VP SET SHEET OPTIONS
VP SET SHEET OPTIONS ( vpAreaName : Text; sheetOptions : Object { ; sheet : Integer} )
引数 | 型 | 説明 | ||
---|---|---|---|---|
vpAreaName | オブジェクト | -> | 4D View Pro エリア名 | |
sheetOptions | オブジェクト | -> | 設定するシートオプション | |
sheet | オブジェクト | -> | シートのインデックス (省略した場合はカレントシート) |
説明
VP SET SHEET OPTIONS
コマンドは、vpAreaName 引数で名前を指定した View Pro エリアの様々なシートオプションを設定します。
vpAreaName には、4D View Pro エリアの名前を渡します。 存在しない名前を渡した場合、エラーが返されます。
sheetOptions には、設定するオプションの定義を格納したオブジェクトを渡します。 利用可能なオプション一覧については、シートオプション を参照ください。
任意の sheet 引数として、シートのインデックス (0 起点) を渡すことで、スプレッドシートを指定することができます。 省略された場合はデフォルトでカレントスプレッドシートが使用されます。 以下の定数を使用することでカレントのスプレッドシートを明示的に選択することができます:
vk current sheet
例題 1
C5:D10 のレンジ以外のセルをすべて保護します:
// カレントシートでセルの保護を有効化します
var $options : Object
$options:=New object
$options.isProtected:=True
VP SET SHEET OPTIONS("ViewProArea";$options)
// C5:D10 を 'unlocked' に設定します
VP SET CELL STYLE(VP Cells("ViewProArea";2;4;2;6);New object("locked";False))
例題 2
ドキュメントを保護しつつ、ユーザーが行とカラムをリサイズできるようにします:
var $options : Object
$options:=New object
// 保護を有効化します
$options.isProtected:=True
$options.protectionOptions:=New object
// ユーザーに行のリサイズを許可します
$options.protectionOptions.allowResizeRows=True;
// ユーザーにカラムのリサイズを許可します
$options.protectionOptions.allowResizeColumns=True;
// カレントシートに上記の設定での保護を適用します
VP SET SHEET OPTIONS("ViewProArea";$options)
例題 3
シートのタブ、固定化された線、枠線、選択範囲の背景と選択範囲の境界線のカラーをカスタマイズします:
var $options : Object
$options:=New object
// Sheet1 のタブのカラーをカスタマイズします
$options.sheetTabColor:="Black"
$options.gridline:=New object("color";"Purple")
$options.selectionBackColor:="rgb(255,128,0,0.4)"
$options.selectionBorderColor:="Yellow"
$options.frozenlineColor:="Gold"
VP SET SHEET OPTIONS("ViewProArea";$options;0)
// Sheet2 のタブのカラーをカスタマイズします
$options.sheetTabColor:="red"
VP SET SHEET OPTIONS("ViewProArea";$options;1)
// Sheet3 のタブのカラーをカスタマイズします
$options.sheetTabColor:="blue"
VP SET SHEET OPTIONS("ViewProArea";$options;2)
結果:
例題 4
枠線と、行ヘッダー/カラムヘッダーを非表示にします:
var $options : Object
$options:=New object
$options.gridline:=New object()
$options.gridline.showVerticalGridline:=False
$options.gridline.showHorizontalGridline:=False
$options.rowHeaderVisible:=False
$options.colHeaderVisible:=False
VP SET SHEET OPTIONS("ViewProArea";$options)
結果: