アピアランス
デフォルトボタン
フォーム上のボタンのいずれにも フォーカス可 プロパティが設定されていない場合、デフォルトボタンプロパティが有効化されたボタンがランタイムにおいて最初のフォーカスを得ます。
デフォルトボタンは、フォームページごとに一つのみ設定できます。
macOS上では、デフォルトボタンプロパティによってボタンの見た目が変更され、推奨されている選択肢であることをユーザーに対して示し、フォーカスがなくても、自動的に Enter キーに関連付けられます。 デフォルトボタンとフォーカスされているボタンは同一である必要はありません。 macOSにおけるデフォルトボタンは特徴的な青い外観を持ちます:
このデフォルトボタンとしての外観を得るには、ボタンの高さが 22以下に設定されている必要があります。
Windows上では "推奨選択肢" の概念はサポートされていないため、フォーカスされているボタンのみがランタイムにおいて異なる外観を持ち、Enter キーはフォーカスされたボタンに関連付けられます。 4D フォームエディター上ではデフォルトボタンは青い枠線で表されます:
JSON 文法
名称 | データタイプ | とりうる値 |
---|---|---|
defaultButton | boolean | true, false |
対象オブジェクト
フォーカスの四角を隠す
ランタイムにおいて、タブキーやシングルクリックによってフォーカスを得たフィールドや入力可能なエリアは、選択状態を示す四角で縁取りされます。 このプロパティを使用して、フォーカスの四角を非表示にできます。 特定のインターフェースにおいては、フォーカスの四角を非表示にすることが便利かもしれません。
JSON 文法
名称 | データタイプ | とりうる値 |
---|---|---|
hideFocusRing | boolean | true, false |
対象オブジェクト
4D Write Pro エリア - 階層リスト - 入力 - リストボックス - サブフォーム
セレクションハイライトを非表示
セレクション型リストボックス
リストボックスのセレクションハイライトを非表示にします。
このオプションが有効化されていると、リストボックスにおける行選択を可視化するセレクションハイライトが非表示になります。 ハイライトが非表示になっていても選択行は引き続き機能的に有効です。しかしながら、画面上では選択状態が明示されなくなるため、プログラムによって選択行を 可視化 する必要があります。
デフォルトでは、このオプションは有効化されていません。
JSON 文法
名称 | データタイプ | とりうる値 |
---|---|---|
hideSystemHighlight | boolean | true, false |
対象オブジェクト
横スクロールバー
表示エリアを左右に移動できるようにするインターフェースツールです。
使用可能な値:
プロパティリスト | JSON 値 | 説明 |
---|---|---|
あり | "visible" | スクロールバーは必要のない場合でも常に表示されます。つまり、オブジェクトのコンテンツのサイズがフレームのサイズより小さい場合でも表示されます。 |
なし | "hidden" | スクロールバーは表示されません。 |
自動 | "automatic" | スクロールバーは必要なときに 表示されます。つまり、オブジェクトのコンテンツのサイズがフレームのサイズより大きい場合には表示されます。 |
ピクチャー型のオブジェクトは、表示フォーマットが "トランケート (中央合わせなし)" に設定されているときに、スクロールバーを持つことができます。
JSON 文法
名称 | データタイプ | とりうる値 |
---|---|---|
scrollbarHorizontal | テキスト | "visible", "hidden", "automatic" |
対象オブジェクト
階層リスト - サブフォーム - リストボックス - 入力 - 4D Write Pro エリア
参照
解像度
4D Write Pro エリアの画面解像度を設定します。 デフォルト値は 72dpi (macOS) で、これはすべてのプラットフォームにおける 4Dフォームの標準解像度です。 96dpi に指定すると、Windows/Web レンダリングを macOS および Windows の両プラットフォームに設定します。 この項目を 自動 に設定すると、macOS と Windows 間でドキュメントのレンダリングが異なることになります。
JSON 文法
名称 | データタイプ | とりうる値 |
---|---|---|
dpi | number | 0=automatic, 72, 96 |
対象オブジェクト
背景を表示
ページの背景画像および背景色を表示/非表示にします。
JSON 文法
名称 | データタイプ | とりうる値 |
---|---|---|
showBackground | boolean | true (デフォルト), false |
対象オブジェクト
フッター表示
ビューモード が "ページ" に設定されている場合に、ページのフッターを表示/非表示にします。
JSON 文法
名称 | データタイプ | とりうる値 |
---|---|---|
showFooters | boolean | true (デフォルト), false |
対象オブジェクト
フォーミュラバーを表示
有効化すると、4D View Pro エリアにおいてツールバーのすぐ下にフォーミュラバーが表示されます。 選択されていない場合、フォーミュラバーは非表示となります。
このプロパティは ツールバー インターフェースの場合に利用可能です。
JSON 文法
名称 | データタイプ | とりうる値 |
---|---|---|
withFormulaBar | boolean | true (デフォルト), false |
対象オブジェクト
ヘッダーを表示
ビューモード が "ページ" に設定されている場合に、ページのヘッダーを表示/非表示にします。
JSON 文法
名称 | データタイプ | とりうる値 |
---|---|---|
showHeaders | boolean | true (デフォルト), false |
対象オブジェクト
非表示文字を表示
非表示の文字を表示/非表示にします。