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バージョン: 20 R5

クラス関数について

この章では、ビルトインの 4D クラス関数および関連するコンストラクターコマンドを説明します。 4Dクラス関数およびプロパティは、クラスインスタンス オブジェクトによって提供されます。

  • 関数は、インスタンスに対し、() 演算子を使って呼び出します。 例: collection.sort()
  • プロパティにアクセスする場合は、カッコを使いません。 例: file.creationTime。 また、[] シンタックスも使用可能です。 例: file["creationTime"]
  • コマンドは独立して、引数付きあるいは引数なしで呼び出すことができます。 例: Folder(fk database folder)

表記規則

関数シンタックスでは、次の表記が使われています:

  • 中カッコ { } は、任意のパラメーターを示します。 たとえば、.delete( { option : Integer } ) という表記の場合、関数を呼び出す際に option パラメーターを省略することができます。
  • { ; ...param } という表記は、パラメーターの数に制限がないことを示します。 たとえば、.concat( value : any { ;...valueN } ) : Collection という表記の場合、データ型および数に制限なく関数に引数を渡すことができます。
  • any キーワードは、属性として保存可能な範囲 (数値、テキスト、ブール、日付、時間、オブジェクト、コレクション) でデータ型に制限のないパラメーターを示すのに使用されます。

参照

4Dランゲージのクラス