メインコンテンツまでスキップ
バージョン: 20 R7 BETA

GET PASTEBOARD DATA TYPE

GET PASTEBOARD DATA TYPE ( 4Dsignatures ; nativeTypes {; formatNames} )

引数説明
4DsignaturesText arrayデータタイプの4D シグネチャ
nativeTypesText arrayネイティブデータタイプ
formatNamesText arrayフォーマット名 (Windowsのみ), Mac OSでは空の文字列

このコマンドはスレッドセーフではないため、プリエンプティブなコードには使えません。

説明

GET PASTEBOARD DATA TYPE コマンドは、ペーストボードに含まれるデータタイプリストを取得するために使用します。このコマンドは一般的にドラッグ&ドロップのコンテキストで、ドロップ先オブジェクトのOn Drop または On Drag Over フォームイベント内で使用されます。特に、ペーストボードに特定のデータタイプが存在するかどうかをチェックするために使用します。

このコマンドは2つまたは3つの配列に、複数の異なるフォーマットのデータタイプを返します:

  • 4Dsignatures 配列には内部的な4D シグネチャ (例えば“com.4d.private.picture.gif”) を使用して表現されたデータタイプが返されます。4Dが認識できないデータタイプの場合、空の文字列 ("") が配列に返されます。
  • nativeTypes 配列にはネイティブタイプを使用して表現されたデータタイプが返されます。ネイティブタイプのフォーマットはMac OSとWindowsで異なります:
    • Mac OSでは、ネイティブタイプはUTI (Uniform Type Identifier) として表現されます。
    • Windowsでは、ネイティブタイプはフォーマット名に割り当てられた番号として表現されます。nativeTypes 配列にはこの番号が文字列 (“3”, “12”, 等) として格納されます。もし明確なラベルが必要な場合は、オプションのformatNames 配列を使用することをお勧めします。この配列にはWindowsにおけるネイティタイプのフォーマット名が格納されます。
      nativeTypes 配列では、4Dが参照できないタイプを含む、ペーストボード中のすべてのデータタイプ を知ることができます。
  • Windowsでは、formatNames 配列を渡して、ペーストボード中のデータタイプ名を取得することができます。この配列に返される値は、例えばフォーマット選択ポップアップメニューを作成するために使用できます。Mac OSでは、formatNames 配列に空の文字列が返されます。

サポートされるデータタイプに関する詳細はの節を参照してください。

参照

ペーストボードの管理