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バージョン: 20 R7 BETA

On System Event database method

$1 -> On System Event データベースメソッド

引数説明
$1倍長整数イベントコード

このコマンドはスレッドセーフではないため、プリエンプティブなコードには使えません。

説明

On System Event データベースメソッド はシステムイベントが発生するたびに呼び出されます。すべてのモードの4D、4D Server、4D Volume Desktopが統合されたコンパイル済みアプリケーションなど、すべての4D環境で有効です。

イベントを処理するために、メソッドの中で$1引数をテストし、Database Eventsテーマの以下の定数と比較しなければなりません:

定数コメント
On application background move倍長整数14Dアプリケーションがバックグランドに移動した
On application foreground move倍長整数24Dアプリケーションが最前面に移動した

これらのイベントは4Dアプリケーションのレベルが変わったときに生成されます。例えば:

  • 4Dあるいは他のアプリケーションのウィンドウがクリックされた。
  • Alt+Tab (Windows) や Command+Tab (Mac OS) キーボードショートカットでアプリケーションが選択された。
  • Dockの隠すコマンドが選択された (Mac OS)。
  • Dockやタスクバーでアプリケーションアイコンがクリックされた。
  • メインウィンドウで最小化ボタンがクリックされた (Windows)。

データベースメソッド内では$1を倍長引数型で宣言しなければなりません。データベースメソッドの構造は以下のようになります:

  // On System Event データベースメソッド
 
 var $1 : Integer
 Case of
    :($1=On application background move)
  // 処理を行う
    :($1=On application foreground move)
  // 処理を行う
 End case