VP SET FORMULAS
VP SET FORMULAS ( rangeObj : Object ; formulasCol : Collection )
引数 | 型 | 説明 | ||
---|---|---|---|---|
rangeObj | オブジェクト | -> | セルレンジオブジェクト | |
formulasCol | コレクション | -> | フォーミュラのコレクション |
説明
VP SET FORMULAS
コマンドは、指定のセルレンジから開始してフォーミュラのコレクションを割り当てていきます。
rangeObj には、フォーミュラを割り当て たいセルのレンジ (VP Cell で作成されたレンジ) を渡します。 rangeObj のレンジが複数レンジを指定している場合、最初のレンジのみが使用されます。
formulasCol 引数は 2次元構造のコレクションです:
- 第1レベルのコレクションは、フォーミュラのサブコレクションを格納しています。 それぞれのサブコレクションは行を定義します。
- それぞれのサブコレクションは行におけるセルの値を定義します。 値は、セルに割り当てるフォーミュラを格納したテキスト要素でなくてはなりません。
フォーミュラが文字列の場合、数値の区切り文字にピリオド
.
そして引数の区切り文字にカンマ,
を使用します。 4Dメソッドを使用する場合、そのメソッドはSET ALLOWED METHODS
コマンドで許可されている必要があります。
rangeObj 内のフォーミュラは、空の文字列 ("") で置き換えることで削除することができます。
例題 1
$formulas:=New collection
$formulas.push(New collection("MAX(B11,C11,D11)";"myMethod(G4)")) // 一行目
$formulas.push(New collection("SUM(B11:D11)";"AVERAGE(B11:D11)")) // 二行目
VP SET FORMULAS(VP Cell("ViewProArea";6;3);$formulas) // フォーミュラをセルに設定します
myMethod:
$0:=$1*3.33
例題 2
フォーミュラを削除します:
$formulas:=New collection
$formulas.push(New collection("";"")) // 一行目
$formulas.push(New collection("";"")) // 二行目
VP SET FORMULAS(VP Cell("ViewProArea";0;0);$formulas) // セルに割り当てます