CREATE ALIAS
CREATE ALIAS ( targetPath ; aliasPath )
| 引数 | 型 | 説明 | |
|---|---|---|---|
| targetPath | Text | → | エイリアス/ショートカットターゲットのアクセスパスまたは名前 | 
| aliasPath | Text | → | エイリアスまたはショートカットの完全なパス名または名前 | 
説明
CREATE ALIASコマンドを使用して、targetPathに渡した目的のファイルまたはフォルダのエイリアス(Windowsでは"ショートカット" と呼ばれる) を作成します。名前と場所は、引数targetPathによって決定されます。
エイリアスは、あらゆる種類のドキュメントやフォルダに役立ちます。エイリアスのアイコンはターゲットアイテムと同じです。アイコンの左下には小さな矢印があります。Mac OSではアイコン名はイタリック文字で表示されます。
このコマンドは、名前をデフォルトで割り当てませんので、引数aliasPathに名前を渡す必要があります。名前だけをこの引数に渡すと、エイリアスがカレントのワーキングフォルダ内に作成されます(通常、ストラクチャファイルを格納しているファイル) 。
Note: Windowsでは、ショートカットは、拡張子".LNK" (可視できません) によって指定されます。この拡張子を渡さなければ、コマンドが自動的に拡張子を付加します。
targetPathに空の文字列を渡すと、コマンドは何もしません。
例題
データベースは、データベースのフォルダ内でソートされた"レポート番号" と呼ばれるテキストファイルを作成します。これらのレポートのショートカットを作成し、便利な場所に保存します。
  //メソッドCREATE_REPORT
 var $vtRport : Text
 C_STRING(250;$vtpath)
 C_STRING(80;$vaname)
 var vDoc : Time
 C_INTEGER($ReportNber)
 
 $vTReport:=... //レポートを作成する
 $ReportNber:=... //レポート番号を計算する
 $vaName:="Report"+String($ReportNber)+".txt" //ファイル名
 vDoc:=Create document($vaName)
 If(OK=1)
    SEND PACKET(vDoc;$vTReport)
    CLOSE DOCUMENT(vDoc)
  //エイリアスを追加する
    CONFIRM("Create an alias for this report?")
    If(OK=1)
       $vtPath:=Select folder("Where do you want the alias to be created?")
       If(OK=1)
          CREATE ALIAS($vaName;$vtPath+$vaName)
          If(OK=1)
             SHOW ON DISK($vtPath+$vaName)
  //エイリアスの場所を表示する
          End if
       End if
    End if
 End if
システム変数およびセット
コマンドの実行が成功すると、OKシステム変数に1が代入されます。その他の場合は、0が代入されます。
参照
プロパティ
| コマンド番号 | 694 | 
| スレッドセーフである | ✓ | 
| システム変数を更新する | OK |