OBJECT SET COORDINATES
OBJECT SET COORDINATES ( {* ;} object ; left ; top {; right ; bottom} )
| 引数 | 型 | 説明 | |
|---|---|---|---|
| * | 演算子 | → | 指定時:object はオブジェクト名(文字列)、省略時:object は変数またはフィールド |
| object | Integer | → | オブジェクト名( * 指定時)、または変数やフィールド( * 省略時) |
| left | Integer | → | オブジェクトの左端の絶対座標(ピクセル) |
| top | Integer | → | オブジェクトの上端の絶対座標(ピクセル) |
| right | Integer | → | オブジェクトの右端の絶対座標(ピクセル) |
| bottom | Integer | → | オブジェクトの下端の絶対座標(ピクセル) |
このコマンドはスレッドセーフではないため、プリエンプティブなコードには使えません。
説明
OBJECT SET COORDINATESコマンドは、引数 object と * で指定したオブジェクトの位置とそれに伴うサイズを、カレントのプロセスにおいて変更します。
注: このコマンドは、 OBJECT MOVE コマンドに第2引数の * を渡した時と同じ動作をします。
任意の * 演算子を渡した場合、 object 引数でオブジェクト名を文字列で指定します。省略時には object 引数でフィールドまたは変数を指定します。
left と top 引数には、フォーム内の、 object 引数で指定したオブジェクトの、絶対座標を渡します。
right と bottom 引数にも絶対座標を渡すことで、オブジェクトの右下隅の位置を指定することもできます。この隅の位置が left と top 引数で指定された隅に矛盾する場合、オブジェクトは自動的にリサイズされます。
注: オブジェクトのサイズを変更せずに位置だけを変更したい場合は、既存の OBJECT MOVE コマンドの使用が推奨されます。
このコマンドは以下の様な場合においてのみ機能します:
- レコード編集中の入力フォーム
- DIALOG コマンドを使用して表示したフォーム
- MODIFY SELECTION か DISPLAY SELECTION フォームを使用して表示された出力フォームのヘッダーとフッター
- 印刷中のフォーム
例題
以下の宣言は、 "button_1" のオブジェクトを、 (10,20) (30,40) の座標に表示します:
OBJECT SET COORDINATES(*;"button_1";10;20;30;40)
