用語集
主なコンセプトの概要
属性
属性とは、リレーショナルデータベース内における最小の保存セルです (リレーション属性 も参照してください)。 データクラス属性とエンティティ属性を混同しないようにしてください:
- データクラスオブジェクトにおける各プロパティは、対応するテーブルの対応するフィールドへとマップするデータクラス属性です (同じ名前と型)。
- エンティティオブジェクトにおけるエンティティ属性は、対応するデータストア属性の値を格納するプロパティです。
属性 と プロパティ は似た概念です。 "属性" はデータを保存するデータクラスプロパティを指定するのに使われるのに対し、"プロパティ"はより一般的な概念でオブジェクト内で保存されるデータを定義します。
属性パス
属性パスとは、あるデータクラスあるいはエンティティ内の属性へのパスです。 プロパティパス も参照ください。
クラスコード
ユーザークラス関数のコード。
データモデルクラス
データモデルオブジェクトに関連して提供される拡張クラス。
データモデルオブジェクト
ORDA を通して提供されているデータベースオブジェクト (データストア、データクラス、エンティティ、エンティティセレクション)。
データモデル関数
ORDA データモデルクラスの関数。
データクラス
データクラスとは、データを記述するオブジェクトモデルです。 データストアによって提供されるデータベースのテーブルは、データクラスを通して管理されます。 データストアから提供されたデータベースの各テーブルは、対応する同名のデータクラスを持ちます。 テーブルの各フィールドは、データクラスの属性です。
データクラスは単一のデータストアにリレートされています。
DataClass クラス
カスタム関数を追加することのできる、特定のデータクラスオブジェクト用のクラス。
データストア
データストアとは、ORDA によって提供 されるインターフェースオブジェクトです。データストアはストラクチャーを参照し、データへのアクセスを提供します。 ds
コマンドによって返されるメインデータベースは、データストア (メインデータストア) として利用可能です。
データストアは以下のものを提供します:
- 4Dデータベースへの接続
- データベースを扱うためのデータクラスのセット
利用できるデータベースは、スタンダロンまたはクライアント/サーバーで開いているメインの 4D データベース (メインデータストア)、および REST リソースとして公開された 4D Server データベースです (リモートデータストア)。
データストアは単一のデータベースのみを参照しますが、 複数のデータベースをアクセスするために複数のデータストアを開くことも可能です。
DataStore クラス
カスタム関数を追加することのできる、データストアオブジェクト用のクラス。
DataStoreImplementation
4D
クラスストア内の DataStore クラスの内部的な名称。