入力
入力オブジェクトを使って、データベースフィールド や 変数 といった式をフォーム上に追加することができます。 入力オブジェクトは文字ベースのデータ (テキスト、日付、数値など) およびピクチャー型のデータを扱えます。

入力オブジェクトにはの変数あるいは式プロパティには 代入可、または代入不可の式 を設定することができます。
また、入力オブジェクトは 入力可、または不可 に設定することができます。 入力可に設定された入力オブジェクトはデータを受け入れます。 データ入力に対しては、データ入力制御を設定できます。 入力不可に設定された入力オブジェクトは、ユーザーの編集を受け付けず、値を表示するのみです。
データは、オブジェクトメソッドやフォームメソッドを使って管理することができます。
セキュリティ上の理由から、マルチスタイル の入力エリアでは、別の4D アプリケーションや外部環境からフォーミュラがペーストされた際には、コピーした時点で取得可能な計算された値(テキストまたは画像)のみがペーストされます。 値が何も取得できない場合(例: フォーミュラが一度も計算されていないなど)、4D はフォーミュラのソースを標準テキストとしてペーストします。
JSON 例:
	"myText": {
		"type": "input",	// オブジェクトタイプ
		"spellcheck": true,	// 自動スペルチェック
		"left": 60,			// フォーム上の座標 (左)	  
		"top": 160,			// フォーム上の座標 (上) 
		"width": 100,		// 幅
		"height": 20		// 高さ
		}
プロパティ一覧
履歴
| リリース | 内容 | 
|---|---|
| 19 R7 | 角の半径をサポート | 
タイプ - オブジェクト名 - 変数あるいは式 - CSSクラス - 左 - 上 - 右 - 下 - 幅 - 高さ - 角の半径 - 横方向サイズ変更 - 縦方向サイズ変更 - 入力可 - フォーカス可 - プレースホルダー - 自動スペルチェック - 複数行 - コンテキストメニュー - 選択を常に表示 - 選択リスト - デフォルト値 - 指定リスト - 除外リスト - 文字フォ-マット - 日付フォーマット - 時間フォーマット - 数値フォーマット - テキスト (True時)/テキスト (False時) - ピクチャーフォーマット - 表示状態 - ワードラップ - フォーカスの四角を隠す - 横スクロールバー - 縦スクロールバー - 背景色 - 塗りカラー - 境界線スタイル - フォント - フォントサイズ - 太字 - イタリック - 下線 - フォントカラー - 横揃え - 方向 - スタイルタグを全て保存 - マルチスタイル - スタイルタグを全て保存 - ピッカーの使用を許可 - 印刷時可変 - ドラッグ有効 - ドロップ有効
入力の代替手段
フィールドや変数などの式は、フォーム内において入力オブジェクト以外を用いて表示することができます。具体的には以下の方法があります:
- データベースのフィールドから セレクション型のリストボックス へと、データを直接表示・入力することができます。
- ポップアップメニュー/ドロップダウンリスト と コンボボックス オブジェクトを使用することによって、リストフィールドまたは変数をフォーム内にて直接表示することができます。
- ブール型の式は チェックボックス や ラジオボタン オブジェクトを用いて提示することができます。