クラ イアント/サーバー管理
組み込みクライアント/サーバーアプリケーションまたはリモートプロジェクトの形で、4Dデスクトップアプリケーションをクライアント/サーバー構成で運用することができます。
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組み込みクライアント/サーバーアプリケーション は アプリケーションビルダー を使って生成します。 これらは、アプリケーションの運用に使います。
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リモートプロジェクト とは、4D Server 上で開いた .4DProject ファイルのことで、リモートモードの 4D を使って接続します。 4D Server は、プロジェクトの 圧縮形式 である .4dz ファイルをリモートの 4D に送信します。つまり、ストラクチャーファイルは読み取り専用です。 この構成は通常、アプリケーションのテストに使います。
ただし、4D Server と同じマシン から接続している場合には、プロジェクトファイルの変更が可能です。 この 特殊機能 により、クライアント/サーバーアプリケーションを運用時と同じコンテ キストで開発することができます。
組み込みクライアント/サーバーアプリケーションを開く
ビルドされたクライアント/サーバーアプリケーションは起動や接続処理が簡易です:
- サーバーを起動するには、サーバーアプリケーションをダブルクリックします。 プロジェクトファイルを選択する必要はありません。
- クライアントを起動するにも、同様にクライアントアプリケーションをダブルクリックします。すると、サーバーアプリケーションへの接続が直接おこなわれるため、
詳細については アプリケーションビルド ページを参照ください。
リモートプロジェクトを開く
4D Server 上で動いているプロジェクトに初めて接続する場合は、通常は標準の接続ダイアログを使います。 以降は、最近使用したプロジェクトを開く メニューや、4DLink ショートカットファイルを使って直接接続できるようになります。
4D Server で実行されているプロジェクトに接続するには:
- 次のいずれかの方法をおこないます:
- Welcome ウィザードにて 4D Serverに接続 を選択します。
- ファイル メニューより **開く > リモートプロジェクト...**を選択するか、開く ツールバーボタンより同様に選択します。
4D Server に接続するためのダイアログが表示されます。 ダイアログには 最近使用、利用可、および カスタム という、3つのタブがあります。
リモートの 4D と同じサブネットワークに 4D Server が接続されている場合は 利用可 タブを選択します。 4D Server には組み込みのブロードキャストシステムがあり、デフォルトで、ネットワーク上に利用可能な 4D Server データベースの名前を公開します。 このリストは、名前が見つかった順に表示され、動的に更新されます。
このリストからサーバーに接続するには、名前上でダブルクリックするか、名前を選択して OK ボタンをクリックします。
公開されているプロジェクトが 利用可 タブに見つからない場合には、カスタム タブを開きます。 カスタムページでは、IPアドレスでネットワーク上のサーバーを指定し、それに任意の名前をつけられます。