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バージョン: 20 R7 BETA

IMPORT STRUCTURE

IMPORT STRUCTURE ( xmlStructure )

引数説明
xmlStructureText4D データベースストラクチャーのXML定義ファイル

このコマンドはスレッドセーフではないため、プリエンプティブなコードには使えません。

説明

IMPORT STRUCTURE コマンドは、カレントデータベース内に、 xmlStructure に渡した4D XMLストラクチャー定義を読み込みます。

xmlStructure 引数にはXMLフォーマットでの有効な4Dストラクチャー定義を渡す必要があります。以下の機能うちのどれか一つを使用して、有効なストラクチャー定義を得ることができます:

  • 新しい EXPORT STRUCTURE コマンドを実行します。
  • 4D デザインモードのインターフェースでのメニューから、書き出し -> ストラクチャー定義をXMLファイルに書き出し... を選択します(ストラクチャー定義の書き出しと読み込みを参照して下さい)
  • 4D アプリケーションの"DTD"フォルダ内のPublic文書型宣言に基づいてカスタムのXMLファイルを作成、または編集します。

イ ンポートされたストラクチャー定義はカレントのストラクチャーに追加され、既存のテーブル(存在する場合)と一緒に標準の4D ストラクチャーエディター内に表示されます。読み込んだテーブルがもともとあったテーブルと同じ名前のとき、エラーが生成され、読み込みオペレーションは キャンセルされます。

ストラクチャーは空のデータベースにも読み込むことができ、その結果新しいデータベースを作成することになります。

ストラクチャーが読み込みのみモード、もしくはコンパイル済みの場合はエラーが生成されます。

また、ストラクチャーは4D リモートアプリケーションから呼び出すことはできません。

配布に関する注意

このコマンドはデータベースストラクチャーを変更するため、読み出し専用のパッケージアプリ(Program Files フォルダ内にまたは.4dz ファイル内にインストールされている.4dc ファイル)のコンテキストにおいては使用することができません。

例題

保存されたストラクチャー定義を、カレントデータベースに読み込む場合を考えます:

 $struc:=Document to text("c:\\4DStructures\\Employee.xml")
 IMPORT STRUCTURE($struc)

参照

EXPORT STRUCTURE