Web ページ
Web ページのタブを使用して、4D に統合された Webサーバーの様々な設定 (セキュリティ、開始オプション、接続、Webサービス等) にアクセスできます。 4D Webサーバーの動作に関する詳細は Web サーバー を参照ください。 また、Webサービスに関する詳細は Web サービスの公開と使用 を参照ください。
設定
公開情報
開始時にWebサーバーを起動
4Dアプリケーションの起動時に Webサーバーを開始するか指定します。 このオプションは 4D Webサーバーの開始 で説明しています。
HTTPを有効化
安全でない接続を Webサーバーが受け入れるかどうかを示します。 HTTPを有効化 参照。
HTTP ポート
HTTP接続を受け付ける IP (TCP) ポート番号。 HTTP ポート 参照。
IPアドレス
4D Webサーバーが HTTPリクエストを受け付ける IPアドレスを指定できます (4Dローカルおよび 4D Server)。 リクエストを受け付ける IPアドレス 参照
HTTPSを有効にする
安全な接続を Webサーバーが受け入れるかどうかを示します。 HTTPSを有効にする 参照。
HTTPS ポート
TLS (HTTPSプロトコル) を使用したセキュアな HTTP接続に対して Webサーバーが使用する TCP/IPポート番号を指定できます。 HTTPS ポート 参照
"4DSYNC" URLを使用したデータベースアクセスを許可
互換性に関する注記: このオプションは 廃止予定 です。 今後、HTTP を介したデータベースアクセスには ORDA のリモートデータストア機能と RESTリクエストの使用が推奨されます。
パス
デフォルトHTMLルート
Webサイトファイルのデフォルトの位置を指定し、それより上のファイルにはアクセス不能なディスク上の階層レベルを指定します。 ルートフォルダー 参照。
デフォルトホームページ
Webサーバー用のデフォルトホームページを指定します。 デフォルトホームページ 参照。
オプション (I)
キャッシュ
4D Webキャッシュを使用する
Webページキャッシュを有効化します。 キャッシュ 参照。
ページキャッシュサイズ
キャッシュサイズを指定します。 キャッシュ 参照。
キャッシュクリア
いつでもページやイメージをキャッシュからクリアできます (たとえば、スタティックページを更新し、キャッシュにそれをリロードさせたい場合)。 これをおこなうには、キャッシュクリア ボタンをクリックします。 キャッシュは即座にクリアされます。
特殊なURL /4DCACHECLEAR を使用することもできます。
Webプロセス
このエリアでは、ユーザーセッションとそれに関連するプロセスを Webサーバーがどのように管理するかを設定します。
旧式セッション オプションは、4D v18 R6 以前のバージョンで作成されたデータベース/プロジェクトにおいて互換性のためにのみ利用可能です。
スケーラブルセッション (マルチプロセスセッション)
このオプションを選択すると (推奨)、ユーザーセッションは Session オブジェクトを介して管理されます。 ユーザーセッション のページを参照ください。
セッションなし
このオプションが選択されている場合、Webサーバーは ユーザーセッション 専用のサポートを提供しません。 Webクライアントからの連続したリクエストはどれも常に独立しており、サーバー上でコンテキストは維持されません。
このモードでは、以下の追加の Web サーバー設定を設定することができます:
旧式セッション (シングルプロセスセッション)
互換性に関する注記: このオプシ ョンは 4D v18 R6 以前のバージョンで作成されたデータベース/プロジェクトでのみ利用可能です。
このオプションは 4D HTTP サーバーの旧式ユーザーセッションの管理を有効化します。 この機構は Webセッション管理(旧式) にて詳細に説明されています。 旧式セッション (自動セッション管理) 参照。
このオプションが選択されていると、一時的なコンテキストを再利用する (リモートモード) オプションも自動で選択され、ロックされます。
最大同時Webプロセス
スケーラブルセッションモード の場合には利用できません。
Webプロセスの最大同時接続数の厳格な上限です。 最大同時Webプロセス 参照。
一時的なコンテキストを再利用する
スケーラブルセッションモード の場合には利用できません。
リモートモードで実行されている 4D Webサーバーの動作を最適化できます。 一時的なコンテキストを再利用する (リモートモード) 参照。
プリエンプティブプロセスを使用
スケーラブルセッションモード の場合には利用できません。
コンパイル済みアプリケーションにおいてプリエンプティブWebプロセスを有効化します。 プリエンプティブプロセスを使用 が選択されているとき、Web関連のコード (4D グと Webデータベースメソッドを含む) は、コンパイル時にプリエンティブな実行が可能かどうかが評価されます。 詳細な情報については、プリエンプティブWebプロセスの使用 を参照ください。
このオプションは スケーラブルセッション、RESTプロセス (コンパイル済みモード)、および Webサービスプロセス (サーバーあるいはクライアント) には適用されません。 Webサーバーにおいてプリエンプティブモードを有効化する 参照。
非動作プロセスのタイムアウト
スケーラブルセッションモード の場合には利用できません。
サーバー上で活動していない Webプロセスを閉じるための最大タイムアウト時間を設定できます。 非アクティブセッションタイムアウト 参照。
Webパスワード
Webサーバーに対して適用する認証システムを設定します。 3つのオプションから選択できます:
カスタムの認証 (デフォルト)
BASIC認証のパスワード
DIGEST認証のパスワード
カスタムの認証 を使用することが推奨されています。 Web 開発 ドキュメンテーションの認証 の章を参照ください。