ボタングリッド
概要
ボタングリッドは透明なオブジェクトであり、画像の最前面に配置されます。 おもに、列と行の配列を表現する画像との組み合わせで使用します。 ユーザーがグラフィック上でクリックすると、そこが凹んだように描画されます。
ボタングリッドのオブジェクトを使用すると、グラフィック上でユーザーがクリックした場所を判別することができます。 オブジェクトメソッドでは On Clicked
イベントを使用し、クリックされた場所に応じて適切な動作を実行します。
ボタングリッドの作成
ボタングリッドを作成するには、背景グラフィックをフォームに追加し、その最前面にボタングリッドを配置します。 "行列数" テーマの 行 と 列 に行数と列数を指定します。
4D では、カラーパレットにボタングリッドが使用されています:
ボタングリッドの使用
グリッド上のボタンには、左上から右下に向けて番号が振られます。 上の例で、グリッドは 16列×16行で構成されています。 左上にあるボタンはクリックされると 1 を返します。 2行目の右端にある赤いボタンが選択されると、ボタングリッドは 32 を返します。 選択されたボタンがなければ、0が返されます。
ページ指定アクション
ボタングリッドにページ指定用の gotoPage
標準アクションを割り当てることができます。 この標準アクションを設定すると、4D はボタングリッドで選択されたボタンの番号に相当するフォームページを自動的に表示します。 たとえばグリッド上の 10 番目のボタンを選択すると、4D は現在のフォームの 10 ページ目を表示します (存在する場合)。
プロパティ一覧
タイプ - オブジェクト名 - 変数あるいは式 - CSSクラス - 行 - 列 - 左 - 上 - 右 - 下 - 幅 - 高さ - 横方向サイズ変更 - 縦方向サイズ変更 - 表示状態 - 境界線スタイル - ヘルプTips - 標準アクション - ドロップ有効