VP ADD STYLESHEET
VP ADD STYLESHEET ( vpAreaName : Text ; styleName : Text ; styleObj : Object { ; sheet : Integer } )
引数 | 型 | 説明 | ||
---|---|---|---|---|
vpAreaName | テキスト | -> | 4D View Pro フォームオブジェクト名 | |
styleName | テキスト | -> | スタイルの名前 | |
styleObj | オブジェクト | -> | 属性設定を定義するオブジェクト | |
sheet | 整数 | -> | シートのインデックス (省略した場合はカレントシート) |
説明
VP ADD STYLESHEET
コマンドは、開いているドキュメント内にて、styleName 引数で指定したスタイルシートを、styleObj 引数のプロパティの組み合わせに基づいて作成または変更します。 同じ名前とインデックスを持つスタイルシートがドキュメント内にすでに存在する場合、このコマンドはそれを新しい値で上書きします。
このコマンドで作成されたスタイルシートはドキュメントとともに保存されます。
vpAreaName には、4D View Pro エリアの名前を渡します。 存在しない名前を渡した場合、エラーが返されます。
styleName 引数には、スタイルシートの名前を渡します。 同じスコープ内で名前が既に使用されている場合、新しいスタイルシートは既存のものを上書きします。 ただし異なるスコープであれば同じ名前を使用することが可能です (以下参照)。
styleObj には、スタイルシートの設定 (例: フォント、テキスト装飾、文字揃え、境界線、など) を指定します。 スタイルプロパティの完全な一覧については、スタイルオブジェクトプロパティ を参照ください。
任意の sheet 引数を使用することで、スタイルシートをどこに定義するかを指定することができます。シートインデックス (0 起点) か、以下の定数のいずれかを渡すことができます:
vk current sheet
vk workbook
同じ styleName のスタイルシートが、ワークブックレベルとシートレベルとで定義されている場合、シートレベルのスタイルが優先されます。
スタイルシートを適用するには、VP SET DEFAULT STYLE または VP SET CELL STYLE コマンドを使用します。
例題
以下のコードは:
$styles:=New object
$styles.backColor:="green"
// 境界線オブジェクト
$borders:=New object("color";"green";"style";vk line style medium dash dot)
$styles.borderBottom:=$borders
$styles.borderLeft:=$borders
$styles.borderRight:=$borders
$styles.borderTop:=$borders
VP ADD STYLESHEET("ViewProArea";"GreenDashDotStyle";$styles)
// スタイルを適用します
VP SET CELL STYLE(VP Cells("ViewProArea";1;1;2;2);New object("name";"GreenDashDotStyle"))
GreenDashDotStyle という名前の、以下のようなスタイルオブジェクトを作成します:
{
backColor:green,
borderBottom:{color:green,style:10},
borderLeft:{color:green,style:10},
borderRight:{color:green,style:10},
borderTop:{color:green,style:10}
}
参照
4D View Pro スタイルオブジェクトとスタイルシート
VP Get stylesheet
VP Get stylesheets
VP REMOVE STYLESHEET
VP SET CELL STYLE
VP SET DEFAULT STYLE