メインコンテンツまでスキップ
バージョン: 20 R7 BETA

On Startup database method

On Startupデータベースメソッド

このコマンドは引数を必要としません

このコマンドはスレッドセーフではないため、プリエンプティブなコードには使えません。

On Startupデータベースメソッドは、データベースを開くと1度呼び出されます。

このメソッドは、以下の4D環境で使用されます:

  • ローカルモードの4D
  • リモートモードの4D (4D Serverから接続を許可された後、クライアント側で)
  • コンパイルし、4D VolumeDesktopを組み込んだ4Dアプリケーション

Note: On Startupデータベースメソッドは、4D Serverでは起動されません。

On Startupデータベースメソッドは、4Dによって自動的に起動されます。プロジェクトメソッドとは異なり、プログラムからデータベースメソッドを呼び出すことはできません。しかしメソッドエディタから実行することはできます。またサブルーチンを使用できます。

On Startupデータベースメソッドは、以下のような処理を実行するのに最適です:

  • 作業セッション全体で使用するインタープロセス変数を初期化する。
  • データベースを開いた時にプロセスを自動的に開始する。
  • 以前の作業セッション中に保存された環境設定や初期設定をロードする。
  • (システムリソースがない等) 条件が一致しない場合、QUIT 4Dを明示的に呼び出してデータベースの開始を拒否する。
  • データベースを開く度に自動的に実行したい他の動作を実行する。 しかしながらOn Startupデータベースメソッドから印刷ジョブを起動することは推奨しません。

例題

Semaphoreの例題を参照

参照

On Exitデータベースメソッド
QUIT 4D
データベースメソッド