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バージョン: 20 R5 BETA

ヘルプ

ヘルプTips

このプロパティで、フォーム上のアクティブオブジェクトにヘルプTip を付加することができます。 ランタイムにおいてマウスがオブジェクト上にあるとき、ヘルプメッセージが Tip として表示されます:

  • The display delay and maximum duration of help tips can be controlled using the Tips delay and Tips duration selectors of the SET DATABASE PARAMETER command.
  • SET DATABASE PARAMETER コマンドの Tips enabled セレクターを使用することで、アプリケーション全体に対してヘルプTipsを有効化あるいは無効化することができます。

これには、次の二つの方法があります:

  • 4D の ヘルプTipエディター であらかじめ作成したヘルプTip を指定します。
  • または、プロパティリストに直接 Tip を文字列として入力します。 この方法では、XLIFF アーキテクチャーを利用することができます。 You can enter an XLIFF reference here in order to display a message in the application language (for more information about XLIFF, refer to Appendix B: XLIFF architecture. また、4D 参照を使用することもできます (スタティックテキスト中で参照を使用する 参照)。

macOS においては、Pop up window (32) 型のウィンドウはヘルプTips の表示ができません。

JSON 文法

名称データタイプとりうる値
tooltiptextユーザー用のヘルプ情報

対象オブジェクト

Button - Button Grid - Check Box - Drop-down List - Combo Box - Hierarchical List - List Box Header - List Box Footer - Picture Button - Picture Pop-up menu - Radio Button

追加のヘルプ機能

オブジェクトにヘルプTip を関連付ける方法は他にも 2通りあります:

  • データベースストラクチャーレベルにおいて設定することができます (フィールドのみ)。 この場合、当該フィールドが表示されるすべてのフォームにおいて、このヘルプTip が表示されます。 詳細については フィールドプロパティ のヘルプTip の章を参照してください)。
  • OBJECT SET HELP TIP コマンドを使って、カレントプロセス内で動的に設定します。

同じオブジェクトに対して複数の Tip が関連づけられている場合には、次の優先順位に従って表示されます:

  1. ストラクチャーレベル (最低優先度)
  2. フォームエディターレベル
  3. OBJECT SET HELP TIP コマンド (最高優先度)

参照

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