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バージョン: 20 R7 BETA

DISPLAY RECORD

DISPLAY RECORD {( aTable )}

引数説明
aTableTableカレントレコードを表示するテーブル, または 省略時、デフォルトテーブル

このコマンドはスレッドセーフではないため、プリエンプティブなコードには使えません。

説明

DISPLAY RECORDコマンドは、カレント入力フォームを使って、aTableのカレントレコードを表示します。レコードはイベントがウィンドウを更新するまでのみ表示されます。このイベントとは、ADD RECORDを実行する、または入力フォームへ戻る、メニューバーに戻ることです。DISPLAY RECORDは、カレントレコードが存在しない場合には何も行いません。

DISPLAY RECORDは、しばしばオリジナルの進捗メッセージを表示するために使用されます。また、自動スライドショーを作成するために使用されることもあります。

フォームメソッドが存在する場合は、On Loadイベントが生成されます。

警告: DISPLAY RECORDをWeb接続プロセスから呼び出さないでください。このコマンドは、Webブラウザクライアントマシン上ではなく、4D Webサーバマシン上で実行されるためです。

例題

以下の例は一連のレコードをスライドショーとして表示します:

 ALL RECORDS([Demo]) // レコードを選択
 FORM SET INPUT([Demo];"Display") // 表示に使用するフォームを選択
 For($vlRecord;1;Records in selection([Demo])) // レコード数だけループ
    DISPLAY RECORD([Demo]) // レコードを表示
    DELAY PROCESS(Current process;180) // 3秒間一時停止
    NEXT RECORD([Demo]) // 次のレコードをカレントレコードにする
 End for

参照

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