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バージョン: 20 R7 BETA

OBJECT Get text orientation

OBJECT Get text orientation ( {* ;} object ) -> 戻り値

引数説明
*演算子指定時: object はオブジェクト名(文字列)、 省略時: object は変数またはフィールド
objectanyオブジェクト名( * 指定時)、または変数やフィールド( * 省略時)
戻り値Integerテキストの回転角度

このコマンドはスレッドセーフではないため、プリエンプティブなコードには使えません。

説明

OBJECT Get text orientationコマンドは、引数 object* で指定したオブジェクトのテキストに適用されたカレントの方向の値を返します。

「方向」のオプションは、デザインモードのプロパティリストを使用するか、 OBJECT SET TEXT ORIENTATION という新しいコマンドを使用して設定することができます。

任意の * 演算子を渡した場合、 object 引数でオブジェクト名を文字列で指定します。省略時には object 引数でフィールドまたは変数を指定します。

返ってきた値は "Form Objects (Properties)" テーマ内にある以下の定数と対応しています:

定数コメント
Orientation 0°倍長整数0回転なし(デフォルト値)
Orientation 180°倍長整数180テキストの方向を時計回りに180°回転
Orientation 90° left倍長整数270テキストの方向を反時計回りに90°回転
Orientation 90° right倍長整数90テキストの方向を時計回りに90°回転

例題

以下の様な、フォームエディターで"90°反時計回り"が適用されているオブジェクトがあるとき:

フォームを実行した際、以下のコマンドを実行すると:

 OBJECT SET TEXT ORIENTATION(*;"myText";Orientation 180°)

... オブジェクトは以下のように表示されます。:

 $vOrt:=OBJECT Get text orientation(*;"myText") //$vOrt=180

参照

OBJECT SET TEXT ORIENTATION