リリースノート
4D v19 R8
4D v19 R8 の新機能: 4D v19 R8 の新機能と拡張機能をすべてリストアップしたブログ記事です。
ハイライト
- グローバルおよびコンポーネントの実行コンテキスト に対してエラー処理メソッドを実装することができます。
- コレクションまたはエンティティセレクションをデータソースとするリストボックスの列で、自動行高 プロパティがサポートされるようになりました。
- ORDA: Support of the roles.json file to define privileges assigned to the session with
setPrivileges()
. - Windows で SDIモードでのアプリケーションモードのテスト をサポート。
- 4D View Pro:
- 表組みにおけるテーマのサポート: 新しい VP SET TABLE THEME および VP Get table theme コマンドの追加、VP CREATE TABLE コマンドにテーマオプションを追加
- 新しい VP Get table dirty rows コマンドの追加
- 4D クラシックランゲージ: doc.4d.com の 新着 ページ。
- 4D Write Pro: doc.4d.com の 新着 ページ。
- 修正リスト: 4D v19 R8 で修正されたバグのリストです。
動作の変更
- HTTP RFC に準拠するため、
HTTPRequestClass.response.headers
プロパティは、すべてのヘッダー名を 小文字で 返すようになりました。 以前と同じふるまいが必要な場合には、新しいHTTPRequestClass.response.rawHeaders
プロパティを使用します。 - 標準アクションが適用されている リンクされているポップアップメニューの付いたベベルボタン で、ポップアップメニューのオプションが選択された場合、その標準アクションは実行されなくなりました。
- Blink (CEF) を使用する Webエリアにおいて、外部スクリプトによって表示されるダイアログは、
setTimeout()
JS 関数から呼び出されていないとブロックされるようになりました。 これは、現在のCEFのアップデートにより、alert()
やprint()
などの関数によって表示されるダイアログが、OS ではなく Web エリアで処理されるようになったためです。WA Evaluate JavaScript
とWA EXECUTE JAVASCRIPT
参照。
過去のリリース
過去のリリースについてはこちらをクリックしてください。
4D v19 R7
4D v19 R7 の新機能: 4D v19 R7 の新機能と拡張機能をすべてリストアップしたブログ記事です。
ハイライト
- データエクスプローラー にリレートデータと計算属性、エイリアス属性が表示できます。
- 新しい FileHandle クラスと、
File
クラスの新しい.open()
関数。 - EntitySelection クラス:
.add()
関数が entitySelection 引数を、.minus()
関数が keepOrder 引数をサポートするようになりました。 - 4D View Pro に新しい表組みコマンドが追加されました: VP Find table, VP Get table column attributes, VP Get table column index, VP Get tables, VP INSERT TABLE COLUMNS, VP INSERT TABLE ROWS, VP REMOVE TABLE COLUMNS, VP REMOVE TABLE ROWS, VP RESIZE TABLE, VP SET TABLE COLUMN ATTRIBUTES。
- コンポーネント名前空間が エクスプローラーに表示 されるようになりました。
- テキストエリアおよび入力フォームオブジェクトにおいて、角の半径プロパティ をサポート。
- 4D クラシックランゲージ: doc.4d.com の 新着 ページ。
- 4D Write Pro: doc.4d.com の 新着 ページ。
- 修正リスト: 4D v19 R7 で修正されたバグのリストです。
動作の変更
標準的なインターフェース (OS のファイルエクスプローラなど) との一貫性を保つため、行の選択/ドラッグ&ドロップに関するリストボックスのルールが変更されました。 連続または不連続の選択行をクリックして移動するだけで、ドラッグできるようになり、Alt キーは不要になりました (ひきつづき以前のように使用することはできます)。 Shift または Ctrl/Command キーが押されている場合、マウスのクリックは押されたとき (マウスダウン) に考慮されます。 リストボックスでのドラッグ&ドロップの詳細については、このブログ記事 を参照し、このHDI 4Dプロジェクト をダウンロードしてください。
4D v19 R7 から 4D の内部ビルド番号が変更されました:
4D v19 R6 (含む) までのリリースは 282xxx の番号です。
4D v19 R7 からのリリースは 100xxx と番号付けされます。
特定の 4Dバージョンは、ブランチ名とビルド番号により一意に識別されます。 ビルド番号は時系列に増加します。
4D v19 R6
- 新しい HTTPRequest クラス。
- コードを呼び出す Collectionクラス関数は、formula 引数として Formulaオブジェクトをサポートするようになりました:
.every()
,.filter()
,.find()
,.findIndex()
,.map()
,.orderByMethod()
,.reduce()
,.some()
,.sort()
- リストボックスのセルは、横方向 および 縦方向 のパディングをサポートするようになりました。
- 4D View Pro: 新しい VP CREATE TABLE と VP REMOVE TABLE コマンドを使用して、シート内のテーブルを操作します。
- Webデータエクスプローラー でリレート属性、計算属性、およびエイリアス属性を表示することができます。
- 4D がデータを収集する理由と方法 について詳細を説明する新しいページ
4D v19 R5
- ビルドされたクライアント/サーバーアプリケーション:
- ビルド時に、プロジェクトの directory.json ファイル を サーバーに埋め込む ことができるようになりました。 これにより、基本的なセキュリティのユーザーとグループ構成でクライアント/サーバーアプリケーションを運用することができます。
- ビルドするアプリケーションで、使用しないモジュールの選択を解除 できるようになりました。
- クライアント/サーバーの最適化: 新しいクラス関数により、ORDAキャッシュと最適化コンテキストの内容を操作することができます。 詳細は、コンテキストの事前設定 および ORDAキャッシュ を参照ください。 > これらの関数は、特定の構成のため、ORDAのデフォルト機能をカスタマイズする必要がある開発者向けです。 ほとんどの場合、使用する必要はないでしょう。
- DataClass クラス: 新しい .getCount() 関数は、データクラスの総エンティティ数を返します。
- 4D View Pro:
- 新しい VP SET DATA CONTEXT、VP Get data context、VP SET BINDING PATH、および VP Get binding path コマンドを使って、データコンテキストを作成し、その内容をシートのセルにバインドすることができます。
- VP EXPORT DOCUMENT と VP Export to object は、データコンテキストの内容をセルの値としてエクスポートするための新しい
includeBindingSource
オプションを受け付けます。
4D v19 R4
- ORDAクラス: エイリアス属性 が利用可能に。
- ループにおける break と continue 文のサポート。
- return 文と、値を返すための return {expression} 文のサポート。
- 複合代入演算子、短絡演算子、および 三項演算子 のサポート。
- コードナビゲーションを改善するため、コードエディター にドロップダウンツールが追加され、コードにマーカーを追加できるようになりました。
- 新しい環境設定: 一般ページの Project ソースファイルにトークンを含める および、メソッドページの クリップボードを表示。
- エンティティを lock/unlock するための新しい REST リクエスト。
- 4D View Pro の章が次の新コマンドとともに追加されました: VP Copy to object, VP MOVE CELLS, VP PASTE FROM OBJECT.
- 新しい SystemWorker クラス。
4D v19 R3
- クラス: 計算プロパティ が利用可能に。
- ORDAクラス: 計算属性 が利用可能に。 計算プロパティと似ていますが、クエリ や orderBy 関数もサポートしています。
- 新しい ORDAデータクラス属性:
exposed
およびreadOnly
。 - ZIPアーカイブ: LZMA および xz 圧縮アルゴリズムをサポート。
- 新しいビルドオプション により、Windows上で Serverアプリケーションに Silicon Macクライアントを組み込むのが簡単になりました。
- macOS で ダークモードをサポート。
IMAP New transporter
,POP3 New transporter
, およびSMTP New transporter
: OAuth2 トークンオブジェクト をサポート。- サーバー管理ウィンドウ のボタンを使って、ログ設定ファイル を読み込めるようになりました。
- 4Dランゲージで 任意パラメーター をより柔軟に扱えるようになりました。
- Webサーバーセッションのデバッグが 4D Server 上で容易になりました。
- 新しい 4D NetKit コンポーネントを使って、Microsoft Graph などのサードパーティーAPI に接続することができます。
4D v19 R2
- 新規プロジェクト作成時に デフォルトの.gitignoreファイル が作成可能
- 新しい
4D.Blob
オブジェクトを扱うための新しいBlobクラスAPI .setText()
におけるデフォルトの改行コード (EOL) の指定とno-bom
のサポート
4D v19
IMAPTransporter クラス: 新しい
.createBox()
,.deleteBox()
,.renameBox()
,.subscribe()
,.unsubscribe()
関数File クラス: 新しい
setAppInfo()
およびgetAppInfo()
関数新しい 4DEACH 変換タグ
Web サーバー: 新しい SameSite セッションcookie 設定
コードエディター環境設定 の新しいデフォルトの Dark および Lightテーマ
Apple Silicon プロセッサー用の ネイティブコンパイル
エンティティセレクション型リストボックスの列で、変数の計算 プロパティがサポートされるようになりました。
新しい包括的な CLI (コマンドラインインターフェース) ページ
4D v18 R6
- EntitySelection クラス:
.average()
,.max()
および.min()
関数は、エンティティセレクションが空の場合には undefined を返すようになりました。 - IMAP Mail, POP3 Mail and SMTP Mail:
authenticationMode
プロパティは OAuth 2.0 を有効化します。 - IMAP Mail: 新しい
.expunge()
および.append()
関数の追加。 - 新しい Web管理 Webサーバーコンポーネント
- 新しい データエクスプローラー インターフェース
- 新しい Web ユーザーセッション および その API
ライブラリの一覧
4D で使用されているライブラリについてはこちらをクリックしてください。
ライブラリ | 現在のバージョン | 更新された 4D バージョン | 説明 |
---|---|---|---|
SpreadJS | 15.2.5 | 19 R8 | 4D View Pro エンジン |
CEF | 106.0.27 | 19 R8 | Chromium 106.0.5249.103 |
OpenSSL | 1.1.1s | 19 R7 | |
libzip | 1.7.3 | 19 R2 | Zip クラス、4D Write Pro、svg および serverNet コンポーネントによって使用。 |
webKit | WKWebView | 19 | |
ICU | 68.1 | 18 R6 | このアップグレードにより、英数字とテキスト、オブジェクトのインデックスが自動的に再構築されます。 |
PHP | 7.3.27 | 18 R6 | |
libldap | 2.4.48 | 18 R2 |