EXPAND BLOB
EXPAND BLOB ( BLOB )
| 引数 | 型 | 説明 | |
|---|---|---|---|
| Blob | Blob | → | 展開するBLOB | 
説明
EXPAND BLOB コマンドは、COMPRESS BLOBコマンドを使用して既に圧縮されているblobを解凍します。
呼び出し後、BLOBが解凍された場合は、システム変数OKは1に設定されます。BLOBが解凍できなかった場合は、システム変数OKは0に設定されます。
メモリ不足で解凍できない場合は、エラーが表示されず、メソッド実行をレジュームします。
(BLOBが圧縮されていなかったり壊れていたりするなど) その他の場合、-10600のエラーを生成します。このエラーは、ON ERR CALLコマンドでとらえることができます。
BLOBが圧縮されているかを検証するには、BLOB PROPERTIES コマンドを使用します。
例題 1
この例題はBLOB vxMyBlob が圧縮されているかテストし、圧縮されていれば解凍します:
 BLOB PROPERTIES(vxMyBlob;$vlCompressed;$vlExpandedSize;$vlCurrentSize)
 If($vlCompressed#Is not compressed)
    EXPAND BLOB(vxMyBlob)
 End if
例題 2
この例題はドキュメントを選択させ、圧縮されていれば解凍します:
 $vhDocRef :=Open document("")
 If(OK=1)
    CLOSE DOCUMENT($vhDocRef)
    DOCUMENT TO BLOB(Document;vxBlob)
    If(OK=1)
       BLOB PROPERTIES(vxBlob;$vlCompressed;$vlExpandedSize;$vlCurrentSize)
       If($vlCompressed#Is not compressed)
          EXPAND BLOB(vxBlob)
          If(OK=1)
             BLOB TO DOCUMENT(Document;vxBlob)
          End if
       End if
    End if
 End if
システム変数およびセット
BLOBが正しく解凍されるとOK変数は1に、そうでなければ0に設定されます。
参照
プロパティ
| コマンド番号 | 535 | 
| スレッドセーフである | ✓ | 
| システム変数を更新する | OK |