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バージョン: 20 R7 BETA

Print settings to BLOB

Print settings to BLOB ( printSettings ) -> 戻り値

引数説明
printSettingsBlob現在のプリント設定
戻り値Integer1 = 処理に成功, 0 = カレントのプリンターがない

このコマンドはスレッドセーフではないため、プリエンプティブなコードには使えません。

説明

Print settings to BLOB コマンドは4Dのカレントのプリント設定を printSettings BLOBに格納します。printSettings は、印刷で使用されるすべての設定を格納します:

  • 用紙、方向、倍率などのレイアウト設定
  • 部数、用紙トレーなどのプリント設定

このコマンドは BLOB to print settings と対で使用します。これらのコマンドを利用すれば、ユーザー指定の印刷設定を保存し、必要に応じてこれを呼び出せるため、出力のたびに印刷設定をやりなおす必要がなくなります。さらに、一般的ではない、プリンタードライバーに固有のプリント設定も保存することができます。

生成された BLOB をプログラムで変更してはいけません。この BLOB は BLOB to print settings コマンドでのみ使用できます。

BLOB が正しく生成されるとコマンドは 1を返します。カレントプリンターが選択されていないと 0を返します。

Windows / OS X

printSettings BLOB はどちらのプラットフォームでも保存およびロードすることが可能ですが、印刷設定には共有されているものと、ドライバーやシステムバージョンに依存する特有のものがあります。そのため、同じ printSettings BLOB を異なるプラットフォームに流用した場合には、ロードされる情報が不完全の場合があります。異なるプラットフォームを併用する環境において印刷設定の復元を最適化するには、それぞれのプラットフォーム用に (つまり二つの) printSettings BLOB を管理することが推奨されます。

例題

現在のプリント設定をディスクに保存します:

 var curSettings : Blob
 PRINT SETTINGS // ユーザーに印刷設定ダイアログを表示します
 If(OK=1)
    $err:=Print settings to BLOB(curSettings)
    If($err=1)
       BLOB TO DOCUMENT(Get 4D folder+"current4Dsettings.blob";curSettings)
    Else
       ALERT("プリンターが未選択です")
    End if
 End if

参照

BLOB to print settings