る値は以下の通りです:
- wk top (デフォルト): 背景画像は垂直方向に対して要素の上側からスタートします。
- wk middle: 背景画像は垂直方向に対して要素の中央からスタートします。
- wk bottom: 背景画像は垂直方向に対して要素の下側からスタートします。
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wk background repeat | 背景画像をどのように繰り返すか(あるいは繰り返さないか)を指定します。取り得る値は以下の通りです:
- wk repeat (デフォルト): 背景画像は垂直方向にも水平方向にも繰り返されます。
- wk no repeat: 背景画像は繰り返されません。
- wk repeat x: 背景画像は水平方向にのみ繰り返されます。
- wk repeat y: 背景画像は垂直方向にのみ繰り返されます。
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wk background width | 背景画像の水平方向のサイズを指定します。取り得る値は以下の通りです:
- wk auto (デフォルト): 背景画像はその幅を保ちます。
- wk contain: 背景画像のアスペクト比を保ったまま、画像全体が表示される範囲で最大のサイズへと拡大/縮小します。このオプションは他のサイズ属性の値も変更します。
- wk cover: 背景画像のアスペクト比を保ったまま、背景全体を画像でカバーできる大きさまで拡大/縮小します。このとき背景画像の一部は見切れる可能性があります。このオプションは他のサイズ属性の値も変更します。
- 定義されたサイズ: 背景画像の水平方向のサイズは実数値あるいは文字列値を使用して表現されます:
実数: サイズはwk layout unitで指定します。文字列: 連結された値と単位のCSS文字列。例:12ptは12ポイント、1.5cmは1.5センチを意味します。 最小値: 0pt、最大値: 1000pt。相対値(パーセンテージ、%)はサポートされています。
|
境界線属性を使用すると、要素の境界線のスタイル、幅、カラーを指定できます。この属性の適用対応表は以下のようになっています:
ドキュメント | セクション | 段落 | ピクチャー | テーブル | 行 | カラム/セル | ヘッダー/フッター/ボディ | テキストボックス |
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O | O | O | O | O | O | O | O | O |
定数 | コメント |
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wk border color | 境界線4つともにカラーを設定します。取りうる値は以下の通りです:
- CSSカラー("#010101"または"#FFFFFF"または"red")。
- 4Dカラーの倍長整数値(
OBJECT SET RGB COLOR コマンドを参照して下さい) - R、G、Bコンポーネントそれぞれの要素(0-255)を格納している倍長整数配列
デフォルト値は"#000000"です(文字列値の場合)。複数のカラーがある場合、WP GET ATTRIBUTESは空の文字列を返します。 |
wk border color bottom | 下の境界線のカラーを設定します。取りうる値は以下の通りです:
- CSSカラー("#010101"または"#FFFFFF"または"red")。デフォルトは"#000000"です。
- 4Dカラーの倍長整数値(
OBJECT SET RGB COLOR コマンドを参照して下さい) - R、G、Bコンポーネントそれぞれの要素(0-255)を格納している倍長整数配列
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wk border color left | 左の境界線のカラーを設定します。取りうる値は以下の通りです:
- CSSカラー("#010101"または"#FFFFFF"または"red")。デフォルトは"#000000"です。
- 4Dカラーの倍長整数値(
OBJECT SET RGB COLOR コマンドを参照して下さい) - R、G、Bコンポーネントそれぞれの要素(0-255)を格納している倍長整数配列
|
wk border color right | 右の境界線のカラーを設定します。取りうる値は以下の通りです:
- CSSカラー("#010101"または"#FFFFFF"または"red")。デフォルトは"#000000"です。
- 4Dカラーの倍長整数値(
OBJECT SET RGB COLOR コマンドを参照して下さい) - R、G、Bコンポーネントそれぞれの要素(0-255)を格納している倍長整数配列
|
wk border color top | 上の境界線のカラーを設定します。取りうる値は以下の通りです:
- CSSカラー("#010101"または"#FFFFFF"または"red")。デフォルトは"#000000"です。
- 4Dカラーの倍長整数値(
OBJECT SET RGB COLOR コマンドを参照して下さい) - R、G、Bコンポーネントそれぞれの要素(0-255)を格納している倍長整数配列
|
wk border radius | 角の丸い境界線を指定します。取り得る値は以下の通りです:- wk none (デフォルト): 境界線は丸い角を持ちません。
- 数値または文字列値を使用して表現された半径:数値: wk layout unitでの半径文字列値: 値と単位が連結されたCSS文字列。例: 12ptは12ポイント、1.5cmは1.5センチを意味します。
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wk border style | 4辺全ての境界線のスタイルを指定します。取り得る値は以下の通りです:- wk none (デフォルト): なし
- wk hidden: wk noneと同様 (競合解決時を除く)
- wk solid: 実線
- wk dotted: 点線
- wk dashed: 破線
- wk double: 二重
- wk groove: 3D くぼみ (実際の効果は境界線カラーによります)
- wk ridge: 3D 隆起 (実際の効果は境界線カラーによります)
- wk inset: 3D インセット (実際の効果は境界線カラーによります)
- wk outset: 3D アウトセット (実際の効果は境界線カラーによります)
|
wk border style bottom | 下辺の境界線を指定します。取り得る値は以下の通りです:- wk none (デフォルト): なし
- wk hidden: wk noneと同様 (競合解決時を除く)
- wk solid: 実線
- wk dotted: 点線
- wk dashed: 破線
- wk double: 二重
- wk groove: 3D くぼみ (実際の効果は境界線カラーによります)
- wk ridge: 3D 隆起 (実際の効果は境界線カラーによります)
- wk inset: 3D インセット (実際の効果は境界線カラーによります)
- wk outset: 3D アウトセット (実際の効果は境界線カラーによります)
|
wk border style left | 左辺の境界線を指定します。取り得る値は以下の通りです:- wk none (デフォルト): なし
- wk hidden: wk noneと同様 (競合解決時を除く)
- wk solid: 実線
- wk dotted: 点線
- wk dashed: 破線
- wk double: 二重
- wk groove: 3D くぼみ (実際の効果は境界線カラーによります)
- wk ridge: 3D 隆起 (実際の効果は境界線カラーによります)
- wk inset: 3D インセット (実際の効果は境界線カラーによります)
- wk outset: 3D アウトセット (実際の効果は境界線カラーによります)
|
wk border style right | 右辺の境界線を指定します。取り得る値は以下の通りです:- wk none (デフォルト):なし
- wk hidden: wk noneと同様 (競合解決時を除く)
- wk solid: 実線
- wk dotted: 点線
- wk dashed: 破線
- wk double: 二重
- wk groove: 3D くぼみ (実際の効果は境界線カラーによります)
- wk ridge: 3D 隆起 (実際の効果は境界線カラーによります)
- wk inset: 3D インセット (実際の効果は境界線カラーによります)
- wk outset: 3D アウトセット (実際の効果は境界線カラーによります)
|
wk border style top | 上辺の境界線を指定します。取り得る値は以下の通りです:- wk none (デフォルト): なし
- wk hidden: wk noneと同様 (競合解決時を除く)
- wk solid: 実線
- wk dotted: 点線
- wk dashed: 破線
- wk double: 二重
- wk groove: 3D くぼみ (実際の効果は境界線カラーによります)
- wk ridge: 3D 隆起 (実際の効果は境界線カラーによります)
- wk inset: 3D インセット (実際の効果は境界線カラーによります)
- wk outset: 3D アウトセット (実際の効果は境界線カラーによります)
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wk border width | 四辺全ての境界線の幅を指定します。境界線幅を指定する前に境界線スタイルを指定する必要があります。取り得る値は以下の通りです:
- 数値あるいは文字列値を使用して表現された幅:
数値: wk layout unitでの幅文字列値: 値と単位が結合されたCSS文字列。例: 12ptは12 points、1.5cmは1.5センチを意味します。 - デフォルト値: 2pt
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wk border width bottom | 下辺の境界線の幅を指定します。取り得る値は以下の通りです:
- 数値あるいは文字列値を使用して表現された幅:
数値: wk layout unitでの幅文字列値: 値と単位が結合されたCSS文字列。例: 12ptは12 points、1.5cmは1.5センチを意味します。 - デフォルト値: 2pt
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wk border width left | 左辺の境界線の幅を指定します。取り得る値は以下の通りです:
- 数値あるいは文字列値を使用して表現された幅:
数値: wk layout unitでの幅文字列値: 値と単位が結合されたCSS文字列。例: 12ptは12 points、1.5cmは1.5センチを意味します。 - デフォルト値: 2pt
|
wk border width right | 右辺の境界線の幅を指定します。取り得る値は以下の通りです:
- 数値あるいは文字列値を使用して表現された幅:
数値: wk layout unitでの幅文字列値: 値と単位が結合されたCSS文字列。例: 12ptは12 points、1.5cmは1.5センチを意味します。 - デフォルト値: 2pt
|
wk border width top | 上辺の境界線の幅を指定します。取り得る値は以下の通りです:
- 数値あるいは文字列値を使用して表現された幅:
数値: wk layout unitでの幅文字列値: 値と単位が結合されたCSS文字列。例: 12ptは12 points、1.5cmは1.5センチを意味します。 - デフォルト値: 2pt
|
wk inside | 選択されたエリアに複数の段落が含まれる場合、属性は、対応して被っている段落のプロパティに対してのみ適用することを指定します(範囲の外側は含まれません)。境界線、パッディング、マージン属性に対してのみ適用可能で、指定された属性に追加されなければなりません。WP SET ATTRIBUTESコマンドの例2を参照して下さい。 |
wk outside | 選択されたエリアが複数の段落を含むとき、ある属性が対応する段落の外側のプロパティにのみ適用されることを指定します(内側には適用されません)。これは境界線、パッディング、そしてマージン属性に対してのみ指定可能で、特定の属性に対して追加される必要があります。WP SET ATTRIBUTESコマンドの例2を参照して下さい。 |
ドキュメント属性を使用すると、標準的なドキュメント情報や、ドキュメントレベルでの設定を取得・設定することができます。この適用対応表は以下のようになっています:
ドキュメント | セクション | 段落 | ピクチャー | テーブル | 行 | カラム/セル | ヘッダー/フッター/ボディ | テキストボックス |
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O | | | | | | | | |
ドキュメント情報
定数 | コメント |
---|
wk author | ドキュメントの著者名を指定(文字列) |
wk company | ドキュメントに関連づけられる会社を指定します(文字列) |
wk date creation | ドキュメントの作成日(日付)を返します。この値は読み込みのみで、設定する事はできません。 |
wk date modified | ドキュメントの最終更新日(日付)を返します。この値は読み込みのみであり、設定する事はできません。 この値はドキュメントのコンテンツが編集されるたびに動的に更新されますが、ドキュメントを開いたり保存したときには更新されないという点に注意してください。 |
wk dpi | 内部でのピクセル <-> ポイント変換に使用されるDPI(整数)。常に96です(読み込みのみ)変更あるいは読み出し可能であるドキュメントのカレントのビューのDPIを変更あるいは読み出す"dpi"標準アクションと、この内部属性を混同しないようにしてください。 |
wk modified | ドキュメントに割り当てられたオブジェクトが作成されてから編集されたかどうかを表します(以下参照)。取り得る値: - True - ドキュメントは編集されています。
- False - ドキュメントは編集されていません(オブジェクトが作成された際のデフォルト)
このプロパティは、ドキュメントを格納しているオブジェクト作成された際(i.e. WP Import document、WP Newコマンドなどを使用した場合、オブジェクトのコピーあるいはオブジェクトフィールド/オブジェクト属性がデータベースからロードされた時点)には必ずfalse に設定されています。編集の方法(ユーザーアクションかプログラミングか)に関わらず、ドキュメントのコンテンツに対して変更が行われるとすぐに4D Write Pro によって自動的にtrue に設定されます。 注意: - フォーミュラの計算結果としての新しい値、あるいはURL から読み込まれた新しい画像などはドキュメントの編集とはみなされません(ソースの文字列は変更されないままです)
- 4D Write Pro によってtrue に一度設定されてしまうと、このプロパティが自動的にfalse に戻されることは絶対にありません。これはたとえ"取り消し"や"書き出し"アクションが行われたとしても戻されません。ただし、このプロパティは読み書き可能なプロパティであるため、コードによって設定することは可能です。
- wk date modified とは異なり、wk modified は揮発性のプロパティです。つまりこのプロパティはドキュメントに保存されないということです。
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wk notes | ドキュメントについてのコメントを指定します(文字列) |
wk subject | ドキュメントの題名を指定します(文字列) |
wk title | ドキュメントのタイトル(文字列)を指定します。デフォルトは"New 4D Write Pro Document"です。 |
wk version | ドキュメントの内部4DWPバージョンを返します(実数)。この数値はWP GET ATTRIBUTESを使用してのみ読み込み可能です。設定することはできません。 |
ドキュメント設定
定数 | コメント |
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wk break paragraphs in formulas | フォーミュラから返されるキャリッジリターン(CR)が段落のブレークとして扱われるかどうかを定義します。取りうる値: - wk true- 段落ブレークとして解釈されます
- wk false - (デフォルト値) ラインブレークとして解釈されます
注: フォーミュラがThis*.pageNumber* または This*.pageCount*, を使用する場合、この属性は無視されます。キャリッジリターンは常にラインブレークとして解釈されます。 |
wk tab decimal separator | 小数点揃えの際に小数点として使用される文字(wk tabs参照)。取り得る値: - wk point or comma: 一番右側にあるドットまたはカンマを使用する(新規のからのドキュメントのデフォルト設定)
- wk point: ポイント文字を使用
- wk comma: カンマ文字を使用
- wk system: GET SYSTEM FORMAT で返される小数点区切りを使用(旧式の4D Write ドキュメントを読み込んだ際のデフォルト設定)
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これらの属性を使用するとテキストのフォントファミリー名、サイズ、スタイルを定義する事ができます。適応対応表は以下の通りです:
ドキュメント | セクション | 段落 | ピクチャー | テーブル | 行 | カラム/セル | ヘッダー/フッター/ボディ | テキストボックス |
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O* | O* | O* | O* | O* | O* | O* | O* | |
* セル内の文字に適用
定数 | コメント |
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wk font | FONT STYLE LISTコマンドによって返される、完全なフォント名とスタイル名を指定します。無効なフォント名を設定した場合、コマンドは何もしません。デフォルト値:"Times New Roman" |
wk font bold | テキストの太さを指定します(利用可能なフォントスタイルによります)。取り得る値は以下の通りです:
- wk true を指定すると、選択された文字を太字フォントスタイルへと設定します。WP GET ATTRIBUTESコマンドを使用するとき、選択された文字のうち少なくとも1文字が太字フォントスタイルをサポートする場合、wk trueが返されます。
- wk false (デフォルト)を指定すると、選択された文字から太字フォントスタイルを除去します。WP GET ATTRIBUTESコマンドを使用するとき、選択された文字がどれも太字フォントスタイルをサポートしない場合、wk falseが返されます。
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wk font default | ドキュメントのデフォルト代理フォント(OS で利用できないドキュメントフォントの代わりに使用するフォント)を定義するオブジェクト。以下のプロパティが格納されています: プロパティ | 型 | 詳細 | default | 文字列 | コレクション | プラットフォームに関係なく、あるフォントがOS でサポートされていない場合にデフォルトで代理として使用されるフォント。 | windows | 文字列 | コレクション | Windows プラットフォーム上でデフォルトで使用されるフォント("default" が定義されていても、こちらが優先します) | mac | 文字列 | コレクション | macOS プラットフォーム上でデフォルトで使用されるフォント("default" が定義されていても、こちらが優先します) | 注: - それぞれのプロパティは、文字列(例: "Arial")あるいは文字列のコレクション(例: ["Arial","sans-serif"])を格納することができます。フォント名は、html/css でのフォントファミリーの様に一般的なフォントファミリーを指定したい場合には、ファミリーフォント名、または "sans-serif"、"serif"、"monospace"、"cursive" または "fantasy" のどれかである必要があります。
- wk font default デフォルトで、が設定されていない場合、あるいは定義されているフォントのいずれもプラットフォーム上にない場合、代理フォントはOSに委任されます。
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wk font family | wk fontで定義されたフォントファミリー名を指定します。デフォルトの値は"Times New Roman"です。 選択された文字に異なるフォントファミリープロパティが含まれる場合、WP GET ATTRIBUTESコマンドは空の文字列を返します。 |
wk font italic | テキストの、イタリックスタイルを指定します(利用可能なフォントスタイルによります)。取り得る値は以下の通りです:
- wk true は選択された文字をイタリック体あるいは斜体スタイルに設定します。WP GET ATTRIBUTESコマンドは選択された文字のうち少なくとも一つ以上の文字がイタリック体あるいは斜体フォントスタイルをサポートする場合、wk trueが返されます。
- wk false (デフォルト)は選択された文字のうちイタリック体あるいは斜体フォントスタイルがある場合にはそれらを除去します。コマンドは選択された文字のうちイタリック体あるいは斜体フォントスタイルをサポートする文字がない場合、wk falseが返されます。
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wk font size | テキストのフォントサイズを指定します。取り得る値は以下の通りです(単位はポイントのみ):
- 実際の値(デフォルト = 12)
- 値と単位が連結されたCSS文字列。例: 12pt (12 ポイントを意味する)
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wk text color | テキストのカラーを指定します。取り得る値は以下の通りです:
- CSSカラー("#010101" や "#FFFFFF" または "red")。デフォルトは文字列の場合"#000000"です。
- 4Dカラー倍長整数値(
OBJECT SET RGB COLOR コマンドを参照して下さい) - R、G、Bコンポーネントそれぞれの要素(0-255)を格納した倍長整数配列
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wk text linethrough color | テキストの打ち消し線のカラーを指定します。取り得る値は以下の通りです:
- CSSカラー("#010101"や"#FFFFFF" または "red")
- 4Dカラー倍長整数値(
OBJECT SET RGB COLOR コマンドを参照してください) - R、G、B、コンポーネントそれぞれの要素(0-255)を格納した倍長整数配列
デフォルトは、文字列なら"currentColor"、あるいは倍長整数ならwk default です。 |
wk text linethrough style | テキストの打ち消し線のスタイルを(あれば)指定します。取り得る値は以下の通りです:
- wk none (デフォルト): なし
- wk solid: 実線
- wk dotted: 点線
- wk dashed: 破線
- wk double: 二重線
- wk semi transparent: グレーの線 (他のスタイルと組み合わせる事が可能です)
- wk word: 単語にのみ線を描画します (空白のスペースは描画しません;他のスタイルと組み合わせる事が可能です)
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wk text shadow color | 選択されたテキストのシャドウカラーを指定します。取り得る値は以下の通りです:
- CSSカラー("#010101" や "#FFFFFF" または "red")
- 4Dカラー倍長整数値(
OBJECT SET RGB COLOR コマンドを参照して下さい) - R、G、Bコンポーネントそれぞれの要素(0-255)を格納した倍長整数配列
- wk transparent (デフォルト)
|
wk text shadow offset | シャドウエフェクトのオフセットを指定します。取り得る値:
- ポイント単位で指定されたサイズ。デフォルト値: 1pt
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wk text transform | テキスト内での大文字と小文字を指定します。取り得る値は以下の通り:
- wk capitalize: 最初の文字は大文字に設定されます。
- wk lowercase: 文字は小文字に設定されます。
- wk uppercase: 文字は大文字に設定されます。
- wk small uppercase: 文字はスモールキャップスに設定されます。
- wk none (デフォルト): 変換なし
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wk text underline color | テキストの下線のカラーを指定します。取り得る値:
- CSS カラー("#010101" や "#FFFFFF" または "red")
- 4Dカラー倍長整数値(
OBJECT SET RGB COLOR コマンドを参照して下さい) - R、G、Bコンポーネントそれぞれの要素(0-255)を格納した倍長整数配列
デフォルトは、文字列なら"currentColor"、あるいは倍長整数なら wk default です。 |
wk text underline style | テキストの下線のスタイルを(あれば)指定します。取り得る値は以下の通りです:
- wk none (デフォルト): なし
- wk solid: 実線
- wk dotted: 点線
- wk dashed: 破線
- wk double: 二重線
- wk semi transparent: グレーの下線 (他の線スタイルと組み合わせる事が可能です)
- wk word: 単語にのみ下線を描画します (空白のスペースは描画しません;他の線スタイルと組み合わせる事が可能です)
|
wk vertical align | 要素の垂直揃えを設定します。文字、段落、ピクチャーに対して使用可能です。取り得る値は以下の通りです:
- wk baseline (デフォルト): 要素のベースラインを親要素のベースラインと揃えます。
- wk top: 要素の上を、行上で最も高い要素の上と揃えます。
- wk bottom: 要素の下を、行上で最も低い要素の下と揃えます。
- wk middle: 要素は親要素の中央に配置されます。
- wk superscript: 要素を上付き文字として配置します。
- wk subscript: 要素を下付き文字として配置します。
文字においては、wk topとwk bottomはwk baselineと同じ効果を持ちます。 段落においては、wk baseline、wk superscriptとwk subscript はwk topと同じ効果を持ちます。 |
高さ/幅属性を使用すると、段落や画像の高さと幅を設定することができます。適用の対応表は以下の通りです:
ドキュメント | セクション | 段落 | ピクチャー | テーブル | 行 | カラム/セル | ヘッダー/フッター/ボディ | テキストボックス |
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O | O | O | O* | O | O | | | |
* セルに適用
定数 | コメント |
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wk height | 要素の高さを設定します。高さのプロパティには、パッディング、境界線、マージンは含まれません。このプロパティは要素のパッディング、境界線、マージンの内側のエリアの高さを設定します。取り得る値は以下の通りです:
- wk auto (デフォルト): 高さは要素の中身に基づいて決められます。
- 定義されたサイズ: 実数値あるいは文字列値を使用して表現されたサイズです:
実数: wk layout unitで設定された単位でのサイズ文字列: 値と単位が結合されたCSS文字列。例: 12ptは12ポイントを意味し、1.5cmは1.5センチメートルを意味します。最小値: 0pt、最大値: 10,000pt wk height属性は(定義されていれば)wk min heightによって上書きされます。 |
wk min height | 要素の最小限の高さを設定します。これはwk heightプロパティの値がwk min heightプロパティより小さくなることを防ぎます。取り得る値は以下の通りです:
- wk auto (デフォルト): 最小限の高さは要素の中身に基づいて決められます。
- 定義されたサイズ: 実数値あるいは文字列値を使用して表現されたサイズ:
実数: wk layout unitの単位でのサイズ文字列: 値と単位が連結されたCSS文字列。例:12ptは12ポイントを、1.5cmは1.5センチメートルを意味します。最小値: 0pt、最大値: 10,000pt。 wk min heightの値はwk height属性を上書きします。注: この属性は行、カラム、セルにおいてはサポートされていません。 |
wk min width | 要素の最小限の幅を設定します。これはwk widthプロパティの値がwk min widthプロパティより小さくなることを防ぎます。取り得る値は以下の通りです:
- wk auto (デフォルト): 最小限の幅は要素の中身に基づいて決められます。
- 定義されたサイズ: 実数値あるいは文字列値を使用して表現されたサイズ:
実数: wk layout unitの単位でのサイズ文字列: 値と単位が連結されたCSS文字列。例:12ptは12ポイントを、1.5cmは1.5センチメートルを意味します。最小値: 0pt、最大値: 10,00pt。 wk min widthの値はwk width属性を上書きします。 |
wk width | 要素の幅を設定します。取り得る値は以下の通りです:
- wk auto (デフォルト): 幅は、要素の中身に基づいて設定されます。
- 定義されたサイズ: サイズは実数値あるいは文字列値を使用して表現されたサイズになります:
実数: wk layout unitの単位でのサイズ。文字列: 値と単位が連結されたCSS文字列。例: 12ptは12ポイントを、1.5cmは1.5センチメートルを意味します。最小値: 0pt、最大値: 10,000pt wk width 属性は、wk min widthが定義されていればそれによって上書きされます。 |
画像属性を使用すると、エリア内に挿入あるいは追加されたピクチャーを管理する事ができます。以下の4D Write Proターゲットに対して適用可能です:
ドキュメント | セクション | 段落 | ピクチャー | テーブル | 行 | カラム/セル | ヘッダー/フッター/ボディ | テキストボックス |
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O | O* | O* | O* | | | | | |
* セル内の画像に適用(インライン画像のみ)
リマインダ: ピクチャーを管理する のセクションで説明されているように、4D Write Pro は2種類のピクチャーをサポートしています:
以下の属性は、インライン画像・アンカーされた画像の両方に対して使用可能です:
定数 | コメント |
---|
wk image | 画像参照を指定します。4Dピクチャー変数あるいは式などの有効な画像であれば可能です。
- 返された値(WP GET ATTRIBUTES): 画像がネットワークURLを通して定義された場合には、その画像がすでに読み込まれている場合にはターゲット画像が返されます。そうでない場合には空の画像が返されます。
ピクチャーをURLあるいはローカルのURIを通して扱いたい場合にはwk image url を使用してください。 |
wk image alternate text | 画像が表示できない際の、画像の代替テキストを指定します。 |
wk image display mode | アンカーされた画像またはインライン画像の表示モードを設定します。取り得る値: - wk scaled to fit (デフォルト)
- wk truncated
- wk truncated centered
- wk proportional
- wk proportional centered
- wk replicated
- wk replicated centered
注: 原点と切り取り四角形は常にコンテンツボックスに設定されています(画像の四角形にはパディングと境界線エリアは含まれません)。 画像の表示モードを背景として使用に設定したい場合にはwk background display mode を使用してください。 |
wk image url | URL(文字列)を通して定義された背景画像です。ネットワークURL あるいはデータURI (絶対パスあるいはストラクチャーからの相対パス)です。
- 返された値(WP GET ATTRIBUTES): ネットワークURL あるいはデータURI。ネットワークURLで参照されたものではない画像に関しては、最初のURLと同じではないことがあり得ます(ネットワークURL のみが保存されます)。ローカルファイルのURLに関しては、画像ストリームそのものはドキュメント内に保管されていて、そのため返されたURLはデータURIと、base64にエンコードされた画像ストリームです。
画像をピクチャー式として扱いたい場合には、wk image を使用してください。 |
wk owner | (読み込み専用のレンジ属性) |
wk type | 4D Write Pro オブジェクトの型。取りうる値: - wk type default: 未定義の型のレンジまたはセクション
- wk type paragraph: 段落型レンジ
- wk type image: 画像(アンカーされた画像またはインライン画像)
- wk type container: 例えばヘッダーまたはフッターなど
- wk type table: 表参照
- wk type text box: テキストボックス
セル、カラム、行専用のレンジ - wk type table row: 表の行参照
- wk type table cell: 表のセル参照
- wk type table column: 表の絡む参照
サブセクション専用: - wk first page: 最初のページのサブセクション
- wk right page: 右ページのサブセクション
- wk left page: 左ページのサブセクション
タブ専用、wk tab default のオブジェクトで使用されている値、あるいはwk tabs のコレクションのオブジェクトで使用されている値: - wk left: タブを左揃えにする
- wk right: タブを右揃えにする
- wk center: タブを中央揃えにする
- wk decimal: タブを小数点に揃える
- wk bar: タブ位置に垂直のバーを挿入する
|
以下の属性は、インライン画像に対してのみ使用可能です:
定数 | コメント |
---|
wk end | (読み込み専用のレンジ属性) |
wk start | (読み込み専用のレンジ属性) |
wk vertical align | 要素の垂直揃えを設定します。文字、段落、ピクチャーに対して使用可能です。取り得る値は以下の通りです:
- wk baseline (デフォルト): 要素のベースラインを親要素のベースラインと揃えます。
- wk top: 要素の上を、行上で最も高い要素の上と揃えます。
- wk bottom: 要素の下を、行上で最も低い要素の下と揃えます。
- wk middle: 要素は親要素の中央に配置されます。
- wk superscript: 要素を上付き文字として配置します。
- wk subscript: 要素を下付き文字として配置します。
文字においては、wk topとwk bottomはwk baselineと同じ効果を持ちます。 段落においては、wk baseline、wk superscriptとwk subscript はwk topと同じ効果を持ちます。 |
以下の画像はアンカーされた画像に対してのみ使用可能です:
定数 | コメント |
---|
wk anchor horizontal align | 画像またはテキストボックスの、原点からの相対的な水平方向揃えを定義します(wk anchor origin 参照)。取り得る値は以下の通りです: - wk left - 左揃え
- wk center - 中央揃え*(HTMLでは互換性がなく、Webでは画像が表示されません)*
- wk right - 右揃え
|
wk anchor horizontal offset | wk layout unit からの画像またはテキストボックスの水平方向のオフセットを、CSS位置文字列あるいは倍長整数(cmまたはptあるいはpixel単位)で表現された長さで定義します。取り得る値: - wk anchor horizontal align に相対的なページの左端、あるいは右端
- 埋め込みモードの本文の左端、あるいは右端(wk anchor section = wk anchor embeddedの場合)
デフォルトの値 = 0 |
wk anchor layout | 画像またはテキストボックスのレイアウト位置を、ページのテキストに対しての相対位置で定義します。取り得る値: - wk behind text - 画像またはテキストボックスはテキストの背後にアンカーされている
- wk in front of text - 画像またはテキストボックスはテキストの前面にアンカーされている
- wk text wrap top bottom - 画像またはテキストボックスは、画像またはテキストボックスの上下にテキストが折り返されて左右には何もない状態でアンカーされている
- wk text wrap square - 画像またはテキストボックスは、画像またはテキストボックスの周囲全体にテキストが折り返された状態でアンカーされている
- wk text wrap square left - 画像またはテキストボックスは、画像またはテキストボックスの左側にテキストが折り返された状態でアンカーされている
- wk text wrap square right - 画像またはテキストボックスは、画像またはテキストボックスの右側にテキストが折り返された状態でアンカーされている
- wk text wrap square largest - 画像またはテキストボックスは、画像またはテキストボックスの長辺側でテキストが折り返された状態でアンカーされている
- wk inline with text - 画像はテキストのインライン画像になっている(WP INSERT PICTURE で挿入された画像に対してのデフォルト)。テキストボックスに対しては利用できません。読み込みのみ属性です(インライン画像はプログラミングによってアンカー画像へと変換することはできません)。
|
wk anchor origin | 画像またはテキストボックスがページ、ヘッダー、フッターのどれに対してアンカーされているかを定義します。取り得る値: - wk paper box (デフォルト) - 画像またはテキストボックスはページの端に対してアンカーされています。
- wk header box - 画像またはテキストボックスはドキュメントのヘッダーに対してアンカーされています。ヘッダーが非表示の場合には画像およびテキストボックスは表示されません。
- wk footer box - 画像またはテキストボックスはドキュメントのフッターに対してアンカーされています。フッターが非表示の場合には画像およびテキストボックスは表示されません。
このセレクターは埋め込みモードでは無視されます。 |
wk anchor page | 画像またはテキストボックスがアンカーされているページインデックス、あるいはページのタイプを定義します。取り得る値: - wk anchor all - 画像またはテキストボックスを、wk anchor section で定義されたセクションの全てのページにアンカーします。
- wk anchor first page - 画像またはテキストボックスを、wk anchor section で定義されたセクションの最初のページサブセクションにアンカーします。
- wk anchor left page - 画像またはテキストボックスを、wk anchor section で定義されたセクションの左ページサブセクションにアンカーします。
- wk anchor right page - 画像またはテキストボックスを、wk anchor section で定義されたセクションの右ページサブセクションにアンカーします。
- 画像またはテキストボックスをアンカーするページを示す番号(0以上の倍長整数)。この場合、wk anchor section = wk anchor allとなります。セクションへのアンカーは、画像またはテキストボックスが単一のページにアンカーされている時は無視されます。
注: ページモードでの画像またはテキストボックスはブラウザでは表示されません。 |
wk anchor section | 画像またはテキストボックスがアンカーされているセクションインデックスあるいはセクションのタイプを定義します。取り得る値: - wk anchor all (デフォルト) - 画像またはテキストボックスをドキュメント内の全てのセクションにアンカーします(画像およびテキストボックスはページモードでのみ表示されます)。
- wk anchor embedded - 画像またはテキストボックスを埋め込みモードのドキュメント本文にアンカーします(画像およびテキストボックスは埋め込みモードでのみ表示されます)。
- 画像またはテキストボックスをアンカーするセクションを示す番号(1以上の倍長整数、この場合画像およびテキストボックスはページモードでのみ表示されます)。
注: ページモードでの画像またはテキストボックスはブラウザでは表示されません。 |
wk anchor vertical align | 画像またはテキストボックスの、原点からの相対的な垂直方向揃えを定義します(wk anchor origin 参照)。取り得る値は以下の通りです: - wk top - 上揃え
- wk center - 中央揃え*(HTMLでは互換性がなく、ブラウザでは画像が表示されません)*
- wk bottom - 下揃え
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wk anchor vertical offset | wk layout unit からの画像またはテキストボックスの垂直方向のオフセットを、CSS位置文字列あるいは倍長整数(cmまたはptあるいはpixel単位)で表現された長さで定義します。取り得る値: - ページの上、中央、下方向の限界(wk anchor origin 参照)
- 埋め込みモードの本文のページの上、中央、下方向の限界(wk anchor section = wk anchor embedded の場合)
デフォルト値 = 0 |
wk id | 要素のID(ヘッダー、フッター、本文、段落、画像、テキストボックス、表、または行)。値の型: 文字列 注意: ID はテキストボックスに対しては空にはできません |
wk image expression | 4D 式を通して定義された、アンカーされた画像を指定します
注: - 式が評価不可能な場合あるいは有効な4D ピクチャーを返さない場合には、画像読み込み未完了のグラフィックが表示されます(黒い境界線の空の画像)
- 属性が" "に設定されている、あるいはWP RESET ATTRIBUTES で仕様されている場合、式は削除され、画像は式によって定義されなくなります。画像を計算する前にこれを実行してしまうと、空の画像となってしまいます。
|
wk image formula | 4D フォーミュラオブジェクトを通して定義された、アンカーされた画像を指定します 注: - フォーミュラが評価不可能な場合あるいは有効な4D ピクチャーを返さない場合には、画像読み込み未完了のグラフィックが表示されます(黒い境界線の空の画像)
- 属性がNullに設定されている、あるいはWP RESET ATTRIBUTES を使用して設定されている場合、フォーミュラは削除され、画像はフォーミュラによって定義されなくなります。画像を計算する前にこれを実行してしまうと、空の画像となってしまいます。
|
レイアウト属性は、カラム、セクション、サブセクション、あるいはページがドキュメント内でどのようにフォーマットされるかを定義します。以下の4D Write Proターゲットに対して適用可能です:
ドキュメント | セクション | 段落 | ピクチャー | テーブル | 行 | カラム/セル | ヘッダー/フッター/ボディ | テキストボックス |
---|
O | O | | | | | | | |
注: 埋め込みモードでのドキュメントはwk margin 属性を使用します(以下のマージン参照)。ページモードでは、ドキュメントとセクションおよびサブセクションではwk page margin 属性が使用されます。
定数 | コメント |
---|
wk column count | (テーブル、ドキュメント、セクション用の属性)カラムの数。値:倍長整数- テーブルの場合: 読み込みのみ属性
- ドキュメントあるいはセクションの場合: 読み込み/書き込み可能属性。デフォルト値=1(単一の行)。最大値=20
|
wk column rule color | カラム間の区切り線のカラー。取りうる値は以下の通り:
- CSSカラー("#010101"あるいは"#FFFFFF"あるいは"red")。デフォルトは"#000000"(black)です。
- 4D カラー倍超整数値(
OBJECT SET RGB COLOR コマンド参照のこと) - RGBコンポーネントの値をそれぞれ格納している倍超整数配列(0-255)
|
wk column rule style | カラム間の区切り線のスタイル。取りうる値は以下の通り:
- wk none (デフォルト): なし
- wk hidden: wk none と同じ (干渉解決の場合を除く)
- wk solid: 実線
- wk dotted: 点線
- wk dashed: 破線
- wk double: 二重線
- wk groove: 3D (実際のエフェクトは区切り線のカラーによります)
- wk ridge: 3Dくぼみ (実際のエフェクトは区切り線のカラーによります)
- wk inset: 3Dインセット (実際のエフェクトは区切り線のカラーによります)
|
wk column rule width | カラム間の区切り線の幅。取りうる値は以下の通り:
- 実数: wk layout unit で指定した単位での幅
- 文字列: 連結された幅の値と単位*(例.*: "12pt"で12ポイント、"1.5cm"で1.5cmを指定)
デフォルト値="2.5pt"
|
wk column spacing | (ドキュメントあるいはセクションのみ)二つのカラム間の間隔。取り得る値は以下のとおり:
- 実数: wk layout unit 定数で指定した単位での幅
- 文字列: 連結された幅の値と単位*(例.*: "12pt"で12 ポイント、あるいは"1.5cm"で1.5cmを指定)
デフォルト値="12pt"
|
wk column width | (ドキュメントとセクションのみ)読み込みのみ属性。各カラムのカレントの幅、つまり実際のページ幅、ページマージん、カラム数およびカラム間隔基づいて計算された幅です。 ドキュメントの場合、デフォルトのセクションカラム幅を使用するので、セクション内で一部属性が上書きされていた場合にはセクションのカラム幅と異なる場合があります。 取りうる値:
- 実数: wk layout unit で指定された単位での幅
- 文字列: 連結された幅の値と単位*(例*: "12pt"で12ポイントを、"1.5cm"で1.5cmを指定します)
|
wk header and footer autofit | 4D Write Pro ドキュメントのヘッダーとフッターの高さが、中身が切れるのを防ぐために自動的にリサイズされるかどうかを指定します。 取りうる値: - wk true (4D Write Pro ドキュメントのデフォルト)
- wk false (変換された4D Write ドキュメントのデフォルト)
|
wk layout unit | 値が整数あるいは実数として設定・取得された際の一部の属性の次元の単位を指定します。取り得る値は以下の通り:
- wk unit cm (デフォルト): センチメートル
- wk unit pt: ポイント
- wk unit px: ピクセル
- wk unit percent (wk line height、wk background size h / wk background size vに対してのみ使用可能)
- wk unit mm: ミリメートル
- wk unit inch: インチ
|
wk page first number | セクションまたはドキュメントの最初ページのページ番号(サブセクションにおいては読み込みのみ)。取り得る値: 1以上の整数値 |
wk page first right | ドキュメントの最初のページは右ページである(セクションまたはサブセクションにおいては読み込みのみ)。取り得る値:
- True (デフォルト): ドキュメントは右ページから始まる
- False: ドキュメントは左ページから始まる
|
wk page height | 実数あるいは文字列値を使用して表現された(ページモードの)ページの高さ(セクションあるいはサブセクションにおいては読み込みのみ)。取り得る値は以下の通り:
- 実数: wk layout unit で指定された単位のサイズ
- 文字列: 値と単位が連結したCSS 文字列*(例*: "12pt" は12 ポイントを、"1.5cm" は1.5センチを意味します)。サポートされる単位: pt, cm, mm, px, inches.
|
wk page margin | ページの全てのマージンサイズ(ページモードのみ)。デフォルトは2.5cmです。取り得る値は以下の通り:
- 実数: wk layout unit で指定された単位のサイズ
- 文字列: 値と単位が連結したCSS 文字列*(例*: "12pt" は12 ポイントを、"1.5cm" は1.5センチを意味します)。サポートされる単位: pt, cm, mm, px, inches.
- wk none: 特にマージンを指定しない。
|
wk page margin bottom | ページの下部マージンのサイズ(ページモード)。取り得る値は以下の通り:
- 実数: wk layout unit で指定された単位のサイズ
- 文字列: 値と単位が連結したCSS 文字列*(例*: "12pt" は12 ポイントを、"1.5cm" は1.5センチを意味します)。サポートされる単位: pt, cm, mm, px, inches.
- wk none: 特にマージンを指定しない。
|
wk page margin left | ページの左のマージンのサイズ(ページモード)。取り得る値は以下の通り:
- 実数: wk layout unit で指定された単位のサイズ
- 文字列: 値と単位が連結したCSS 文字列*(例*: "12pt" は12 ポイントを、"1.5cm" は1.5センチを意味します)。サポートされる単位: pt, cm, mm, px, inches.
- wk none: 特にマージンを指定しない。
|
wk page margin right | ページの右のマージンのサイズ(ページモード)。取り得る値は以下の通り:
- 実数: wk layout unit で指定された単位のサイズ
- 文字列: 値と単位が連結したCSS 文字列*(例*: "12pt" は12 ポイントを、"1.5cm" は1.5センチを意味します)。サポートされる単位: pt, cm, mm, px, inches.
- wk none: 特にマージンを指定しない。
|
wk page margin top | ページの上部マージンのサイズ(ページモード)。取り得る値は以下の通り:
- 実数: wk layout unit で指定された単位のサイズ
- 文字列: 値と単位が連結したCSS 文字列*(例*: "12pt" は12 ポイントを、"1.5cm" は1.5センチを意味します)。サポートされる単位: pt, cm, mm, px, inches.
- wk none: 特にマージンを指定しない。
|
wk page orientation | ページの向き。取り得る値は以下の通り:
- wk portrait (0) (デフォルト)
- wk landscape (1)
|
wk page size | ドキュメントの用紙サイズを定義します(wk page height および wk page width の属性を変更します)。取り得る値: - プリンターの用紙サイズ名
- 標準のISO 用紙サイズ(サポートされるISO 用紙サイズは以下の通りです"A0" から "A10"まで、"B0" から "B10"まで、"C0" から "C10"まで、 "DL"、"Letter"、"Junior Legal"、"Legal" および "Tabloid")
- ユーザーによって定義されたカスタムの用紙
ISO サイズよりカレントのプリンター用紙サイズの方が優先されます。未知のフォーマットはエラーをトリガーします。 |
wk page width | 実数または文字列値を使用して表現されたページ幅(ページモードin page mode)。取り得る値は以下の通り:
- 実数: wk layout unit で指定された単位のサイズ
- 文字列: 値と単位が連結したCSS 文字列*(例*: "12pt" は12 ポイントを、"1.5cm" は1.5センチを意味します)。サポートされる単位: pt, cm, mm, px, inches.
|
リンク属性を使ってレンジに対して設定したリンクを管理することができます。以下の4D Write Proターゲットに対して適用可能です:
ドキュメント | セクション | 段落 | ピクチャー | テーブル | 行 | カラム/セル | ヘッダー/フッター/ボディ | テキストボックス |
---|
O | O* | O | O | O | | | | |
*インライン画像のみ
定数 | コメント |
---|
wk link url | レンジに設定されたハイパーリンクです。取りうる値は以下のとおり:
- 絶対URL。例: "http://www.4d.com/"
- 相対URL。例: "/test/page.html" (データベースストラクチャーファイルを起点とします)
- 空文字列 = リンクなし
|
4D Write Proは主に二つのタイプのリストをサポートしています:
- 順番付けのないリスト: リスト項目が中点と記されているリスト
- 順番付けされているリスト: リスト項目が番号あるいは文字で記されているリスト
リスト属性を使用するとリストを設定し、異なるリスト項目フォントあるいはマーカーを設定する事ができます。以下の4D Write Proターゲットに対して適用可能です:
ドキュメント | セクション | 段落 | ピクチャー | テーブル | 行 | カラム/セル | ヘッダー/フッター/ボディ | テキストボックス |
---|
O | O* | O* | O* | | | | | |
* セル内の段落に適用
定数 | コメント |
---|
wk list font | FONT STYLE LISTコマンドで返される、完全なフォント名を指定してリスト項目マーカーを表示するようにします(しかし段落のテキストは表示しません)。システムがフォント名を認識しない場合、その代理を使用します。無効なフォント名を設定した場合、コマンドは何もしません。デフォルト値: "Times" |
wk list font family | wk list fontによって定義されたフォントファミリー名を使用してリスト項目マーカーを表示します(しかし段落のテキストは表示しません)。デフォルト値は"Times New Roman"です。 |
wk list start number | 並べられたリストの始まる値を設定します。取り得る値は以下の通りです:- wk auto (デフォルト): 始まる値を0に設定します。
- 整数値: 始まる値
|
wk list string format LTR | 左から右への段落方向二対してのリスト項目マーカー文字列フォーマット。定義されると、リストのデフォルトのリスト項目マーカー文字列を上書きします。
- 順番に並んでいないリスト: 文字列がリスト項目マーカーとして使用されます(通常は単一文字による文字列、例: "-")
- 順番に並んでいるリスト: "#"文字を含んだ文字列。"#"は計算された数字や文字のプレースホルダーになります。デフォルトは"#."なので、例えばカレントのリスト項目番号が15でリストスタイルタイプが小数だった場合、リスト項目マーカー文字列は"15."になります。
|
wk list string format RTL | 右から左への段落方向に対してのリスト項目マーカー文字列フォーマット。定義されると、リストのデフォルトのリスト項目マーカー文字列を上書きします。
- 順番に並んでいないリスト: 文字列がリスト項目マーカーとして使用されます(通常は単一文字による文字列、例: "-")
- 順 番に並んでいるリスト: "#"文字を含んだ文字列。"#"は計算された数字や文字のプレースホルダーになります。デフォルトは"#."なので、例えばカレントのリスト項目番号が 15でリストスタイルタイプが小数だった場合、リスト項目マーカー文字列は"15."になります。
|
wk list style image | 番号なしリストにおいて、画像をリスト項目マーカーとして指定します。取り得る値は以下の通りです:- wk none (デフォルト): リスト項目マーカーは画像によっては定義されていません。
- 4Dピクチャー変数あるいは式などの有効な画像
- 返された値(WP GET ATTRIBUTES): 画像がネットワークURLを通して定義された場合には、その画像がすでに読み込まれている場合にはターゲット画像が返されます。そうでない場合には空の画像が返されます。
ピクチャーをURLあるいはローカルのURIを通して扱いたい場合にはwk list style image url を使用してください。 |
wk list style image height | リスト項目マーカーとして使用される画像の高さを設定します。取り得る値は以下の通りです:
- wk auto (デフォルト): 高さは画像のサイズに基づいて決められます。
- 定義されたサイズ: 実数値あるいは文字列値を使用して表現されたサイズ:
実数: wk layout unitの単位でのサイズ文字列: 値と単位が連結されたCSS文字列。例: 12ptは12ポイントを、1.5cmは1.5センチメートルを意味します。最小値: 0pt、最大値: 1000pt。
|
wk list style image url | URL(文字列)を通して定義された、番号なしリストのリスト項目マーカーの画像。取り得る値:- wk none (デフォルト): リスト項目マーカーは画像によって定義されていません。
- ネットワークURL あるいはデータURI(絶対パスあるいはストラクチャーからの相対パス)
- 返された値(WP GET ATTRIBUTES): ネットワークURL あるいはデータURI。ネットワークURLで参照されたものではない画像に関しては、最初のURLと同じではないことがあり得ます(ネットワークURL のみが保存されます)。ローカルファイルのURLに関しては、画像ストリームそのものはドキュメント内に保管されていて、そのため返されたURLはデータURIと、base64にエンコードされた画像ストリームです。
リスト項目マーカー画像をピクチャー式として扱いたい場合には、wk list style image を使用してください。 |
wk list style type | 順番付けされた、あるいは順番付けされていないリスト項目マーカーのタイプを指定します。取り得る値は以下の通りです:
- wk disc (デフォルト)
- wk circle
- wk square
- wk decimal: 1 2 3
- wk decimal leading zero: 01 02 03
- wk lower latin: a b c
- wk lower roman: i ii iii iv
- wk upper latin: A B C
- wk upper roman: I II III IV
- wk lower greek: α、β、γ、等
- wk armenian
- wk georgian
- wk hebrew
- wk hiragana
- wk katakana
- wk cjk ideographic
- wk hollow square
- wk diamond
- wk club
- wk decimal greek
- wk custom: 順番付けされていないリストで"-"をデフォルトのリスト項目マーカーとして使用します。これは標準のリスト項目マーカーを変更する事なくwk list string format LTR または wk list string format RTLのリスト項目マーカーをカスタマイズするのに便利なスタイルです。
- wk none
|
マージンとは、要素の境界線の外側にあるエリアのことで、透明なものです。以下の図は、"ボックス"の要素に対して設定可能な様々な要素の関係性を表しています:
マージン属性は、以下の4D Write Proターゲットに対して適用可能です:
ドキュメント | セクション | 段落 | ピクチャー | テーブル | 行 | カラム/セル | ヘッダー/フッター/ボディ | テキストボックス |
---|
O | O | O | O | O | O | | | |
注: セクションとサブセクションではwk page margin 属性が使用されます。wk margin 属性は埋め込みモードのドキュメントにおいてのみ使用されます(上記のレイアウトを参照)。
定数 | コメント |
---|
wk inside | 選択されたエリアに複数の段落が含まれる場合、属性は、対応して被っている段落のプロパティに対してのみ適用することを指定します(範囲の外側は含まれません)。境界線、パッディング、マージン属性に対してのみ適用可能で、指定された属性に追加されなければなりません。WP SET ATTRIBUTESコマンドの例2を参照して下さい。 |
wk margin | 要素の全てのマージンのサイズを指定します。取り得る値は以下の通りです:
- 数値あるいは文字列値を使用して表現されたサイズ:
数値: wk layout unitの単位でのサイズ文字列: 値と単位が連結されたCSS文字列。例: 12ptは12ポイントを、1.5cmは1.5センチメートルを意味します。 - wk none (デフォルト): 特にマージンを指定しません。
|
wk margin bottom | 要素の下部のマージンのサイズを指定します。取り得る値は以下の通りです:
- 数値あるいは文字列値を使用して表現されたサイズ:
数値: wk layout unitの単位でのサイズ文字列: 値と単位が連結されたCSS文字列。例: 12ptは12ポイントを、1.5cmは1.5センチメートルを意味します。 - wk none (デフォルト): 特にマージンを指定しません。
|
wk margin left | 要素の左のマージンのサイズを指定します。取り得る値は以下の通りです:
- 数値あるいは文字列値を使用して表現されたサイズ:
数値: wk layout unitの単位でのサイズ文字列: 値と単位が連結されたCSS文字列。例: 12ptは12ポイントを、1.5cmは1.5センチメートルを意味します。 - wk none (デフォルト): 特にマージンを指定しません。
|
wk margin right | 要素の右のマージンのサイズを指定します。取り得る値は以下の通りです:
- 数値あるいは文字列値を使用して表現されたサイズ:
数値: wk layout unitの単位でのサイズ文字列: 値と単位が連結されたCSS文字列。例: 12ptは12ポイントを、1.5cmは1.5センチメートルを意味します。 - wk none (デフォルト): 特にマージンを指定しません。
|
wk margin top | 要素の上部のマージンのサイズを指定します。取り得る値は以下の通りです:
- 数値あるいは文字列値を使用して表現されたサイズ:
数値: wk layout unitの単位でのサイズ文字列: 値と単位が連結されたCSS文字列。例: 12ptは12ポイントを、1.5cmは1.5センチメートルを意味します。 - wk none (デフォルト): 特にマージンを指定しません。
|
wk outside | 選択されたエリアが複数の段落を含むとき、ある属性が対応する段落の外側のプロパティにのみ適用されることを指定します(内側には適用されません)。これは境界線、パッディング、そしてマージン属性に対してのみ指定可能で、特定の属性に対して追加される必要があります。WP SET ATTRIBUTESコマンドの例2を参照して下さい。 |
パッディングとは、要素の中身と要素の境界線の間の空白のことを指します。パッディングは要素の背景色に影響されます。
以下の図は、"ボックス"の要素に対して設定可能な様々な要素の関係性を表しています:
パッディング属性は、以下の4D Write Proターゲットに対して適用可能です:
ドキュメント | セクション | 段落 | ピクチャー | テーブル | 行 | カラム/セル | ヘッダー/フッター/ボディ | テキストボックス |
---|
O | O | O | O | O* | O* | O | O | O |
* セルに適用
定数 | コメント |
---|
wk inside | 選択されたエリアに複数の段落が含まれる場合、属性は、対応して被っている段落のプロパティに対してのみ適用することを指定します(範囲の外側は含まれません)。境界線、パッディング、マージン属性に対してのみ適用可能で、指定された属性に追加されなければなりません。WP SET ATTRIBUTESコマンドの例2を参照して下さい。 |
wk outside | 選択されたエリアが複数の段落を含むとき、ある属性が対応する段落の外側のプロパティにのみ適用されることを指定します(内側には適用されません)。これは境界線、パッディング、そしてマージン属性に対してのみ指定可能で、特定の属性に対して追加される必要があります。WP SET ATTRIBUTESコマンドの例2を参照して下さい。 |
wk padding | 要素の全てのサイドのパッディングを指定します。取り得る値は以下の通りです:
- 数値あるいは文字列値を使用して表現されるサイズ:
数値: wk layout unitの単位でのサイズ文字列: 値と単位が連結されたCSS文字列。例:12ptは12ポイントを、1.5cmは1.5センチメートルを意味します。 - wk none (デフォルト): 特定のパッディングを指定しません。
|
wk padding bottom | 要素の下部のパッディングを指定します。取り得る値は以下の通りです:
- 数値あるいは文字列値を使用して表現されるサイズ:
数値: wk layout unitの単位でのサイズ文字列: 値と単位が連結されたCSS文字列。例:12ptは12ポイントを、1.5cmは1.5センチメートルを意味します。 - wk none (デフォルト): 特定のパッディングを指定しません。
|
wk padding left | 要素の左側のパッディングを指定します。取り得る値は以下の通りです:
- 数値あるいは文字列値を使用して表現されるサイズ:
数値: wk layout unitの単位でのサイズ文字列: 値と単位が連結されたCSS文字列。例:12ptは12ポイントを、1.5cmは1.5センチメートルを意味します。 - wk none (デフォルト): 特定のパッディングを指定しません。
|
wk padding right | 要素の右側のパッディングを指定します。取り得る値は以下の通りです:
- 数値あるいは文字列値を使用して表現されるサイズ:
数値: wk layout unitの単位でのサイズ文字列: 値と単位が連結されたCSS文字列。例:12ptは12ポイントを、1.5cmは1.5センチメートルを意味します。 - wk none (デフォルト): 特定のパッディングを指定しません。
|
wk padding top | 要素の上部のパッディングを指定します。取り得る値は以下の通りです:
- 数値あるいは文字列値を使用して表現されるサイズ:
数値: wk layout unitの単位でのサイズ文字列: 値と単位が連結されたCSS文字列。例:12ptは12ポイントを、1.5cmは1.5センチメートルを意味します。 - wk none (デフォルト): 特定のパッディングを指定しません。
|
段落属性を使用すると段落内でのテキストの配置のためのプロパティを定義する事ができます。以下の4D Write Proターゲットに対して適用可能です:
ドキュメント | セクション | 段落 | ピクチャー | テーブル | 行 | カラム/セル | ヘッダー/フッター/ボディ | テキストボックス |
---|
O | O* | O* | O* | O* | O* | | | |
* セル内の段落に適用
定数 | コメント |
---|
wk avoid widows and orphans | ウィドウアンドオルファンコントロールを有効化あるいは無効化します。有効化されると、4D Write Pro はドキュメント内においてウィドウ(段落の最後の行がページの上部に取り残されている状態)やオルファン(段落の最初の行だけページの下部に入ってしまう状態)を許可しません。取り得る値は以下の通りです:
- wk true (default): ウィドウアンドオルファンコントロールは有効化されています。
- wk false: ウィドウアンドオルファンコントロールは無効化されています(1行だけ分離することが可能になります)
- 属性を読み出す際にはwk mixed
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wk direction | 段落のテキストの方向を指定します。取り得る値は以下の通りです:
- wk left to right (デフォルト)
- wk right to left
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wk id | 要素のID(ヘッダー、フッター、本文、段落、画像、テキストボックス、表、または行)。値の型: 文字列 注意: ID はテキストボックスに対しては空にはできません |
wk keep with next | ある段落をその次の段落とリンクさせ、自動改ページまたは自動カラムブレークでは分割されないようにします。段落ではないターゲットに対して適用された場合、このオプションはターゲット内の段落に対して適用されます。取り得る値: - true - その段落は次の段落とリンクしています。
- false - (デフォルト) その段落は次の段落とリンクしていません。
ブレークがリンクされた二つの段落の間に手動で追加された場合、この属性は無視されます。 この属性が表の最後のセル内の最後の段落に対して適用された場合、表の最後の行が次の段落とリンクされます。 |
wk line height | 行間スペースを指定します。取り得る値は以下の通り:
- wk normal (デフォルト): テキストサイズに基づいた値を使用
- 数値あるいは文字列値で表現された高さを使用:
数値: wk layout unit の単位での高さ文字列値:値と単位が結合されたCSS文字列。例: 12ptは12ポイントを、1.5cmは1.5センチメートルを意味します。相対値(パーセンテージ%)はサポートされています。
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wk page break inside paragraph | 段落内部での自動改ページ機能を管理します。これは以下のものに適用されます: - ターゲット内にある全ての段落
- ターゲットがテキストレンジの場合、その親の段落
取り得る値: - wk auto (デフォルト): 段落/表内部での改ページに関して制約を設けない
- wk avoid: 段落が複数ページにわたって分割されないようにします(可能であれば)
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wk tab default | ターゲット(例:段落、本文、等)内でデフォルトタブの属性を持っているオブジェクト。デフォルトタブ属性には以下のものが含まれます。: プロパティ | 型 | 詳細 | wk type | 倍長整数 | タブ揃え(wk left, wk right, wk center, wk decimal, wk bar). | wk offset | 倍長整数 | タブ位置。値は0より大きい値でなければなりません。 | wk leading | 文字列 | タブリードの文字 | 注: オフセットのみを定義するためのショートカットとしては、カレントの単位の数値(例: 1.5)またはCSS テキスト値(例: "3cm")などを渡す方法があります。4D はそれに基づいて自動的にタブオブジェクトを構築します。 |
wk tab stop leadings | 互換性に関する注意: このセレクターは互換性のために引き続き使用することはできますが、代わりにwk tab default または wk tabs を使用することが推奨されています。 段落レンジにおけるタブリーダー文字を指定します。 取り得る値: wk tab stop offsets および wk tab stop types 配列と同期しています。 |
wk tab stop offsets | 互換性に関する注意: このセレクターは互換性のために引き続き使用することはできますが、代わりにwk tab default または wk tabs を使用することが推奨されています。 段落のタブストップを指定します。取り得る値は以下の通りです: - タブのオフセット値の配列:
互換性に関する注意: 以前は、配列の最後の値が(絶対値ではなく)デフォルトのタブオフセット値として使用されてきました。4D v17 R5 以降、最後の値は(デフォルト値ではなく)絶対値として使用されます。デフォルトのタブ値を定義するためにはwk tab default を使用してください。 - スカラー値
値はCSS文字列(デフォルト)またはwk layout unitでの単位を使用する実数値で表現されます。最大値は10,000ptです。 wk tab stop leadings および wk tab stop types 配列と同期しています。 |
wk tab stop types | 互換性に関する注意: このセレクターは互換性のために引き続き使用することはできますが、代わりに wk tab default または wk tabs を使用することが推奨されています。 段落でのタブストップタイプを指定します。取り得る値は以下の通りです: - タブストップ値の配列(タブストップが配列を通して定義されていた場合)
- wk left (デフォルト)
- wk right:
- wk center:
- wk decimal:
- wk bar:
wk tab stop offsets および wk tab stop leadings 配列と同期しています。 |
wk tabs | タブオブジェクトのコレクション。 それぞれのタブオブジェクトには以下の属性が一つあるいはそれ以上格納されています: プロパティ | 型 | 詳細 | wk type | 倍長整数 | タブ揃え(wk left, wk right, wk center, wk decimal, wk bar). | wk offset | 倍長整数 | タブ位置。値は0より大きい値でなければなりません。 | wk leading | 文字列 | タブリードの文字 | 注: オフセットのみを定義するためのショートカットとしては、WP SET ATTRIBUTES を使用する際カレントの単位の数値(例: 1.5)またはCSS テキスト値(例: "3cm")などをコレクションの要素として渡す方法があります。4D はそれに基づいて自動的にタブオブジェクトを構築します。 以下のようなターゲットに対しては、WP GET ATTRIBUTES コマンドは空のコレクションを返します: - 混在したタブ値が含まれている
- 絶対値を格納していない
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wk text align | 段落内でのテキストの行揃えを指定します。取り得る値は以下の通りです:
- wk left (デフォルト)
- wk right
- wk justify
- wk center
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wk text indent | 段落の最初の行のインデントを指定します。取り得る値は以下の通りです:
- 実数: wk layout unit.の単位でのサイズ。デフォルトは0です。
- 文字列: 値と単位が連結されたCSS文字列。例: 12ptは12ポイントを、1.5cmは1.5センチメートルを意味します。最小値: 0pt、最大値: 10000pt
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wk vertical align | 要素の垂直揃えを設定します。文字、段落、ピクチャー、テキストボックス、表、表の行、および表のカラムとセルに対して使用可能です。セクションまたはサブセクションに対しては使用できません。取り得る値は以下の通りです: - wk baseline : 要素のベースラインを親要素のベースラインと揃えます。
- wk top: 要素の上を、行上で最も高い要素の上と揃えます。
- wk bottom: 要素の下を、行上で最も低い要素の下と揃えます。
- wk middle: 要素は親要素の中央に配置されます。
- wk superscript: 要素を上付き文字として配置します。
- wk subscript: 要素を下付き文字として配置します。
文字においては、wk top とwk bottom はwk baseline と同じ効果を持ちます。 段落においては、wk baseline 、wk superscript とwk subscript はwk top と同じ効果を持ちます。 テーブル、テーブル行、およびテーブルのカラムとセルにおいては、wk top 、wk bottom および wk middle のみがサポートされます。 |
4D Write Pro ターゲットの読み/書きステータスはwk protected 属性を使用して定義可能です。ターゲットをプロテクトに定義すると、ドキュメント全体に対して(wk protection enabled 属性で)プロテクションが有効化されるとそのターゲットは編集不可になります。グローバルプロテクションが有効化されるまでは、ターゲットのwk protected 属性が"true"に設定されていても、編集や変更は可能です。
以下の属性はグローバルなドキュメントプロテクションを管理するのに使用されます。これらは以下の4D Write Pro ターゲットに対して適用可能です:
ドキュメント | セクション | 段落 | ピクチャー | テーブル | 行 | カラム/セル | ヘッダー/フッター/ボディ | テキストボックス |
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◯ | | | | | | | | |
定数 | コメント |
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wk protection enabled | 4D Write Pro ドキュメントの(読み/書き)グローバル保護を有効化または無効化します。取りうる値: - wk true - グローバル保護は有効化されています。ドキュメント内の保護されたターゲットは編集できません。
- wk false - グローバル保護は無効化されています(デフォルト)。ドキュメント内の全てのターゲットは編集可能です。
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以下の属性は特定のコンテンツのプロテクションステータスを管理するのに使用されます。これらは以下の4D Write Pro ターゲットに対して適用可能です:
ドキュメント | セクション | 段落 | ピクチャー | テーブル | 行 | カラム/セル | ヘッダー/フッター/ボディ | テキストボックス |
---|
◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
定数 | コメント |
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wk protected | 4D Write Pro ターゲットに対しての読み/書きプロテクションステータスを定義します(スタイルシートは含まれません)。取り得る値: - wk true - ターゲットはプロテクトと定義されており、グローバルプロテクトが有効化されている場合には変更はできません。
- wk false - ターゲットは保護されていません(デフォルト)
- wk mixed - (レンジターゲットのみ)テーゲットの一部がプロテクトと定義されています。保護されている部分はグローバルプロテクトが有効化されている場合には変更はできません。
注: 親ターゲットのプロテクションステータスを変更した場合、そのターゲットの子のステータスは全て変更になります。 |
保護されたターゲットにおいては、特定の編集アクションは以下の状況において以下のように管理されます:
- コンテンツのコピー / ペースト - 保護されたコンテンツがコピーされた場合、その全ての属性がコピーされます。グローバルプロテクションがかかっているドキュメントにペーストされた場合、有効化状況によって以下のように変化します:
- 有効化 - ペーストされたコンテンツのプロテクションは無効化され、編集することが可能になります。
- 無効化 - ペーストされたコンテンツのプロテクションはそのままの状態になり、編集不可となります。
- ピクチャーの編集 / 削除
- アンカーされたピクチャー - アンカーされたピクチャーに対してプロテクションが有効化されていた場合、そのピクチャーに対して削除 / 編集はできません。
- インラインピクチャー - 保護されたインラインピクチャーが保護されていない段落の中に埋め込まれていた場合、そのピクチャーを削除することはできますがその属性を編集することはできません。
- 行またはカラムの追加 / 削除 - 表に対してプロテクションが無効化されていた場合、行とカラムは追加または削除のみ可能です。表に対してプロテクションが有効化されていた場合、一切の変更はできません。
- 段落の削除 - 保護されたコンテンツの間にあった場合、保護されていない段落はクリアはできますが削除はできません。
レンジ属性は読み込みのみであり、レンジプロパティについての情報を提供します。レンジ属性はレンジオブジェクトに対してのみ適用可能です。
定数 | コメント |
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wk break type | (読み出し専用属性) WP Get breaks によって返されるブレークレンジオブジェクト内のブレークの種類。取り得る値: - wk line break
- wk paragraph break
- wk column break
- wk page break
- wk section break
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wk end | (読み込み専用のレンジ属性) |
wk owner | (読み込み専用のレンジ属性) |
wk start | (読み込み専用のレンジ属性) |
wk type | 4D Write Pro オブジェクトの型。取りうる値: - wk type default: 未定義の型のレンジまたはセクション
- wk type paragraph: 段落型レンジ
- wk type image: 画像(アンカーされた画像またはインライン画像)
- wk type container: 例えばヘッダーまたはフッターなど
- wk type table: 表参照
- wk type text box: テキストボックス
セル、カラム、行専用のレンジ - wk type table row: 表の行参照
- wk type table cell: 表のセル参照
- wk type table column: 表の絡む参照
サブセクション専用: - wk first page: 最初のページのサブセクション
- wk right page: 右ページのサブセクション
- wk left page: 左ページのサブセクション
タブ専用、wk tab default のオブジェクトで使用されている値、あるいはwk tabs のコレクションのオブジェクトで使用されている値: - wk left: タブを左揃えにする
- wk right: タブを右揃えにする
- wk center: タブを中央揃えにする
- wk decimal: タブを小数点に揃える
- wk bar: タブ位置に垂直のバーを挿入する
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これらの属性は、行とカラム特有のものです。以下の4D Write Pro ターゲットに対して適用可能です:
ドキュメント | セクション | 段落 | ピクチャー | テーブル | 行 | カラム/セル | ヘッダー/フッター/ボディ | テキストボックス |
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O | O | | | | | | | |
定数 | コメント |
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wk column count | (テーブル、ドキュメント、セクション用の属性)カラムの数。値:倍長整数- テーブルの場合: 読み込みのみ属性
- ドキュメントあるいはセクションの場合: 読み込み/書き込み可能属性。デフォルト値=1(単一の行)。最大値=20
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wk first column | (読み込みのみ属性)テーブル内にある最初のカラムの数。値:倍長整数 |
wk first row | (読み込みのみ属性)テーブル内の最初の行の数。値:倍長整数 |
wk header | 行が表のヘッダー行かどうかを指定します。ヘッダー属性はブール型(デフォルト)または整数型を取ることができます。取りうる値: - ブール: 行がヘッダー行の場合にはTrue、それ以外の場合にはFalse
- 整数値: wk true wk false wk mixed
True に設定できるのは最初の5行のうちのどれか1つだけです(繰り返し表示されるヘッダー行 参照)。行に対して値がTrue に設定されていた場合、それより前(上)の行に対しては全て属性がTrue に設定されます。 ある行に対して値がFalse に設定されていた場合、それより後(下)の行に対しては全て属性がFalse に設定されます。 |
wk page break inside row | 表の行内部の自動改ページ機能を管理します。これは以下のものに適用されます: - ターゲット内にある全ての行
- ターゲットがテキストレンジまたはセルレンジの場合、その親の行
このオプションが表に対して適用された場合、実際には表自身に対してではなく、表の行に対して適用されます。 このオプションは、wk page break inside table がwk avoid に設定されていた場合には考慮されません。 取り得る値: - wk auto (デフォルト): 改ページが起きたときに、いずれかのセル(または行)の中身がページ幅に収まらない場合には、行は2つに分割され得ます。
- wk avoid: 表の行は分割されることはありません。
- wk mixed 属性読み出し時のみの値
互換性に関する注意: v19 R4 より前のバージョンで作成されたドキュメントについては、それぞれの行に対してはwk avoid が設定されています。 |
wk row count | (読み込みのみ属性)行の総数。値:倍長整数 |
wk table | (読み出しのみ属性) 親テーブル。値の型: オブジェクト |
wk table ID | (読み込みのみ属性)親テーブルのID。値:文字列 |
セクションおよびサブセクション属性は特定のセクションの引数を管理します(全般的なレイアウトの引数もセクションとサブセクションに適用されます。詳細は上記のレイアウトを参照)。以下の4D Write Proターゲットに対して適用可能です:
ドキュメント | セクション | 段落 | ピクチャー | テーブル | 行 | カラム/セル | ヘッダー/フッター/ボディ | テキストボックス |
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O | | | | | | | | |
注: カラム、パッディング、境界線、背景属性のデフォルトの値は、親オブジェクトから継承されます:
- セクションにおいては、ドキュメントの値に基づきます
- サブセクションにおいては、親セクションから属性が上書きされていた場合には親セクションの値に基づきますが、そうでない場合にはドキュメントの値に基づきます。
定数 | コメント |
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wk end | (読み込み専用のレンジ属性) |
wk owner | (読み込み専用のレンジ属性) |
wk parent | (読み込みのみのサブセクション属性) サブセクションの親セクション。値の型: オブジェクト型(セクション参照) |
wk section index | (セクションまたはサブセクションの読み込みのみ属性)セクションのインデックス。取り得る値: 1以上の任意の整数値 |
wk section name | セクションユーザー名。メニューやドキュメントビューにおいてセクション名を表示するために使用(サブセクションにおいては読み込みのみ)。 取り得る値: 文字列(デフォルトは '' であり、デフォルト名が使用されることを意味します) |
wk start | (読み込み専用のレンジ属性) |
wk type | (読み込みのみ可能なレンジ属性) 4D Write Pro オブジェクトの型。取りうる値:
- wk type default: 未定義の型のレンジ
- wk type paragraph: 段落型のレンジ
- wk type image: 画像(アンカーされた画像およびインライン画像)
- wk type image anchored: アンカーされた画像
- wk type image inline: インライン画像
- wk type container: 例えばヘッダーやフッターなど
- wk type table: 表参照
- wk type table row: 表の行参照
- wk type table cell: 表のセル参照
- wk type table column: 表のカラム参照(カラムレンジに対してのみ)
- wk type body: 本文参照
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スタイルシート属性を使用すると既存のスタイルシートオブジェクトを適用することができます。以下の4D Write Pro ターゲットに対して適用可能です:
ドキュメント | セクション | 段落 | ピクチャー | テーブル | 行 | カラム/セル | ヘッダー/フッター/ボディ | テキストボックス |
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O | O | O** | O* | O* | | | | |
*ヘッダーとフッターに対しては読み込みのみ。これらは4D Write Proで管理されます(セクションヘッダーあるいはフッターには一つスタイルシートがあります)
**インライン画像のみ。
定数 | コメント |
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wk new line style sheet | 段落に新たな行を追加する際のスタイルシートを指定します。取り得る値は以下の通りです:
- 既存のスタイルシート名
- wk none (デフォルト)
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wk style sheet | 選択された要素に対してカレントのスタイルシートを指定します。取り得る値は以下の通りです:
- wk none (デフォルト)
- 既存のスタイルシート名
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スタイルシートオブジェクトの作成と、その属性の定義に関する詳細な情報については、スタイルシートコマンド を参照してください。
テーブル属性はテーブルレンジに対応しています。以下の4D Write Proターゲットに対して適用可能です:
ドキュメント | セクション | 段落 | ピクチャー | テーブル | 行 | カラム/セル | ヘッダー/フッター/ボディ | テキストボックス |
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O | O | | | | | | | |
定数 | コメント |
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wk bottom carry over row | 値を表示モードのときに、キャリーオーバー行が分割されたデータソースの表の各ページ/カラムの下部に繰り返し表示される(ただし最後のページ/カラムを除く)かどうかを指定します(キャリーオーバー行は表のテンプレート内で作成されている必要があります、詳細は キャリーオーバー行 を参照してください)。取り得る値: - true: 分割された表の下部にキャリーオーバー行を追加する
- false (デフォルト): 分割された表の下部でもキャリーオーバー行を追加しない
この機能は、空でないコレクションまたはエンティティセレクションを返すデータソースによって埋められた表においてのみ利用可能です。それ以外のコンテキストにおいては、下部キャリーオーバー行が指定されていた場合には、通常の行としてレンダリングされます。 注意: キャリーオーバー行はビューモードが埋め込みモードのときはレンダリングされません。 |
wk break formula | 並べ替えブレーク行に使用する4D formula オブジェクト (値がきちんと変更され、その結果としてブレーク行がしっかり生成されるよう、一般的には "This.item.name" のような項目プロパティに基づいたフォーミュラが使用されます)。 |
wk cell count | 行内にあるセルの総数。値の型: 倍超整数(wk type table row用の値) |
wk column count | (読み込みのみ属性)レンジ内にあるカラムの総数。値:倍長整数 |
wk datasource | 表に対するデータソースを指定します。取りうる値: - formula オブジェクト: 表にはデータソースが割り当てられています。フォーミュラが空ではないエンティティセレクションまたはコレクションを返す場合、テンプレート行は複製されていき、エンティティまたはコレクション要素からのデータが入れられていきます(表のデータソース 参照)。そうでない場合、行は標準のものとなります。
- null: テーブルにデータソースは割り当てられていません(標準の表です)。
|
wk empty datasource | データソースが空のときに表がどのように表示されるかを定義します。この属性は、表がデータソースとリンクされていない場合には何の効力も持ちません。取り得る値: - wk show data row: デフォルトの値。データ行とブレーク行(あれば)に加え、ヘッダーと追加の行を表示します。
- wk hide data row : データ行とブレーク行(定義されていれば)を非表示にしますが、ヘッダーと追加の行は表示されたままになります。
- wk show placeholder row : データ行とブレーク行(あれば)の代わりにプレースホルダー行を表示し、ヘッダーと追加の行は表示されたままになります。プレースホルダー行は表示時は下部のキャリーオーバー行の表示に従います。
- wk hide table: 表全体を非表示にします。
注意: 表は、データソースが空かNULLでかつwk hide data row オプションが設定されていて、ヘッダー行と追加の行がない場合にも表全体が非表示となります。 |
wk first column | (読み込みのみ属性)テーブル内にある最初のカラムの数。値:倍長整数 |
wk first row | (読み込みのみ属性)テーブル内の最初の行の数。値:倍長整数 |
wk header row count | (読み/書き) wk header 属性がTrue に設定されている場合の表の行数。 最大値は5 です。5 より大きい値を渡した場合、wk header 最初の5行に対してのみTrue に設定されます(繰り返し表示されるヘッダー行 参照) |
wk id | (読み込みのみ属性)要素のID。値:文字列 |
wk page break inside table | 表がページより大きい場合に、それを2行に分割できるかどうかを設定します。これは以下のものに適用されます: - ターゲット(ドキュメント、セクション、表レンジまたは要素)内にある全ての表
- ターゲットがテキストレンジ、行レンジ、セルレンジである場合に、その範囲を親である表に拡張します
取り得る値: - wk auto (デフォルト): 表内部での改ページに関して制約を設けない
- wk avoid: 表が2行に分割されるのを禁止する(可能であれば)
- wk mixed 属性読み出し時のみの値
|
wk row count | (読み込みのみ属性)行の総数。値:倍長整数 |
wk table align | テーブル要素の水平方向並びを指定します。取り得る値は以下の通り:
- wk left (デフォルト)
- wk right
- wk center
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注: テーブルに対して有効化された場合、_o_wk page break inside 属性はテーブル全体に対して適用されます。
表の中で連結された要素に対して異なる属性が適用された場合、以下の順番で適用されてレンダリングされます:
- 表が最初にレンダリングされます。
- 行がレンダリングされます(このとき表の属性を上書きします)
- セル/列がレンダリングされます(このとき行の属性を上書きします)
テキストボックス属性はエリアに挿入または追加されたテキストボックスを管理するのに使用されます。以下の4D Write Pro ターゲットに対して適用可能です:
ドキュメント | セクション | 段落 | ピクチャー | テーブル | 行 | カラム/セル | ヘッダー/フッター/ボディ | テキストボックス |
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O | | | | | | | | |
定数 | コメント |
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wk anchor horizontal align | 画像またはテキストボックスの、原点からの相対的な水平方向揃えを定義します(wk anchor origin 参照)。取り得る値は以下の通りです: - wk left - 左揃え
- wk center - 中央揃え*(HTMLでは互換性がなく、Webでは画像が表示されません)*
- wk right - 右揃え
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wk anchor horizontal offset | wk layout unit からの画像またはテキストボックスの水平方向のオフセットを、CSS位置文字列あるいは倍長整数(cmまたはptあるいはpixel単位)で表現された長さで定義します。取り得る値: - wk anchor horizontal align に相対的なページの左端、あるいは右端
- 埋め込みモードの本文の左端、あるいは右端(wk anchor section = wk anchor embeddedの場合)
デフォルトの値 = 0 |
wk anchor layout | 画像またはテキストボックスのレイアウト位置を、ページのテキストに対しての相対位置で定義します。取り得る値: - wk behind text - 画像またはテキストボックスはテキストの背後にアンカーされている
- wk in front of text - 画像またはテキストボックスはテキストの前面にアンカーされている
- wk text wrap top bottom - 画像またはテキストボックスは、画像またはテキストボックスの上下にテキストが折り返されて左右には何もない状態でアンカーされている
- wk text wrap square - 画像またはテキストボックスは、画像またはテキストボックスの周囲全体にテキストが折り返された状態でアンカーされている
- wk text wrap square left - 画像またはテキストボックスは、画像またはテキストボックスの左側にテキストが折り返された状態でアンカーされている
- wk text wrap square right - 画像またはテキストボックスは、画像またはテキストボックスの右側にテキストが折り返された状態でアンカーされている
- wk text wrap square largest - 画像またはテキストボックスは、画像またはテキストボックスの長辺側でテキストが折り返された状態でアンカーされている
- wk inline with text - 画像はテキストのインライン画像になっている(WP INSERT PICTURE で挿入された画像に対してのデフォルト)。テキストボックスに対しては利用できません。読み込みのみ属性です(インライン画像はプログラミングによってアンカー画像へと変換することはできません)。
|
wk anchor origin | 画像またはテキストボックスがページ、ヘッダー、フッターのどれに対してアンカーされているかを定義します。取り得る値: - wk paper box (デフォルト) - 画像またはテキストボックスはページの端に対してアンカーされています。
- wk header box - 画像またはテキストボックスはドキュメントのヘッダーに対してアンカーされています。ヘッダーが非表示の場合には画像およびテキストボックスは表示されません。
- wk footer box - 画像またはテキストボックスはドキュメントのフッターに対してアンカーされています。フッターが非表示の場合には画像およびテキストボックスは表示されません。
このセレクターは埋め込みモードでは無視されます。 |
wk anchor page | 画像またはテキストボックスがアンカーされているページインデックス、あるいはページのタイプを定義します。取り得る値: - wk anchor all - 画像またはテキストボックスを、wk anchor section で定義されたセクションの全てのページにアンカーします。
- wk anchor first page - 画像またはテキストボックスを、wk anchor section で定義されたセクションの最初のページサブセクションにアンカーします。
- wk anchor left page - 画像またはテキストボックスを、wk anchor section で定義されたセクションの左ページサブセクションにアンカーします。
- wk anchor right page - 画像またはテキストボックスを、wk anchor section で定義されたセクションの右ページサブセクションにアンカーします。
- 画像またはテキストボックスをアンカーするページを示す番号(0以上の倍長整数)。この場合、wk anchor section = wk anchor allとなります。セクションへのアンカーは、画像またはテキストボックスが単一のページにアンカーされている時は無視されます。
注: ページモードでの画像またはテキストボックスはブラウザでは表示されません。 |
wk anchor section | 画像またはテキストボックスがアンカーされているセクションインデックスあるいはセクションのタイプを定義します。取り得る値: - wk anchor all (デフォルト) - 画像またはテキストボックスをドキュメント内の全てのセクションにアンカーします(画像およびテキストボックスはページモードでのみ表示されます)。
- wk anchor embedded - 画像またはテキストボックスを埋め込みモードのドキュメント本文にアンカーします(画像およびテキストボックスは埋め込みモードでのみ表示されます)。
- 画像またはテキストボックスをアンカーするセクションを示す番号(1以上の倍長整数、この場合画像およびテキストボックスはページモードでのみ表示されます)。
注: ページモードでの画像またはテキストボックスはブラウザでは表示されません。 |
wk anchor vertical align | 画像またはテキストボックスの、原点からの相対的な垂直方向揃えを定義します(wk anchor origin 参照)。取り得る値は以下の通りです: - wk top - 上揃え
- wk center - 中央揃え*(HTMLでは互換性がなく、ブラウザでは画像が表示されません)*
- wk bottom - 下揃え
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wk anchor vertical offset | wk layout unit からの画像またはテキストボックスの垂直方向のオフセットを、CSS位置文字列あるいは倍長整数(cmまたはptあるいはpixel単位)で表現された長さで定義します。取り得る値: - ページの上、中央、下方向の限界(wk anchor origin 参照)
- 埋め込みモードの本文のページの上、中央、下方向の限界(wk anchor section = wk anchor embedded の場合)
デフォルト値 = 0 |
wk id | 要素のID(ヘッダー、フッター、本文、段落、画像、テキストボックス、表、または行)。値の型: 文字列 注意: ID はテキストボックスに対しては空にはできません |
wk owner | (読み込み専用のレンジ属性) |
wk protected | 4D Write Pro ターゲットに対しての読み/書きプロテクションステータスを定義します(スタイルシートは含まれません)。取り得る値: - wk true - ターゲットはプロテクトと定義されており、グローバルプロテクトが有効化されている場合には変更はできません。
- wk false - ターゲットは保護されていません(デフォルト)
- wk mixed - (レンジターゲットのみ)テーゲットの一部がプロテクトと定義されています。保護されている部分はグローバルプロテクトが有効化されている場合には変更はできません。
注: 親ターゲットのプロテクションステータスを変更した場合、そのターゲットの子のステータスは全て変更になります。 |
wk style sheet | 選択された要素に対してカレントのスタイルシートを指定します。取り得る値は以下の通りです:
- wk none (デフォルト)
- 既存のスタイルシート名
|
wk type | 4D Write Pro オブジェクトの型。取りうる値: - wk type default: 未定義の型のレンジまたはセクション
- wk type paragraph: 段落型レンジ
- wk type image: 画像(アンカーされた画像またはインライン画像)
- wk type container: 例えばヘッダーまたはフッターなど
- wk type table: 表参照
- wk type text box: テキストボックス
セル、カラム、行専用のレンジ - wk type table row: 表の行参照
- wk type table cell: 表のセル参照
- wk type table column: 表の絡む参照
サブセクション専用: - wk first page: 最初のページのサブセクション
- wk right page: 右ページのサブセクション
- wk left page: 左ページのサブセクション
タブ専用、wk tab default のオブジェクトで使用されている値、あるいはwk tabs のコレクションのオブジェクトで使用されている値: - wk left: タブを左揃えにする
- wk right: タブを右揃えにする
- wk center: タブを中央揃えにする
- wk decimal: タブを小数点に揃える
- wk bar: タブ位置に垂直のバーを挿入する
|
wk vertical align | 要素の垂直揃えを設定します。文字、段落、ピクチャー、テキストボックス、表、表の行、および表のカラムとセルに対して使用可能です。セクションまたはサブセクションに対しては使用できません。取り得る値は以下の通りです: - wk baseline : 要素のベースラインを親要素のベースラインと揃えます。
- wk top: 要素の上を、行上で最も高い要素の上と揃えます。
- wk bottom: 要素の下を、行上で最も低い要素の下と揃えます。
- wk middle: 要素は親要素の中央に配置されます。
- wk superscript: 要素を上付き文字として配置します。
- wk subscript: 要素を下付き文字として配置します。
文字においては、wk top とwk bottom はwk baseline と同じ効果を持ちます。 段落においては、wk baseline 、wk superscript とwk subscript はwk top と同じ効果を持ちます。 テーブル、テーブル行、およびテーブルのカラムとセルにおいては、wk top 、wk bottom および wk middle のみがサポートされます。 |