$savedorderby
エンティティセット作成時に、$orderby
に定義した並べ替え情報を保存します (例: $savedorderby="{orderby}"
)
説明
エンティティセットを作成する際に使用した並べ替え情報を念のために保存しておくことができます。 4D Server のキャッシュからエンティティセットが削除されてしまっても (たとえばタイムアウトや容量の問題、$method=release
操作によって) 、同じエンティティセットを取り戻すことができます。
$savedorderby
を使用してエンティティセット作成時に使った並べ替え情報を保存したあとは、エンティティセットを取得する度に $savedorderby
も受け渡します。
4D Server のキャッシュからエンティティセットが消えていた場合、10分のデフォルトタイムアウトで再作成されます。 エンティティセットの作成時に $savedfilter
と $savedorderby
の両方を使用したにも関わらず、次の呼び出しでは片方を省略すると、返されるエンティティセットは同じ参照番号を持ちながら、この変更を反映します。
例題
エンティティセットを作成する際に $savedorderby
を使います:
GET /rest/People/?$filter="lastName!=''"&$savedfilter="lastName!=''"&$orderby="salary"&$savedorderby="salary"&$method=entityset
作成したエンティティセットにアクセスする際、そのエンティティセットが有効なのを確実にしたい場合には、($savedfilter と $savedorderby を両方使って) 次のように書きます:
GET /rest/People/$entityset/AEA452C2668B4F6E98B6FD2A1ED4A5A8?$savedfilter="lastName!=''"&$savedorderby="salary"