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バージョン: 20 R6

VP SET PRINT INFO

VP SET PRINT INFO ( vpAreaName : Text ; printInfo : Object { ; sheet : Integer } )

引数説明
vpAreaNameText->4D View Pro エリア名
printInfoObject->印刷属性を格納するオブジェクト
sheetInteger->シートのインデックス (省略した場合はカレントシート)

説明

VP SET PRINT INFO コマンドは、vpAreaName 引数で指定したエリアを印刷する際に使用する属性を定義します。

vpAreaName には、印刷する 4D View Pro エリアの名前を渡します。 存在しない名前を渡した場合、エラーが返されます。

printInfo には、様々な印刷属性の定義を格納したオブジェクトを渡します。 利用可能な属性の一覧については、4D View Pro 印刷属性 を参照してください。

任意の sheet 引数として、シートのインデックス (0 起点) を渡すことで、印刷するスプレッドシートを指定することができます。 省略された場合はデフォルトでカレントスプレッドシートが使用されます。 以下の定数を使用することでカレントのスプレッドシートを明示的に選択することができます:

  • vk current sheet

例題

以下のコードを実行すると、4D View Pro エリアを PDFドキュメントに出力します:

var $printInfo : Object

// 印刷属性オブジェクトを宣言します
$printInfo:=New object

// 印刷属性を定義します
$printInfo.headerCenter:="&BS.H.I.E.L.D. &A Sales Per Region"
$printInfo.firstPageNumber:=1
$printInfo.footerRight:="page &P of &N"
$printInfo.orientation:=vk print page orientation landscape
$printInfo.centering:=vk print centering horizontal
$printInfo.columnStart:=0
$printInfo.columnEnd:=8
$printInfo.rowStart:=0
$printInfo.rowEnd:=24

$printInfo.showGridLine:=True

// 会社のロゴを追加します
$printInfo.headerLeftImage:=logo.png
$printInfo.headerLeft:="&G"

$printInfo.showRowHeader:=vk print visibility hide
$printInfo.showColumnHeader:=vk print visibility hide
$printInfo.fitPagesWide:=1
$printInfo.fitPagesTall:=1

// 印刷情報を設定します
VP SET PRINT INFO ("ViewProArea";$printInfo)

// PDF を書き出します
VP EXPORT DOCUMENT("ViewProArea";"Sales2018.pdf";New object("formula";Formula(ALERT("PDF ready!"))))

出力されたPDF:

参照

4D View Pro 印刷属性
VP Convert to picture
VP Get print info
VP PRINT