WP Get data context
WP Get data context ( wpDoc ) -> 戻り値
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
wpDoc | Object | → | 4D Write Pro ドキュメント |
戻り値 | Object | ← | データコンテキストオブジェクト |
このコマンドはスレッドセーフではないため、プリエンプティブなコードには使えません。
説明
WP Get data context コマンドは、 wpDoc 引数で指定したドキュメントのデータコンテキストを返します。データコンテキストは、WP SET DATA CONTEXT コマンドを使用することで定義されます。
wpDoc 引数には、データコンテ キストを取得したい4D Write Pro ドキュメントを渡します。
例題
あるドキュメントからデータコンテキストを取得し、それを同一プロセスの他のメソッドにおいて再使用することができます。
以下のメソッドはデータコンテキストを設定します:
// method1
var $person: Object
var $wpArea : Object
$wpArea:=WP New()
// person オブジェクトを作成
$person:=New object()
$person.firstName:="John"
$person.lastName:="Doe"
// person オブジェクトを使用してコンテキストを設定
WP SET DATA CONTEXT($wpArea;$person)
method2($wpArea) // 他のメソッドに渡して呼び出す
method2 の中身は、例えば以下のようになっています:
//method2
#DECLARE($document Object)
var $context : Object
$context:=WP Get data context($document)
ALERT(JSON Stringify($context)) // {"firstName":"John","lastName":"Doe"} と表示