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バージョン: 20 R6 BETA

VP EXPORT TO BLOB

VP EXPORT TO BLOB ( vpAreaName : Text ; paramObj : Object )

引数説明
vpAreaNameText->4D View Pro フォームオブジェクト名
paramObjObject->書き出しのオプション

説明

VP EXPORT TO BLOB コマンドは、vpAreaName で指定した 4D View Pro エリアの 4D View Pro ドキュメントを、paramObj で指定したとおりに 4D.Blob に書き出します。 エクスポートされた Blob は、コールバックを通して利用可能です。 4D View Pro エリアを Blob でエクスポートおよびインポートすることは高速で、メモリ効率に優れています。

paramObj には、複数のプロパティを渡せます:

プロパティ説明
formula4D.Function(必須) 書き出しが完了した際に呼び出されるコールバックメソッド名。 コールバックメソッド (フォーミュラ) の渡し方 を参照ください。
includeAutoMergedCellsBoolean自動的に結合されたセルを含めるかどうか。デフォルトは false。
includeBindingSourceBooleanバインドされたソースを含めるかどうか。デフォルトは true。
includeCalcModelCacheBoolean計算の追加データを含めるか。 ファイルを開く速さに影響する場合があります。デフォルトは false。
includeEmptyRegionCellsBoolean使用されるデータレンジの外側の空白セル (データがない、またはスタイルだけのセル) を含めるかどうか。デフォルトは true。
includeFormulasBooleanフォーミュラを含めるかどうか。デフォルトは true。
includeStylesBooleanスタイルを含めるかどうか。デフォルトは true。
includeUnusedNamesBoolean使用されていないカスタム名を含めるかどうか。デフォルトは true。

|saveAsView|Boolean|書き出される値にフォーマット文字列を適用するかどうか。デフォルトは false。|

コールバックメソッドでは、以下のパラメーターを使用することができます:

引数説明
param1text4D View Pro オブジェクト名
param24D.blobエクスポートされた Blob
param3objectコマンドの paramObj 引数への参照
param4objectメソッドから返されるステータスメッセージを格納したオブジェクト
.successboolean書き出しに成功した場合は true 、それ以外の場合は false
.errorCodeintegerエラーコード。
.errorMessagetextエラーメッセージ。

例題

VP EXPORT TO BLOB コマンドは非同期です。 エクスポートの結果を取得するには、コールバックメソッド (この例では VPBlobCallback という名前) を作成する必要があります。

// VPドキュメントをエクスポート
VP EXPORT TO BLOB("ViewProArea"; {formula: Formula(VPBlobCallback)})
// VPBlobCallback メソッド
#DECLARE($area : Text; $data : 4D.Blob; $parameters : Object; $status : Object)
var $myEntity : cs.myTableEntity

If ($status.success)
// ドキュメントをテーブルに保存します
$myEntity:=ds.myTable.new()
$myEntity.blob:=$data
$myEntity.save()
End if

参照

VP IMPORT FROM BLOB