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バージョン: 20 R7 BETA

Level

Level -> 戻り値

引数説明
戻り値Integerカレントのブレークまはたヘッダのレベル

このコマンドはスレッドセーフではないため、プリエンプティブなコードには使えません。

説明

Levelは、現在のブレークまたはヘッダのレベルを調べるために使用します。このコマンドは、On HeaderおよびOn Printing Breakイベント中でレベル数を返します。

レベル0は、印刷される最後のレベルで、総合計を印刷するのに適しています。Levelは、最初のソートフィールドのブレークを印刷するときに1を返し、2番目ソートフィールドでブレークを印刷するときに2を返します。

例題

以下の例はフォームメソッドのテンプレートです。集計レポートでフォームが出力フォームとして使用される際に、発生する可能性のあるイベントをすべて示しています。ヘッダやブレークがプリントされるときにLevelが呼び出されます:

  // 集計レポートの出力フォームメソッド
 $vpFormTable:=Current form table
 Case of
  // ...
    :(FORM Event=On Header)
  // ヘッダエリアが印刷されようとしている
       Case of
          :(Before selection($vpFormTable->))
  // 最初のヘッダブレークのコード
          :(Level=1)
  // Level 1のヘッダブレークコード
          :(Level=2)
  // Level 2のヘッダブレークコード
  // ...
       End case
    :(FORM Event=On Printing Details)
  // レコードが印刷されようとしている
  // 各レコード毎のコード
    :(FORM Event=On Printing Break)
  // ブレークエリアが印刷されようとしている
       Case of
          :(Level=0)
  // ブレークLevel 0のコード
          :(Level=1)
  // ブレークLevel 1のコード
  // ...
       End case
    :(FORM Event=On Printing Footer)
       If(End selection($vpFormTable->))
  // 最後のフッタのコード
       Else
  // フッタのコード
       End if
 End case

参照

ACCUMULATE
BREAK LEVEL
Form event code
PRINT SELECTION