データソース
自動挿入
このオプションがチェックされていると、オブジェクトに関連付けられた選択リストにない値をユーザーが入力した場合に、その値が自動的にメモリー内のリストに追加されます。 フォームオブジェクトに選択リストを関連付けるには次の方法があります:
- 選択リスト JSON プロパティを使用する
- OBJECT SET LIST BY NAME または OBJECT SET LIST BY REFERENCE コマンドを使用する
- フォームエディターでプロパティリストを使用する
たとえば、"France, Germany, Italy" という値を含む選択リストが "Countries" というコンボボックスに関連付けられていた場合を考えます。自動挿入 のオプションがチェックをされていて、ユーザーが "Spain" という値を入力すると、"Spain" という値が自動的にメモリー内のリストに追加されます:
当然のことながら、オブジェクトに 除外リスト が設定されていた場合には、そのリストに含まれる値を入力することはできません。
デザインモードで定義されたリストが関連付けられている場合、自動挿入によって、その元のリストが変更されることはありません。
自動挿入 のオプションがチェックされていない場合、入力された値はオブジェクトの中には保存されますが、メモリー内のリストには入力されません。
JSON 文法
名称 | データタイプ | とりうる値 |
---|---|---|
automaticInsertion | boolean | true, false |
対象オブジェクト
選択リスト
選択リストをフォームオブジェクトに関連づけます。 指定できるのは選択リスト名 (リストの参照) またはデフォルト値のコレクションです。
JSON 文法
名称 | データタイプ | とりうる値 |
---|---|---|
choiceList | list, collection | 選択可能な値のリスト |
list | list, collection | 選択可能な値のリスト (階層リストのみ) |
対象オブジェクト
ドロップダウンリスト - コンボボックス - 階層リスト - リストボックス列
選択リスト (静的リスト)
タブコントロールオブジェクトのラベルとして使用する静的な値のリスト。
JSON 文法
名称 | データタイプ | とりうる値 |
---|---|---|
labels | list, collection | タブコントロールラベルに使用する値のリスト。 |
対象オブジェクト
カレントの項目
コレクションまたはエンティティセレクションリストボックス
ユーザーによって選択されたコレクション要素/エンティティが割り当てられる変数あるいは式を指定します。 オブジェクト変数あるいはオブジェクトを受け入れる割り当て可能な式を使用する必要があります。 ユーザーが何も選択しなかった場合、あるいはスカラー値のコレクションを使用した場合、Null 値が割り当てられます。
このプロパティは「読み取り専用」であり、リストボックスにおけるユーザーアクションに基づいて自動的に更新されます。 この値を編集してリストボックスの選択状態を変更することはできません。
JSON 文法
名称 | データタイプ | とりうる値 |
---|---|---|
currentItemSource | string | オブジェクト型の式 |
対象オブジェクト
カレントの項目の位置
コレクションまたはエンティティセレクションリストボックス
ユーザーによって選択されたコレクション要素/エンティティの位置を表す倍長整数が割り当てられる変数あるいは式を指定します。
- 要素/エンティティが選択されていない場合、変数あるいは式は 0 を受け取ります。
- 単一の要素/エンティティが選択されている場合、変数あるいは式はその位置を受け取ります。
- 複数の要素/エンティティが選択されている場合、変数あるいは式は最後に選択された要素/エンティティの位置を受け取ります。
このプロパティは「読み取り専用」であり、リストボックスにおけるユーザー アクションに基づいて自動的に更新されます。 この値を編集してリストボックスの選択状態を変更することはできません。
JSON 文法
名称 | データタイプ | とりうる値 |
---|---|---|
currentItemPositionSource | string | 数値型の式 |
対象オブジェクト
データタイプ
式タイプ を参照ください。