WP Get subsection
WP Get subsection ( targetObj ) | (wpSection ; subSectionType ) -> 戻り値
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
targetObj | Object | → | レンジまたは要素 |
wpSection | Object | → | 4D Write Pro セクション |
subSectionType | Integer | → | サブセクションのタイプ(wk first page, wk left page, または wk right page) |
戻り値 | Object | ← | サブセクション |
説明
WP Get subsection コマンドは、targetObj 引数で指定したレンジまたは要素と交差する最初のサブセクション、あるいはwpSection 引数のセクション内のsubSectionType 型のサブセクションを返します。
- 最初のシンタックス(targetObj 引数を使用)では、コマンドはレンジまたは要素と交差する最初のサブセクションを返します。レンジまたは要素と交差するサブセクションがない場合、null オブジェクトが返されます。targetObj 引数には、以下のいづれかを渡すことができます:
- レンジ
- 要素(表 / 行 / 段落 / 本文 / テキストボックス / ヘッダー / フッター )
レンジまたは要素がヘッダー/フッター/テキストボックスであるかまたはそれらに所属している場合、WP Get subsection はtargetObj 引数で指定した要素が割り当てられているサブセクションを返します。targetObj で指定した要素がサブセクションに割り当てられていない場合、null オブジェクトが返されます。
レンジまたは要素がアンカーされた画像に所属している場合、エラーが返されます。
- 第二シンタックス(wpSection および subSectionType 引数を使用)では、コマンドはsubSectionType タイプのwpSubSection サブセクションオブジェクト(wpSection の子)を返します。subSectionType 引数には以下の定数のいづれか一つを渡します:
定数 | 型 | 値 |
---|---|---|
wk first page | 倍長整数 | 1 |
wk left page | 倍長整数 | 2 |
wk right page | 倍長整数 | 3 |
wpSection 引数で指定したセクションにsubSectionType 引数のタイプのサブセクションが定義されていない場合、 コマンドは未定義のオブ ジェクトを返します(エラーは返されません)。
例題
左ページに青い背景を適用したい場合を考えます:
var $section;$subsection : Object
//最初のセクションを取得
$section:=WP Get section(wpDoc;1)
//最初のセクションの左ページサブセクションへを取得
$subsection:=WP Get subsection($section;wk left page)
//サブセクションが存在する場合、背景を青に設定
If($subsection#Null)
WP SET ATTRIBUTES($subsection;wk background color;"#87CEEB")
Else
ALERT("Please, create left and right subsections.")
End if