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バージョン: 20 R5

VP Export to object

VP Export to object ( vpAreaName : Text {; options : Object} ) : Object

引数説明
vpAreaNameText->4D View Pro フォームオブジェクト名
optionsObject->書き出しのオプション
戻り値Object<-4D View Pro オブジェクト

説明

VP Export to object コマンドは、 vpAreaName で指定した 4D View Pro エリアに関連付けられている 4D View Pro オブジェクトを返します。 このコマンドによって、たとえば 4D View Pro エリアを 4Dデータベースのオブジェクトフィールドに保存することができます。

vpAreaName には、4D View Pro エリアの名前を渡します。 存在しない名前を渡した場合、エラーが返されます。

options 引数として、必要に応じて以下の書き出しオプションを渡すことができます:

プロパティ説明
includeFormatInfoBooleanフォーマット (書式) 情報を含めるには true (デフォルト)、それ以外の場合には false。 フォーマット情報は特定の場合 (例: SVGへの書き出しなど) において有用です。 一方で、このプロパティを false に設定することで書き出し時間を短縮することもできます。
includeBindingSourceBooleantrue (デフォルト) の場合、カレントデータコンテキストの値を、書き出したオブジェクトのセルの値としてエクスポートします (データコンテキスト自体はエクスポートされません)。 それ以外は false。 セルバインドは常にエクスポートされます。

4D View Pro オブジェクトについての詳細は 4D View Pro オブジェクト を参照ください。

例題 1

4D View Pro エリアの "version" プロパティを取得します:

var $vpAreaObj : Object
var $vpVersion : Number
$vpAreaObj:=VP Export to object("vpArea")
// $vpVersion:=OB Get($vpAreaObj;"version")
$vpVersion:=$vpAreaObj.version

例題 2

フォーマット (書式) 情報を含めてエリアを書き出します:

var $vpObj : Object
$vpObj:=VP Export to object("vpArea";New object("includeFormatInfo";False))

参照

VP Convert to picture
VP EXPORT DOCUMENT
VP IMPORT FROM OBJECT