アクション
ドラッグ有効
ユーザーによるオブジェクトのドラッグを制御します。 デフォルトでは、ドラッグ操作は禁止されています。
二つのドラッグモードが提供されています:
- カスタム: このモードでは、オブジェクトに対しておこなわれたドラッグ操作は、当該オブジェクトのコンテキストにおいて
On Begin Drag
フォームイベントを発生させます。 これを利用して、開発者はメソッドを用いてドラッグアクションを管理しなければなりません。 つまり、カスタムモードにおいては、ドラッグ&ドロップ操作のすべてが開発者により管理されます。 このモードでは、ドラッグ&ドロップに基づいたあらゆるインターフェースを実装することができます。これにはデータの転送を必ずしも伴わないものも含まれ、ファイルを開くや計算をトリガーするなどの任意のアクションを実行することができます。 このモードは専用のプロパティ、イベント、ペーストボード
テーマのコマンド等の組み合わせに基づいています。 - 自動: このモードでは、ドラッグ元のフォームオブジェクトからテキストやピクチャーが 4D によって コピー されます。 このコピーは、同じ 4Dエリア内、2つの 4Dエリア間、4D と他のアプリケーション間で使用できます。 たとえば、自動ドラッグ (&ドロップ) を使用して、プログラムを使用せず、2つのフィールド間で値をコピーできます:
このモードでは、On Begin Drag
フォームイベントは生成されません。 自動ドラッグが有効のときに標準のドラッグを "強制" したい場合、アクションの間 Alt (Windows) または Option (macOS) キーを押しながら操作します。 このオプションはピクチャーでは利用できません。
詳細については 4Dランゲージリファレンス マニュアルの ドラッグ&ドロップ を参照してください。
JSON 文法
名称 | データタイプ | とりうる値 |
---|---|---|
dragging | text | "none" (デフォルト), "custom", "automatic" (リストボックスを除く) |
対象オブジェクト
4D Write Pro エリア - 入力 - 階層リスト - リストボックス - プラグインエリア
参照
ドロップ有効
ユーザーがドラッグ&ドロップしたデータをオブジェクトが受け取ることができるかどうかを制御します。
二つのドロップモードが提供されています:
- カスタム: このモードでは、オブジェクトに対しておこなわれたドロップ操作は、当該オブジェクトのコンテキストにおいて
On Drag Over
とOn Drop
フォームイベントを発生させます。 これを利用して、開発者はメソッドを用いてドロップアクションを管理しなければなりません。 つまり、カスタムモードにおいては、ドラッグ&ドロップ操作のすべてが開発者により管理されます。 このモードでは、ドラッグ&ドロップに基づいたあらゆるインターフェースを実装することができます。これにはデータの転送を必ずしも伴わないものも含まれ、ファイルを開くや計算をトリガーするなどの任意のアクションを実行することができます。 このモードは専用のプロパティ、イベント、ペーストボード
テーマのコマンド等の組み合わせに基づいています。 - 自動: このモードでは、4D は可能な限り自動で、オブジェクトにドロップされたテキストやピクチャー型データの挿入を管理します (データはオブジェクトにペーストされます)。 このモードでは、
On Drag Over
とOn Drop
フォームイベントは生成されません。 他方、ドロップ中のOn After Edit
とオブジェクトがフォーカスを失った時のOn Data Change
イベントは生成されます。
詳細については 4Dランゲージリファレンス マニュアルの ドラッグ&ドロップ を参照してください。
JSON 文法
名称 | データタイプ | とりうる値 |
---|---|---|
dropping | text | "none" (デフォルト), "custom", "automatic" (リストボックスを除く) |