Create deployment license
履歴
リリース | 内容 |
---|---|
20 R10 | 新しいautoLicenseTarget 引数 |
20 | 追加 |
Create deployment license ( mergedApp ; autoLicenseTarget ) : Object
Create deployment license ( mergedApp ; buildLicense {; oemLicense} ) : Object
引数 | 型 | 説明 | |
---|---|---|---|
mergedApp | 4D.Folder | → | 組み込みアプリを格納しているフォルダ |
autoLicenseTarget | Integer | → | 自動ライセンス埋め込み用のターゲットライセンス |
buildLicense | 4D.File | → | 埋め込みライセンスを生成するのに必要なライセンス |
oemLicense | 4D.File | → | サーバーライセンスの場合は4D OEM XML キーライセンス |
戻り値 | Object | ← | ステータス |
説明
Create deployment license コマンドはmergedApp 引数のビルドアプリケーションのLicenses フォルダ内に埋め込みライセンスファイルを作成します。mergedApp 引数で指定したフォルダ内にLicenses フォルダが存在しない場合、このコマンドによって作成されます。
mergedApp 引数には、ライセンスを埋め込みたいビルドアプリケーションを格納しているフォルダへの参照を格納した4D.Folder オブジェクトを渡します。
第二引数によって、ターゲットに対して使用するライセンスを4D に自動的に決めさせる か、または使用するライセンスを指定 します。
自動ライセンス選択
autoLicenseTarget 引数を渡した場合、指定されたターゲットに対して、最適なライセンスを4D に探させて使用します。 自動ライセンス選択についてのより詳細な情報については、ビルドアプリケーション の章を参照して下さい。
以下の定数がautoLicenseTarget 引数においてサポートされます:
定数 | 値 | 説明 |
---|---|---|
4D Volume Desktop | 1 | 4D シングルユーザーアプリケーション用のライセンスを自動的に作成します |
4D Server | 5 | 4D Server アプリケーション用のライセンスを自動的に作成します |
有効なライセンスが見つからない場合、エラーが生成されます。
使用するライセンスを指定する
license 引数には、埋め込みライセンスを生成するのに使用したライセンスファイルへの参照を格納した4D.File オブジェクトを渡します。
非自動モードにおいて、ビルドに特定のOEM ライセンス(4D OEM XML キー)が必要で、そのようなライセンスがLicenses フォルダ内にすでにインストールされていない場合には、oemLicense 引数を使用してそれを渡す必要があります。 この引数は、アプリケーションのビルドに専用のマシンを用意している場合などに有用です。
戻り値
コマンドは、以下のプロパティを格納した status オブジェクトを返します:
プロパティ | 型 | Description |
---|---|---|
success | Boolean | ライセンスファイルが生成された場合にはTrue |
file | 4D.File | 生成されたライセンスファイル |
statusText | Text | エラーの詳細(あれば) |
errors | Collection | エラーオブジェクトのコレクション |
[].message | Text | エラーメッセージ |
[].errCode | Number | エラー番号 |
standalone | Object | (自動モードの場合のみ) 4D Volume Desktop ライセンスのDescription 属性 |
oemServer | Object | (自動モードの場合のみ) 4D Server OEM ライセンスのDescription 属性 |
oemXMLKey | Object | (自動モードの場合のみ) 4D Server XML キーライセンスのDescription 属性 |
Description 属性 は以下のようになっています:
プロパティ | 型 | Description |
---|---|---|
absolutePlatformPath | Text | 保持している元のライセンスファイルへのパス |
offerName | Text | 保持しているライセンスの商用名 |
productNumber | Number | 保持しているライセンスのシリアル番号 |
- 生成されたライセンスはmergedApp 引数で参照されているアプリケーション以外で使用してはいけません。
- ライセンスは、アプリケーションのビルド/リビルドごとに再生成する必要があります。
例題 1
自動シンタックスを使用してシングルユーザー向け4Dアプリケーションを作成します:
var $status : Object
var $application : 4D.File
$application:=Folder(fk desktop folder).folder("myApp.app")
$status:=Create deployment license($application;4D Volume Desktop)
例題 2
使用するライセンスを指定します:
var $status : Object
var $application : 4D.File
var $license : 4D.File
$license:=Folder(fk licenses folder).file("4UUD200-xxx.license4D")
$application:=Folder(fk desktop folder).folder("myApp.app")
$status:=Create deployment license($application;$license)
参照
Blog post - Finalize an application with 4D commands
プロパティ
コマンド番号 | 1811 |
スレッドセーフ | ✗ |