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バージョン: 20 R6

VP SUSPEND COMPUTING

VP SUSPEND COMPUTING ( vpAreaName : Text )

引数説明
vpAreaNameText->4D View Pro フォームオブジェクト名

説明

VP SUSPEND COMPUTING コマンドは、vpAreaName 引数で指定したエリア内の計算をすべて停止します。 このコマンドは、4D View Pro エリア内の計算を停止したい場合、たとえばフォーミュラを手動で編集している際に、最終的な編集が完了するまでエラーが発生しないようにするのに便利です。

このコマンドは 4D View Pro 内の計算機能を停止します。 すでに計算済みのフォーミュラはそのままですが、VP SUSPEND COMPUTING の実行後に追加されたフォーミュラは計算されません。

vpAreaName には、4D View Pro エリアの名前を渡します。 存在しない名前を渡した場合、エラーが返されます。

4D View Pro 計算機能は停止/再開アクションを内部的にカウントしています。 そのため、VP SUSPEND COMPUTING コマンドの実行数は、VP RESUME COMPUTING コマンドの実行数と釣り合っていなければなりません。 計算が停止されていた間に編集された部分に影響を受けるフォーミュラは、 VP RESUME COMPUTING コマンドが実行された時に再計算されます。

例題

ユーザーが計算を停止/再開できるように、フォーム上に 2つボタンを追加します:

計算停止ボタンのコード:

 // ユーザーが情報を入力する間、計算を停止します
If(FORM Event.code=On Clicked)

VP SUSPEND COMPUTING("ViewProArea")

End if
// 計算再開ボタンのコード:
If(FORM Event.code=On Clicked)

VP RESUME COMPUTING("ViewProArea")

End if

参照

VP RECOMPUTE FORMULAS
VP RESUME COMPUTING