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バージョン: 20 R7 BETA

SVG Find element IDs by rect

SVG Find element IDs by rect ( {* ;} pictureObject ; x ; y ; width ; height ; arrIDs ) -> 戻り値

引数説明
*演算子指定時: pictureObjectはオブジェクト名 (文字)
省略時: pictureObjectは変数
pictureObjectPictureオブジェクト名 (* 指定時) またはフィールドや変数 (* 省略時)
xInteger選択領域の左上の横座標
yInteger選択領域の左上の縦座標
widthInteger選択領域の幅
heightInteger選択領域の高さ
arrIDsText arrayバインドされた四角が選択領域に交差する要素のID
戻り値BooleanTrue = 最低1つの要素が見つかった

このコマンドはスレッドセーフではないため、プリエンプティブなコードには使えません。

説明

SVG Find element IDs by rect コマンドは、 バインドされた四角が選択領域に交差するXML要素のID ("id"または"xml:id"属性) をテキストまたは文字配列のarrIDs配列に返します。選択領域はxおよびy引数で指定されます。

最低1つの要素が見つかると、言い換えればarrIDs配列が空でなければ、コマンドはTrueを返します。そうでなければFalseを返します。

このコマンドは特にインタラクティブなグラフィックインタフェースで使用されます。

オプションの * 引数を渡すと、pictureObject引数はオブジェクト名 (文字) です。この引数を渡さないと、pictureObject引数はフィールドまたは変数です。この場合文字列ではなくフィールドや変数の参照 (フィールドまたは変数オブジェクトのみ) を渡します。

ピクチャフィールドや変数で作業をしている場合、コマンドはデータソースに対応するオリジナルのピクチャを使用します。しかしフォームオブジェクトで作業を行っている場合、コマンドはカレントのピクチャを使用します。このピクチャはSVG SET ATTRIBUTEコマンドを使用して変更されているかもしれませんし、フォームオブジェクトのプロパティが保持されています。

xy引数に渡される座標はピクチャの左上座標 (0, 0) からピクセル単位で表現されます。MouseXとMouseYから返される値を使用できます。これらの変数はOn Clicked、On Double ClickedやOn Mouse EnterとOn Mouse Moveフォームイベントで更新されます。

Note: ピクチャの座標システム中[x;y]は、"繰り返し"フォーマットを除き、ピクチャ表示フォーマットにかかわらず常に同じ場所をポイントします。

バインドされた四角が選択領域に重なるすべての要素が、たとえ他の要素の下になっていても、対象となります。

参照

SVG Find element ID by coordinates